看護師転職大作戦

地方に引越しで転職は要注意!?地元の看護師が多い病院で働くことの大変さ

心電図とアラームに敏感!
mau

私の学生時代の友達のご主人が、地方に転勤になっちゃったんだって
わー、どうするの?ナース辞めるの?
仕事は続けたいみたいだから、また新しい土地で探すみたい!
地方で転職も大変だよね…

転職の可能性のある男性と結婚したら、地方への転職も視野に入れなければいけませんよね。

病院は地域によって、特有のカラーが出ます。

そうそう!特に、地元の看護学校を出て、そのまま就職するナースが多い施設ね

もともと知り合いであることで、団結力が強く、外部から入りづらい雰囲気を感じることも…

地方の施設は、だいたい患者さんとの距離も近いです。

患者さんと気軽にタメ口で話していたりとか

仕事を覚えるよりも先に地域になじむ必要がありそうです。

そのほか、地方の病院に転職したナースには、どのような悩みが多いのでしょうか。

また、ぜひ知っておいてほしい「地方で勤務するための心構え」などについてもお教えします!

地方勤務が決まった!都会と地方の病院の違いとは?

地方勤務が決まったら、何が心配ですか?

今まで都会に慣れている方であれば、車社会であることや、お店が少ないことに戸惑うかもしれません。

それぞれの地域によって、地域性が異なりますよね。

病院に関しても、同じです。

地方の病院は、都会の病院と比べると次のような特徴があります。

  • 給与が安い
  • 福利厚生がしっかりしていない
  • 情報が古い
  • マンパワーが足りなくても、三次救急まで受け入れている

極端な表現かもしれませんが、分かりやすく言うと、この4つが地方の病院の特徴であると思います。

それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。

給料が安い

まず、大きいのは給与面

厚生労働省が行っている「賃金構造基本統計調査」を見ると、全国的にもやはり年収は東京都が最も高いです。

逆に年収が低いワースト3は、宮崎県岩手県沖縄県

最も高い東京都と、低い宮崎県の差はなんと「138.5万円」!

恐るべき数字だわ
これが20年を超えると家が買えるね…

数字にするとすごく差が出ますよね。

業種別ではないので、厳密に言えば差は出るかもしれませんが、求人を見てみてもその差は明らか。

ハローワークのインターネットサービスで検索してみても、東京都はパートの時給が最低でも1500円からです。

平均的には、1800円のところが多いのではないでしょうか。

私が現在住んでいる地域では、一番安いところで1120円の病院で、それでも「安いなぁ」と感じていました。

以前は、都市部のクリニックで1400円でしたからね。

ですが、宮崎県ではパートのナースの時給が、800円のところも!

えぇっ!すごい差があるね

今まで2000円近くの時給をもらっていたナースが、急に800円になったら戸惑いますよね。

モチベーションを保てるかどうかが大きな課題となりそうです。

金銭面の不安に関しては、地方は物価が安いので、それほど心配しなくてもいいのかもしれませんが…。

都会では、もらう金額が多い分、出ていく金額も大きいわよ
結局それほど差が大きくないかもしれないわね

福利厚生が悪いところも

比較的、ナースの福利厚生は整っています。

あって当たり前と感じている人も多いかもしれません。

しかし、中規模以下の施設では、社会保険育児支援制度など整っていないところもあります。

社会保険に加入するには条件がありますが、それに満たないと国民健康保険に加入が必須となります。

これがまた、社会保険料の約2倍とも言われているわ
お給料が安い上に、約2倍の保険料…

ご主人の扶養内で働くのであれば、社会保険や介護保険は心配しなくてもいいかもしれません。

ですが、育児支援に関しては短時間労働が認められるか子の看護休暇が取れるかについては、女性にとっては重要な問題です。

施設によって、多少の違いはありますが、育児中のナースに理解があるかは、働きやすさにつながります。

子どもが小さいうちは、職場の理解がないと働けないわ
時代は変わったわね…

情報が古い

医療は進歩してきていますが、勉強会や研修がさかんに行われていない施設では、情報が古いままになっていることがあります。

たとえば、3日で末梢ルートの差し替えをすることや、膀胱洗浄は行われていないことなど知らないところがあるのです。

特に年配の医師やナースが多い施設は、その傾向があります。

病院にマニュアルがないところも、同じことが言えるわ
携わっていく限り、学び続けないといけない職業よね

救急体制・マンパワーの不足

続いて、救急体制について。

三次救急とは、重篤で早急な処置が必要なことをいいます。

規模の大きな病院でも、夜間の救急外来はマンパワーが不足しがちです。

中規模以下の施設だと、いっそう不足することは予想がつきますよね。

でも、病院の数が少ないとのことで、無理をして三次救急を受け入れているところがあるのです。

そんな状態で救急の受け入れをして、大丈夫なのかなぁ?
働いている側は大変よね…

よって、中規模以下でも相当忙しくなることがあります。

その分給与が良ければ、ある程度は納得できるかもしれません。

ですが、そうとも限らないのが地方の病院のツライところなのです…

病院選びに苦戦しないための情報収集術

地方は、病院を選びたくても、そもそも病院が少ない問題点があります。

スタッフ同士や患者さんが旧知の仲であることも…

良いように表現すると、アットホームで仲が良いと言えます。

ところが、地元のスタッフ同士仲がいいあまり、外部からの転職者は入りづらいと感じることもあるでしょう。

中には、看護学校が併設されていると、卒業生以外はお断り!の風潮があるところもあるみたい
そんなところだったら、入ってもなじめない~

では、どのように情報収集すれば、後悔しない病院選びができるのでしょうか。

やっぱりネットかな

いえいえ、地方の病院ではホームページが充実していないことも多いのです。

やっぱり、地元の人から聞くのが一番じゃない?

引っ越ししてきたばかりで知り合いがいないと、地域の情報は得にくいですよね。

可能であれば、転職前にご近所さんと知り合いになっておくと心強いかもしれませんね。

あとは転職サイトハローワークは、直接施設と連絡を取り合っているので、詳しい情報を得ることができますよ。

周りに知り合いがいないうちは、転職サイトやハローワークを利用することをおすすめします。

地方の病院で働くための心構え

言葉や風習の異なる遠いエリアに引っ越す場合は、まず地域性を理解することから始めなければなりません。

私が昔勤めていたところは、同じエリアとはいえ、方言が独特で、理解できない言葉がありました。

ワニャン!
アッペの言葉は今でも分からないな

日常会話であれば流せますが、対応しなくてはならないこともあるので、直接本人に尋ねるか、あとでスタッフに確認していました。

細かいことですが、「YES」「NO」の表現が逆に聞こえることってありますよね。

特に、「した」のか「していない」のかは、大事なことですのでしっかりその都度確認していました。

私は◯◯出身なので、言葉がわからなくて…などと伝えておくといいわね
日頃からコミュニケーションをとっておくとスムーズかも

「外部から転入してきたから分からなくて当然」との態度ではなじめません。

少し謙虚になって「私にもこの地域・病院のことを教えてください!」といった姿勢で話題に入っていくときっと教えてくれますよ。

地方の人は基本的に、地元を愛し人にも温かいです。

きっと、地方になじもうとしている人を見たら、手を貸してくれることでしょう。

私も実際、3年地方で働きましたが、3年目には立派に方言を話していました

立派な地元民になったのね…

住めば都」と言いますし、みなさんも地元のいいところを探して、その地域のことを好きになると、きっとなじめるのではないでしょうか。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。