看護師転職大作戦

在職中の転職は計画的に!看護師が仕事をしながら転職活動を進めるコツと流れ

しくじり師長
ローレンロウ

「転職先の内定をもらったのに、病院が辞めさせてくれません。転職先に何と言えばいいでしょうか?」
ふーん、大変だねこりゃ……。
また、『看護師転職お悩みサイト』見てんの?好きだね。
うん!面白いよ。
人の悩みを面白がっちゃダメでしょ……、ってどうなるのかな、この人。

転職で失敗してしまう人の多くは、無計画な転職が原因です。

転職に必要な時間や情報が足りないと、誰かに勧められるがままに決断してしまったり、希望条件を変えざるを得なくなったり、何のために転職かという目的すら見失ってしまうこともあります。

これらはすべて、計画的に転職活動を進めなかったからです。

仕事をしながら転職活動を行うためには、入念な計画が必要です。

転職活動の流れと進め方のコツについてご紹介しましょう。

一度退職してからブランク期間をつくってでもじっくり転職活動をしたい方はこちらの記事をお読みください。

ブランクをあけずに転職するプランの一例

ブランクをあけずに転職する場合は、「転職活動」と「退職の準備」を同時に進めなければなりません。

まず、その一例を見てみましょう。

転職プランの一例
転職活動 退職準備
3か月前 看護師転職サイトに登録する 退職の意思を申し出る
分散して年休を消化し始める
2か月前 希望の求人をピックアップ
転職サイトに問い合わせ(メール・来所)
履歴書・職務経歴書を準備(写真も)
「退職届」を提出する
1か月前 採用試験を受ける
内定をもらう
業務の引継ぎの準備を始める
2週間前 転職先への提出書類の確認
・看護師免許
・住民票記載事項証明書 など
必要であれば、健康診断を受ける
業務の引継ぎを行う
退職日 挨拶回り
手続き(返却と受け取り)

では、ここから具体的な転職活動と退職の準備を見てきましょう。

転職活動の進め方

転職先を探す

転職先を探す方法には次のものがあります。

●おすすめは、看護師転職サイトの利用

看護師転職サイトは、求人件数が豊富で情報が多く、自分に合った職場探しのアドバイスも受けられます。

また、応募先への問い合わせや面接の日程調整などのサポートが受けられることは、仕事をしながら転職先を探す上で大きなメリットです。

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応募する

履歴書、職務経歴書を作成し、応募先に送付します。

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履歴書用と面接用に「志望動機」を考えておきましょう。

採用試験を受ける

面接のほか、作文(小論文)や筆記試験がある場合があります。

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内定を受ける

試験後、1~2週間で採否が決定します。結果通知の方法は、採用試験時に確認しておきましょう。

円満退職の進め方

ブランクをあけずに転職する場合、「仕事探し」よりも「退職」に手こずるケースが少なくありません。

簡単には辞めさせてもらえないんでしょ?
となれば、力づくで……。

違います!転職を成功に導くコツの一つは、「円満に退職すること」です。

円満に!?

退職の理由を考える

退職(転職)の理由は、キャリアアップなどの「前向きな理由」や、家庭の事情など「やむを得ない理由」だけではありません。

むしろ、人間関係や職場の体制、労働条件などの対する「不満」が、本当の理由です。

しかし、こうした「不満」を理由にするのは賢い方法ではありません。

なんで!?

「不満」を退職の理由にすると、引き留めに合いやすいからです。

「人間関係がうまくいかないのは、自分自身に問題があるのでは?」と言われたり、「今のあなたの立場では、そのように思えてしまうけど、もう少し経験を積めば……」など、時間や条件が変わることを理由に引き留められてしまいます。

退職の意思を申し出る

引き留めを上手くかわし、円満に退職できるように、伝え方のコツをつかんでおきましょう。

  • 相手(看護師長)の忙しい時期、時間は避ける
  • 相談やお伺いではなく、「決定事項」として伝える
  • 不満は言わず、前向きな気持ちを伝える

大切なのは、相手が「聞く姿勢」をとる条件を作ることです。

立ち話や、ほかの話のついではなく、時間をしっかりと確保してもらい、最後は時間を取ってもらったことへの謝辞で締めくくりましょう。

はい、やってみましょう。

今日は、時間を取って話を聞いていただき、ありがとうございました。

OKです!

年休を分散消化していく

年休がたくさん残っていても、退職時にまとめて取れないこともあります。

職場には、忙しい時期を避けて年休を取るように調整する権利(時季変更権)があります。

退職者が重なる年度末などは、年休の消化は難しくなるため、前もって分散して消化することを考えておきましょう。

「退職届」を提出する

職務規程で定められた期日(1か月または2か月前のところが多い)に「退職届」を提出します。

「退職届」の書き方は、職場のフォームまたは、一般的な書き方を参照しましょう。

書き直しは厳禁です。書き直しのために、期日に提出できないことにならないよう注意しましょう。

業務の引継ぎをする

退職することが、職場で正式に発表されてから引継ぎを行います。引き継ぎは、口頭での説明だけでなく、手渡しする資料を準備しておきましょう。

ここで大事なのは、自分が退職した後のことを、あれこれ指示しないことです。また、退職が正式に発表される前に「退職の予定」を言って回ることも控えましょう。

そうね。あれって、いい感じしないもんね。
そうなの?
「辞める人は関係ないでしょ~」とか、言われるかもよ。
こわっ!

そのほか、退職日にすること

●挨拶まわり

所属の部署だけでなく、各関係部署に退職の挨拶をしましょう。勤務時間内の場合は、業務に支障のないよう、手短に済ませましょう。

●貸与品の返却

職場から貸与されているものを退職時に返却します。

  • 健康保険証
  • 社員証
  • ユニフォーム
  • 名刺

職場で作成した業務や勉強の資料は職場に帰属するものなので、持ち出しはできません。職場で処分するようにしましょう。

●必要な書類の受け取り

退職時には、次の書類を受け取ります。

転職先への提出が必要な書類もあるため、きちんと管理しておきましょう。

  • 雇用保険被保険者離職票-2(後日送付)
  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳(職場預かりの場合)
  • 源泉徴収票

内定をもらったのに、退職させてもらえない!?

辞めさせたくなくて、退職届を受けらない、なんて話も聞くんだけど、どうしたらいいの?

はい。こうした問題なケースがあるようですね。

実は、民法上、「退職届」は提出して2週間で効力が発生します。

つまり、提出してしまえば、2週間後以降は、勤務する必要はなくなります。

でもさ、受け取ってもらえなかったらどうするの?

手渡しでの受け取りを拒否された場合は、内容証明郵便で郵送という手段があります。

しかし、ここまでやるのは稀なケースでしょう。

退職でここまで揉めないように、事前の申し出の段階から「円満退職」を進めていきましょう。

ブランクをあけずに転職する場合は、時間も気力も限りがあります。

退職に手こずって転職活動に支障をきたさないよう、円満退職を目指しながら転職活動を行いましょう。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。