看護師転職大作戦

一般診療科から精神科へ転職したい方へ!仕事・給料・働き方の違いをまとめました。

来世は犬になりたい元ナース
シバタダダ

わたしたち、一般診療科の経験も長くなってきたよね
そろそろ他の科の経験もしてみたいかも〜
そうね。いろいろな診療科を経験するのはキャリアアップにもなるからね
でも実際、転職するならどんな診療科に移ればいいんだろう?

みなさんこんにちは!一般診療科から転職を考えているならば、精神科への転職はどうですか?最近、メンタルヘルスに対する関心がぐんぐんと高まっていますよね。

確かにね。なんてったってストレス社会ですから。毎日一杯でもやってないと発散できないし!
『れもん』はいつも飲み過ぎワニャン!
精神科への転職って残業が少ないから、既婚者には働きやすいって聞いたことがあるわ。実際どんな感じなのかしら?
精神科って興味はあるんだよ。でもね、うまくやってけるかちょっと自信がないなあ・・・

『ゆず』さん、『みかん』さんの疑問はごもっとも!じゃあ、まずは一般診療科と精神科の違いについて知っておきませんか?

今回は一般科と精神科の違いについて「仕事・給料・働き方の違い」にスポットを当てて簡単にまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

精神科の看護師と一般診療科の看護師の仕事内容の違い

一般診療科の場合、体の不調の治療のため来院される患者さんがほとんどです。看護師の仕事は治療がスムーズに受けられるよう治療の補助、患者に対する看護を行いますよね。

そうね。たとえば採血・注射や医師の介助なんかがそうかしら?
「看護師さんの仕事」って言えばみんなが想像するようなことだよね

でも精神科の場合、患者さんは精神症状に振り回されて日常生活が送れていなかったり、セルフケアが十分でない場合がほとんど。

精神科看護師はまず治療が確実に進められるよう患者さんの安全を確保することが重要になります。

その上で、患者さんの変化を見逃さないように観察し、じっくりと関わりを持ちながら最終的には日常生活復帰や自立支援を目指します。

たとえばどういうこと?

そうですね。精神症状のために意志とは関係なく行動が止まってしまう患者さんの場合、食事介助やトイレ見守りなども必要ですし、入浴介助も必要になってくる、といった具合ですね。

一般診療科看護師は看護技術やアセスメント能力が武器ならば、精神科看護師は観察力とコミュニケーション能力が武器なのです。

コミュニケーションと観察力が武器ってなんだかカッコイイ!!
デキる女、って感じがするわね!
まとめ:一般診療科は治療補助と看護に対し、精神科は日常生活復帰や自立支援のための看護がメイン

精神科の看護師と一般診療科の看護師の給料の違い

給料のことは最重要事項よね!
精神科って一般診療科に比べると特殊でしょ?お給料もそれなりにいいんじゃないかしら?

みなさんが一番気になるお給料についてですが、一般診療科と精神科では大きな給料の差はないのが実情なんです。

だいたい月給25〜30万ぐらいのところが多いようです。

え〜〜っ!!精神科勤務するならガッポリ貯めてとにかく遊びまくろうと思ってたのに・・・
いや、無理でしょそれ

でも実は、精神科って医療機関によって給料設定がまちまちなんです。

一般診療科よりも精神科の給料を高目に設定している医療機関もありますし、精神科勤務者に「危険手当」がつく場合もあります。

とある総合病院の精神科で働いていた私の場合ですが、毎月危険手当が支給されていました。が、なんと月額400円ほどでした。

危険手当が月400円!スタバコーヒーはギリギリ買えてもフラペチーノはだめだね・・・
なぜスタバで換算する?
とにかく、精神科の給料は病院によりけりってことだから、事前によく調べておかなきゃ!

