看護師転職大作戦

給料は安いのに仕事がきつい!ブラック病院を脱出してホワイト病院への転職のススメ

しくじり師長
ローレンロウ

ねぇ、「ブラック企業」とか「ブラックバイト」って聞いたことある?
今頃!?
みかんちゃんは、ホントに世間知らずね。「ブラック病院」もあるのよ。
なにそれ!ブラックジャックがいるの?ワクワクするじゃん!
いないよ!ま、資格がない医者がいるかもしれないけど・・・。

はいはい。今日はブラック病院の話題ですね。

ブラック企業とは、劣悪な労働環境や違法スレスレの働き方を強いる「アブナイ職場」を指しますが、病院にも似たような職場があり、通称「ブラック病院」と呼ばれています。

ブラックジャックは・・・?

いません!

ブラック病院といっても、一見してそれと分かるところばかりではありません。

ナースはつらいよ」のライターさんに、「自分の職場はブラック病院かも…と思ったことはありませんか?」のアンケートを行ったところ、ブラック病院の傾向が明らかになりました。

特に多かったのが、「残業や労働時間に関すること」「休日がもらえない」こと、さらには「給料に関すること」です。

今回は、ブラック病院のこの3つの問題点と、ブラック病院を脱出してホワイト病院に転職する方法をご紹介しましょう。

ブラック病院の3つの問題点

ブラック病院は、労働時間の管理がいい加減!?

ブラック病院は、残業が多く、何かと理由をつけて「それは残業に該当しません」といわれ、残業代が支払われない傾向があります。

「タイムカードがなく、どのように出退勤の管理がされているのか分からない」「忙しくて休憩時間がまったくとれない」などの問題もあります。

また、出産や育児に対する制度はあっても、実際に時短勤務や夜勤免除などの対応がとられることはなく、産前や育児中の看護師には、とても働きにくい職場です。

ブラック病院は、休みがもらえない!?

普通の病院では、年間〇日という決まった休み(公休)があり、これに加えて有給休暇(年休)をとることができますよね。

しかしブラック病院では、年休はおろか、公休を自分の希望に合わせてとることもできません。

このほか、

  • 急な人手不足により、公休も消化できず翌月以降に繰り越す
  • 夜勤明けの次の日に日勤が組まれる
  • 8連勤以上がある

などのハードなシフトがあたりまえになっているところもあります。

ブラック病院は、給料が安い!?

ブラック病院では、もともとの基本給が低かったり、加算される手当がない、もしくは少ないなどの問題があります。

さらに、

  • 給与からナゾの積み立てが勝手に行われている
  • 本来病院が負担すべき「研修費」や「弁償金・保証金」などが天引きされる

などはブラック病院の特徴のひとつです。

また、普通は病院の看護師にはノルマはなく、給与に成功報酬はありません。

しかし、美容クリニックのように自由診療の医療機関ではノルマが課せられるところもあり、「働きが足りない」という理由で、不当に給料がカットされる実態もあります。

こんなの違法じゃん!こんな病院を野放しにしておいていいの!?
そーだ、そーだ!総理大臣出てこい!
いや、まずは厚生労働大臣を締め上げよう。

イヤイヤ、ちょっと待ってくださいね。

国は病院を野放しにしているわけではないんですよ。

病院は、適切な医療が行われているか調査を受けることが義務づけられています。

  • 医療監視:保健所が毎年行う調査 すべての病院が対象
  • 行政指導:厚生局や都道府県が不定期に行う調査
  • 監査:行政指導で改善が見られない場合に行われる調査

これらの行政が行う調査のほかにも、病院機能評価・ISO(品質保証機構)評価があります。

こうした第3者評価に積極的に取り組む病院は「ブラック病院にはなりにくい」傾向があります

ブラック病院ではない病院に転職しよう!

このような問題があるブラック病院への転職は避けたいですよね。

でも、外からはブラック病院って分からないんでしょ?アッペは匂いで分かるの?
分かるワニャン!「働きやすい病院」はいい匂いがするワニャン。

はい、では「働きやすい病院」の匂い、ではなくて特徴を見てみましょう。

求人情報で分かる「働きやすい病院」の特徴

●勤務条件が詳しく記載されている

求人情報の、「勤務時間」「休日」「平均の残業時間」などが、詳しく記載されているところほど「働きやすい病院」です。

「週休2日」という記載には注意が必要です。

実際は「月に1回だけ週に2日の休みがある」というケースでも「週休2日」と表記されます。

「完全週休2日」「年間休暇日数〇日」「半日勤務なし」など、詳しく記載されているか確認しましょう。

●給与が相場相応

求人情報の給与は、基本給が記載されています。

このほか、

  • 各種手当の名目や金額
  • 退職金制度、交通費、住宅手当などの有無と支給要件

がきちんと書かれていることを確認しましょう。

ところで、給料は高いほうがいいと思いますか?

そうに決まってるじゃん!高ければ高いほどいいのは、プライドではなくて給料よ!

あ、ある意味名言ですが、給料についてはそうではないかもしれません。

一般企業では、給与が異常に高いところは「ブラック企業」として警戒されています。

病院の場合も、相場と比べて以上に高いところは「何らかの問題がある」のかもしれませんよ。フフフ・・・。

ナ、ナニ企んでるの!?

あ、スイマセン。

企みついでにもうちょっと。求人情報では分からないこともお伝えしておきましょう。

求人情報では分からないこともある

看護師同士の人間関係は、なかなか外側から分かるものではありません。

どんな看護師が働いているのか、患者さんの評判、看護師の定着率、看護師の教育体制なども「働きやすい病院」の重要な要素ですが、求人情報でこれらの実態を知ることはできません。

「働きやすい病院」探しには、看護師転職サイトがお勧め

ブラックではない「働きやすい病院」への転職では、看護師転職サイトを活用してみましょう。

担当コンサルタントならではの貴重な情報や、冷静な立場としての転職アドバイスを受けることができますよ。

特に、病院の内部事情をくわしく理解している大手のマイナビ看護師のような転職サイトがおすすめです。

公式サイトはこちら

働きやすい病院に採用されるためには

今「ブラック病院」にお勤めのあなたが、「ホワイト病院」に採用されるために、ぜひ知っておいてほしいことがあります。

採用面接時には、ブラック病院の不平不満は言わない

言いたくなる気持ちは分かりますが、不平不満を言うと、「またここでも同じ不満を持つのでは?」と思われてしまいます。

面接時には、前向きな気持ちで転職を考えていることを伝えましょう。

自分の希望や都合ばかりを主張しない

勤務時間や残業、夜勤の回数、給与などの希望を主張しすぎないようにしましょう。

転職後、仕事に慣れるまでは残業が多くなってしまうこともあります。また給与も実際の仕事ぶりを見て評価されることもあります。

自分の希望だけでなく、病院の状況に柔軟に対応していくことを伝えましょう。

「やりたい看護」をアピールしよう

転職はブラック病院で失ってしまった「やりがい」を取り戻すチャンスです。

自分の経験や能力や技術、性格的な長所などをどのように役立てたいのか具体的にPRしましょう。

ブラック病院ではお金や時間だけじゃなくて、やりがいも失ってしまうのね・・・。

そうですね。

働きやすさは、給料や労働時間などの雇用条件だけではありません。

看護師としてのやりがいも「働きやすさ」においては重要な要素のひとつということを、忘れないようにしましょうね。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。