看護師転職大作戦

本気でキャリアを考えるなら転職もアリ!看護師のキャリアアップの方法とは

しくじり師長
ローレンロウ

ナニナニ「・・・転職しようとしても、キャリア不足と評価されてしまいます」
ん?キャリア不足?なんのこっちゃ?
また転職サイト見てる。どうしたの?
キャリア不足って何?
そりゃ、キャリアが不足してるってことよ。
・・・。
キャリアって「経験」ってことだから、「経験不足」ってことじゃない?
そっか!じゃ、「経験不足」って書けよっ!分かりにくいじゃん!

たしかにそうですが、転職に関してはもっと深い意味があるんですよ。

例えば、「転職でキャリアアップを目指そう!」というような煽り。あれは、「転職で経験を増そう!」ってことでしょうか?

そうでしょ?いろいろな技術とか知識を身につけよう!ってことでしょ?

技術や知識を身につけることがキャリアアップですか?スキルアップとは違うの?

もー!それが分んないから聞いてんのに!

ハイハイ、分かりました。

実は、看護師の転職では「キャリア」を考えたほうがいい理由があるんです。

今回は、看護師のキャリアアップと転職について詳しく解説しましょう。

キャリアアップとは

キャリアとは、経験や経歴、特に職務経歴を意味します。

キャリアアップとは、これらがアップすることですね。

そのまんまやないかい!
ないかーい!

ちなみに、キャリアアップとスキルアップの違いを簡単に言うと、
経験を高めること(キャリアアップ)と能力を高めること(スキルアップ)の違いです。

一般的に仕事のキャリアアップとは、

  • 仕事の範囲が広くなる
  • 仕事の専門性が高くなる
  • 仕事の裁量が大きくなる

を指します。

特に、職場においては

  • 専門の役割や役職の仕事に就くこと
  • 給与の高い仕事に就くこと

をキャリアアップと言います。

では、看護師のケースで見てみましょう。

看護師のキャリアアップとは

新人→プリセプター→チームリーダー

新人として就職した看護師も、やがてプリセプターやチームリーダーの役を担うようになりますよね。

これは、仕事の範囲が広くなり、専門性や裁量もやや大きくなるキャリアアップの一例です。

ただし、ほとんどの職場では、これらの役割に対する給与アップなどの報酬はありません。

看護管理職に昇進する

さらに経験を積んだ看護師が、主任や、師長、看護部長などの看護管理職に昇進する場合があります。

これも、仕事の範囲がグッと広くなり、専門性や裁量も大きくなるキャリアアップの例です。

しかも、その役割に対しては「管理職手当」などの報酬があります。

専門資格を取得し、それを生かした仕事に就く

もうひとつのケースは、専門看護師や認定看護師などの資格を取得し、その分野の専任または専従で仕事を行うものです。

これは、仕事の専門性が非常に高くなり、その分野における裁量も大きくなるキャリアアップです。

ちなみに、専任や専従の役割に対する報酬は、職場によってまちまちです。

ザックリまとめると、仕事の範囲や役割、裁量が大きくなり、その評価が給与や処遇に反映された状態をキャリアアップといいます。

「専門分野の資格を取った」とか「ベテランと呼ばれるようになった」だけでは、キャリアアップとは言いません。

看護師の転職とキャリアの関係

「看護師の転職ではキャリアを考えたほうがいい」、と言いましたが、それは、キャリアの重要な概念のひとつが「転職市場での価値」だからです。

転職市場での価値?イチバ?

いや、シジョウと読んでください。

つまり、キャリアがアップすると、転職市場での価値もアップし、良い条件で転職できるようになる、ということです。

看護管理職経験者とか、専門資格がある人のほうがいい条件で転職できるってこと?

それもあります。

しかし、看護師の転職とキャリアの関係は、これだけではありません。

キャリアアップとは、5年後、10年後にどういう働き方をしていたいかを考え、必要なキャリア(経験)を積んでいくことです。

その中で、同じ職場で働き続けるだけでなく、転職したほうがいいという判断に至ることもあります。

つまり、キャリアアップのために転職する、ということもアリなんです。

キャリアアップのための転職

キャリアアップのための転職とは、前の職場よりも、仕事の範囲、専門性、裁量の大きな仕事に就くことを目指した転職です。

  • 専門性の高い仕事ができる職場
  • スキルアップや資格取得の教育体制が整っている職場
  • スキルや資格に対する給与評価がある

などが、キャリアアップできる職場です。

キャリアアップを考えて転職する場合は、自分が目指す方向(キャリア形成)と、転職しようとする職場の仕事内容やキャリア支援の体制が合っているかをしっかりと見極めましょう。

転職しただけではキャリアアップにはならない

一見、キャリアアップしたように思う、次のような転職について考えてみましょう。

●中小病院→大病院への転職

大学病院に転職することはキャリアアップじゃないの?

転職しただけではキャリアアップではありません。

アップしたのは『みかん』のキャリアじゃなくて、病院のランクです。

そこまでは言いませんが、大病院で専門的な看護を身につけたり、役割や役職に就くことを目指した転職であれば、将来的にキャリアアップにつながるでしょう。

ただし、大病院に転職したからといって「キャリアアップした」と安堵していたら、何も身につきませんよ、ということです。

そうね。大学病院っていろんな資格持ってる看護師とか多いから、自分もその人達と同じレベルと思ってしまう人もいるもんね。
とんだ勘違い野郎よね。
・・・にならないように、頑張ります。

●介護施設→医療機関への転職

仕事内容の医療の専門性は高くなりますが、それはキャリアアップではありません。

介護と医療は異なる専門性があり、むしろ「キャリア転換」と考えるべきでしょう。

でも、病院→介護施設はキャリアダウンじゃないの?

これも異なる専門分野へのキャリア転換と考えるべきです。

ただし「医療行為が少ない」「仕事が楽そう」というイメージだけで、介護施設に転職すると、病院での経験が生かされず、結果としてキャリアダウンとなります。

キャリアダウンと言われる転職もあります。

経験が評価されない職場への転職

  • 経験年数が100%評価されない
  • 保有している専門資格に対する評価がない
  • 看護師も准看護師も同じ処遇

や、専門性や裁量が小さい仕事への転職

  • パート・アルバイトとしての転職
  • 医師の裁量が大きいクリニックや個人病院への転職

は、キャリアダウンとなります。

しかし、転職は「キャリア」だけで考えるものではありません。

ライフワークバランスを考えて、キャリアよりも重視したいものがある転職もあります。

キャリアを生かした転職をする

最後にもう一度、話をキャリアに戻しますね。

すでに生かしたいキャリアがある人は、それを生かした転職をしましょう。

ミスマッチは最大のミス!

生かしたい経験や能力、資格があっても、求人のすべてがそれを求めているわけではありません。

転職したけど、キャリアが生かせなかった・・・ってことにならないようにしましょう。

●看護師転職サイトの活用

生かしたいスキル、経験を明確にし、希望の業務や役割、役職、給与や処遇などの希望条件を、看護師転職サイトのコンサルタントに相談しましょう。

特に、管理職や専門の役割を担う看護師の求人は、「非公開求人」として募集されるんですよ。。

なんで?
大ぴらに求人を出すと、「あの病院、師長が辞めるなんて、なんかあったな」ってなるじゃん。
そっか。

ま、それもありますし、転職サイトのコンサルタントは「この人だったら採用間違いなし!」と思う人に「非公開求人」をおすすめします。

看護師は、キャリアアップのために転職を選ぶことがありますが、その場合は、職場選びが非常に重要であることを知っておきましょう。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。