精神科認定看護師など取得した場合、病院によっては給料が多少上がる場合もあると聞きますが、これも病院によりけり。

『れもん』さんの言うとおり、転職前に十分なリサーチが必要ですね。

まとめ:一般診療科看護師と精神科看護師の給料はほぼ同じ。ただし病院によって例外もあり

精神科の看護師と一般診療科の看護師の働き方の違い

働き方の違いは、外来勤務か病棟勤務かにより状況は変わってくると思うのですが、まずは一般診療科の病棟勤務について考えてみましょう。

一般科の場合、急変などイレギュラーな事態が起こると残業や時間外勤務になることがあります。その点、精神科はほとんどがルーチンワークのため、残業や時間外勤務は少ないといわれています。

でもこれって、精神科慢性期病棟の場合のみに言えることなんです。

精神科慢性期ってことは、病状がある程度落ち着いている場合や、退院を目指している場合よね

『ゆず』さん、その通りです!

精神科救急(スーパー救急)や精神科急性期を扱う病棟、または身体的疾患を合併症に持つ精神科患者の看護をしている場合、患者さんの状況によっては時間外勤務になることが多いのです。

「精神科だから残業がなくて楽」というのは一部のみだっていうことを覚えておいてくださいね。

まとめ:精神科救急(スーパー救急)や精神科急性期病棟、精神科患者が身体的合併症を持つ場合の看護などは残業や時間外勤務がある。精神科慢性期病棟の場合は残業や時間外勤務が比較的少なめ。

一般診療科の経験は精神科転職に役に立つ!

なんとなく、一般診療科と精神科の違いが見えてきたわ
でもさあ、やっぱり精神科って難しそう!わたしって一般診療科の知識しかないから役に立たないかも?
転職しても、精神科の専門知識がないから周りに迷惑かけそうで気が引けるのよ・・・

そうそう、そうなんです!よく「精神科は専門知識がないから一般診療科の経験しかない場合は転職が無理なんじゃないか」っていう声を聞きます。

でも、一般科の経験があるからこそ、精神科でもバリバリ活躍できるんですよ!

本当に?それってどういうことなの?

たとえば、精神科の患者さんで身体症状を訴える場合が時々あるのですが、その症状が精神的なものから来ているのか、はたまた本当に体調が悪いのか判断が付きづらいことがあります。

そんなときは、一般診療科経験のある看護師さんの経験に基づくアセスメント能力が本当に頼りになるんです!

へえ〜〜、そうなんだ!

また、最近は精神科でも身体的合併症を持った患者さんの入院が増えています。精神科でもサーフロー(留置針)挿入や採血、注射、心電図モニター管理などは今や珍しくないですし、時には急変時の対応を迫られることもあります。

そのため、一般診療科経験がある看護師さんはスタッフの中にぜひ居てほしい存在なのです。

実際、私も精神科病棟で人工呼吸器管理を担当した経験があるのですが、新卒からずーっと生え抜きの精神科ナースだったので、呼吸器の知識がなくってめちゃくちゃ怖かったんですよ。

でも、スタッフの中に呼吸器内科病棟経験がある先輩がいたので、ほんとうに助かりました!先輩から後光がさして見えるほどでした(笑)

そうだったんだ〜!
でも、精神科専門知識がない一般診療科の看護師って、精神科で働いても困ることはないの?

精神科の基礎知識、科独自の看護技術、コミュニケーションのとり方、接遇などは後からでもいくらでも覚えられます。

なんていっても精神科はチーム医療を大切にしているので、フォロー力は抜群です!安心してくださいね。

一般診療科から精神科への転職は難しくない

今回は一般診療科と精神科の違いについて比較してみましたが、どうでしたか?

精神科への転職って思っていたよりも難しくなさそうね
一般診療科の経験が活かせるって、むしろ好条件じゃない?

そうなんですよ!一般診療科の経験は精神科への転職に大きなメリットとして働きます。

私の場合、新卒から5年間精神科病棟にいました。しかし正直なところ、いくら精神科看護が大好きでも最初は一般診療科から経験を積みたかったのが本音です。その点、皆さんはすでに一般診療科の経験がおありなので、精神科に転職しても十分にやっていけると思いますよ。

まずは今回の記事を参考に、精神科がご自分のキャリアや希望する勤務形態に合っているか考えてみてくださいね。

とくに転職する際は事前リサーチが大切です。病院見学をして実際に確かめてみたり、転職サイトを積極的に活用してみたりするのもいい方法ですよ。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。