看護師転職大作戦

インシデントが怖いなら!看護師が入る保険の種類と必要性について

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ゆるゆるママナース
yumi

この間サ、検査前の患者さんの入れ歯が無くなったって大騒ぎになって冷や汗かいたよ~
で、あったの?
うん、ティッシュにくるんでかばんに入っていた…
よかったわね…患者さんの私物が無くなったら弁償ものだものね。

みなさんも、患者さんのもの無くしそうになってヒヤヒヤしたことがありませんか?

もの無くすだけじゃなくて、いつか事故が起こったら心配。
みかん、あり得る…

心配なのは『みかん』だけではありません。時代の変化とともに、医療従事者、特に看護師個人が訴訟の対象となるケースが増えてきています。

怖いよ~

『みかん』のように「怖くて心配だなあ」と思う看護師も、「私は几帳面だから大丈夫!」という看護師も、知っておいた方が良いのが保険のこと。

保険のことってわかりにくくて面倒だからつい後回しにしちゃうわ…

その気持ち、分かります!保険って垣根を超えないと知ることが出来ない雰囲気ありますもんね。

それはオーバーじゃないの…

オーバーと思う人にも思わない人にもこの記事では、看護師が安心して働くためにお勧めの保険を分かりやすく、ご紹介していきますね。

保険アレルギーの方、必見です!

なぜ、看護師に保険が必要なの?

患者さん・利用者さんとのトラブルに備える

インシデントの研究でよく言われることですが、「人はエラーをする生き物」です。

看護師になってから一度のインシデントも起さず定年を迎える人などいないのではないでしょうか。

いたら怖いよ。ロボットじゃあるまいし。
そんなこと言う前に、みかんはもうちょっと慎重になりなさいよ。
まあまあ…でも、医療行為をしたり、利用者さんのケアをするということは、そこにミスがあれば訴訟のリスクがあるってことなのよね。

そのとおりです。看護師は医師の指示に基づいて医療行為をしますが、実際に看護師個人が訴えられるケースも増えてきています。

    過去には

  • 看護師が、医師から指示された薬と違う種類の薬剤を患者に投与し、患者が死亡。
  • 患者の爪切り後、患者の足から出血。傷害罪に問われる。
  • 患者への説明時に精神的苦痛を受けたとして看護師が起訴される。
  • 血液型が異なる輸血を投与し、その後患者が死亡。
  • 等の例があります。

物損事故に備える

病院の医療機器は高いものがいっぱい。大抵は病院が保険に入っているので医療機器の損害はその保険でまかなえます。

看護師が壊してしまう恐れがあるのは患者さんのものです。

  • 入院患者さんの床頭台に置いてあった眼鏡を、落として踏んでしまった。
  • 患者さんが仕事で使っていたパソコンを落とした。
  • 検査時に患者さんの入れ歯を外し、無くしてしまった。
どれも高そうね。
入れ歯ってなくなりそうだよなあ…
どのケースも自分に起こりそうな気がしてきた…

しかし、怖がっても「医療行為をしない」「患者さんと関わらない」という訳にはいきません。不安を感じながら働くなんて、ストレスですよね。

仕事をするうえで間違いは無い方が良いに決まっていますが、絶対にしないとは言えません。保険は看護師が安心して働くために必要なのです。

看護師の保険にはどんな種類があるの?

商品名は、どこの会社も「看護師賠償責任保険制度」と呼んでいます。会社により、保険料や補償額が異なるのが特徴ですね。

どの保険も「日本国内の医療行為・保健指導」などに対して保証されますが、美容に特化したクリニックのお仕事は保障されません。

美容クリニックは訴訟が多いもんね
高所作業をする人が傷害保険に入りにくいのと同じかもね。

日本看護協会

損保ジャパンなどが引受会社となり、代理店を日本看護協会とする保険です。保険加入には、看護協会の会員であることが条件。

あれ?あたし看護協会更新したっけ?忘れちゃった…

看護協会未加入者が、保険加入をきっかけに再加入することも多いんですよ。

日本看護協会保険
保険料 3700円/年
対人保障 5000万円/1事故
対物保障 50万円/1事故
人権侵害 50万円/1事故
初期対応 250万円/1事故
看護協会の保険は、相談窓口に看護師を配置しているんですって。
同じ職種の人に話を聞いてもらえるのは心強いね。

その他・民間保険会社

代理店は民間の会社がなり、損保ジャパンなどが引受会社となっています。

損保ジャパン
保険料・看護師・保健師 5210円/年
対人保障 5000万円/1事故。
保険期間中1億5000万まで
対物保障 20万円
人権侵害
(オプション)
100万円
初期対応
(オプション)
300万円
東京海上火災
保険料 5640円(団体加入は3340円)/年
対人保障 1億円/1事故(保険期間中3億円まで)
対物保障 100万円
人権侵害 1億円(保険期間中3億円まで)
初期対応 500万円
保険ってどこ入って良いのか分かんないのよね。
それでつい面倒で放置…

面倒な方に入りやすいのは看護協会の保険ですね。私も以前の職場に定期的に加入の案内のチラシが来ていました。

「私、性格が天然だし、書けばいいだけなら入る」と、加入している同僚もいましたよ。

民間の保険は、自分で窓口にコンタクトをとらないといけないのですが、保証が手厚いんですよね。

入りやすさをとるか、手厚さをとるか、それが問題だ…
とか言って時間だけがどんどん過ぎることは辞めなさいよ~
う・うん…

時代の変化で訴訟のリスクがアップ

一昔前、患者さんにとって医療従事者は自分より上の存在だと思う方が多く、争う相手ではありませんでした。

でも、今は立場は患者さんの方が上よ。
うん、病院でも患者さんから「こっちは客だよ」と言う態度を感じるわ。

二人の言う通りです。また、医療の問題に限らず、訴訟そのものも身近なものとなり、患者さんにとって訴えることへのハードルが低くなっているのです。

そんな中で「医療行為をする・介護をすること」は残念ですが、看護師にとってリスクを抱えているのと同じ…。

リスクに備えるには準備が必要。保険に入ることはリスクに対しての武装にもなるんです。武装して仕事すると言うのもどこか虚しさがありますが。

少しでも不安を感じずに働くために、保険に入ることも考えてみてはいかがでしょうか。

★転職活動は早めに始めておこう!
  • 今の職場に不満や悩みがある
  • 今の職場に不満はないけど、もっと良い条件で働けるなら転職もアリだと思ってる
  • 今の職場で長く働き続ける自信がない
  • いつかチャレンジしたい転職先がある
こんな思いを抱えている看護師さんは、今すぐに転職活動を始めることをおススメします!

求人に応募することだけが転職活動ではありません。

「求人を見る」「転職市場の傾向を捉えておく」「知らない職場や働き方に関する情報を集める」、これも立派な転職活動。

早めに動き出して多くの情報を持っておけば、本格的な転職活動を始めたときに有利に立ち回ることができるし、転職の土台を作っておけば、心や体に限界がきて動き出せなくなるというリスクを回避できます。

そして、そのような転職活動を誰でも気軽に始めることができるのが、看護師転職サイトというサービスです。

「看護師転職サイトって何?」って人のためにざっくり説明すると…
  • 看護師に特化した転職支援サービス
  • すべてのサービスを無料で利用できる
  • 転職が未定の人でも情報収集に使える
  • 求人数がとても多い
  • 病院以外の求人も見つかりやすい(企業、教育機関、保育施設、イベント関連 etc.)
  • 登録者限定の非公開求人には好条件のものが多い
  • 転職活動をトータルサポートしてもらえる
  • 担当のアドバイザーになんでも相談できる
ただし、どの転職サイトでも良いってわけではなくて、マイナビ看護師のような、実績があって信頼できる転職サイトを使わないとダメなのよ。
というわけで、こちらのページ看護師転職サイトのサービス内容看護師転職サイトの最新ランキングを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。