看護師転職大作戦

ハローワークの看護師求人ってどうなの?ハローワークで転職した転職体験談

しくじり師長
ローレンロウ

ねぇ、ねぇ、「ハローワーク」って、失業手当をくれるところでしょ?看護師の仕事も探せるの?
できるんじゃない。よく話には聞くけど。
でもさ、便利な看護師転職サイトがたくさんあるのに、看護師がハローワークで仕事を探すメリットってあるの?
ハローワークは、公共の職業紹介所だから安心できる・・・とか?
とか?
・・・。

看護師が転職先を探す方法には、さまざまな方法がありますよね。

民間の看護師転職サイトや、看護協会の「ナースセンター」、折り込み広告や、知人の紹介、そしてハローワークもそのひとつです。

私は、ハローワークを利用して転職した経験があります。

その経験をもとに、ハローワークの看護師求人の傾向や利用の実際、利用して分かったアレコレをご紹介しましょう。

ハローワークの看護師求人ってどんな感じ?

なぜ私は、ハロワを利用したのか

以下は、私の超ザックリとした履歴です。

数年前、とある急性期病院を退職
→失業手当をもらいながらハローワークで職探し(←今回のお話はここ)
→クリニックに転職
→在職中に、某看護師転職サイトで職探し
→退職翌日付で、有料老人ホームに転職
→退職後、フリーランスとしてライター業(←いまここ)
→看護師として再就職? 

このように、最初の転職でハローワークを利用したのですが、「なぜハローワークだったのか」には、次の2つの理由がありました。

●雇用保険の手続きのついでに、転職活動をしたから

失業中は、雇用保険の基礎手当、いわゆる「失業手当」をもらうために、求職活動の実績をハローワークに出向いて申請しなければなりません。

参考:ハローワーク 雇用保険の具体的な手続き

つまり、「どうせハローワークに行かなければならないから、ついでに職探しをしよう」と思ったからです。

ついでだったの!?
大方そんなことだろうと思ったわ。

●看護師転職サイトを怪しいと思っていたから

私は、それまでに勤務していた病院で、看護師長として看護師の採用に携わっていました。

当時、病院にコンタクトをとってきた看護師求人業者は、病院の特性や機能をよく分かっておらず、まったく見合わない経験の人(ブランクが長すぎて経験が足りない人など)を紹介してきたり、いきなりマージンの話をしたりで、非常に印象が悪かったのです。

病院自体も「転職業者からの求人は受けない」としていたので、「看護師転職サイトは怪しい」と思っていました。

ハローワークでの求職方法

ハローワークは、失業中でなくても求職活動に利用することができます。

●まずは自分で検索する

ハローワークには職探し用の検索端末が数十機を設置されており、係員に申し出ると、空いたところに順に案内されます。

自分の求職条件を入力すると、該当求人が表示され、詳細な求人情報が閲覧できます。

しかし、看護師転職サイトのように、「二交代制」や「資格取得支援あり」などの、看護師ならではの詳細な条件で検索することはできません

●担当者に相談する

これは!と思うものがあれば相談窓口に出向き、担当者に先方への問い合わせをお願いします。

このほか相談窓口では、「なかなか仕事が決まらない」「どういう仕事を選ぶべきか」「再就職に必要な準備は」などの個別相談にも応じてくれます。もちろん無料です。

ハローワークの求人傾向

●看護師に特化した紹介所ではないので、情報が少なく、薄い

看護師転職サイトに比べると、求人件数も少なく、求人票に記載されている情報も充分とは言えません。

また、窓口の担当者は、看護師でも医療従事者でもないので、病院の機能の特徴や仕事内容を尋ねても、思うような回答はほぼ得られません。

●地域の中小病院の求人が多い

ハローワークは地域ごとに設けられており、おもにその地域内の求人を紹介しています。

看護師の求人も、地域の特に中小病院(個人病院・クリニック)の求人が多く、大規模病院や地域の基幹病院の求人は、多くはありません。

●好条件の求人は少ない

数か月前から求人を出しているのに、なかなか決まっていない職場や、常に求人を出している職場は、慢性的な人手不足の職場です。

ハローワークはこうした求人が多いのも特徴のひとつです。

新卒が就職を希望するような病院は少ないの?

新年度の一括採用だけ行う病院の求人は、ハローワークにはほぼありません。あっても「臨時採用」の場合がほとんどです。

ハローワークで垣間見た世間

当時の私は、病院での勤務歴しかなく、外の世界に関しては世間知らずでした。

そんな私にとって、ハローワークは厳しい世間を垣間見る貴重な場となりました。

ハローワークにはあふれるほどの求職者がいる 

「もう20件も応募してるけど、どこも決まらない」と担当者に泣きつく、60代後半と思われる男性。

検索ブースでふんぞり返る、金髪プリン頭、ジャージ、サンダルのネェちゃん。

どこからともなく漂う「お風呂入ってない臭」

「ここにいる人、全員が仕事を探している」と思うとゾッとしました。

看護師以外の仕事も検索してみた

職探し用の検索端末は、誰にチェックされることもなく使用可能です。

それをいいことに「看護師以外の仕事はないかな」と、販売や給仕の仕事を検索してみましたが、

  • 思いのほか求人数が少ない
  • 看護師に比べて薄給
  • 勤務時間も長い
  • 休日数も少ない

これらの現実を知り、「やっぱり大人しく看護師をするしかないか・・・」と思いました。

ハローワークでは看護師は手のかからない求職者

ハローワークに行くと、「世の中ホントに人手不足なのか?」と思うほど仕事を探している人が多いことが分かります。つまり、求職と求人がマッチしていない状況なのです。

この資料にあるように、ほかの職種に比べて看護師は、求人数>求職者の状況にあり、「えり好みしなければ」明日からでも仕事はある、「手のかからない求職者」です。

参考:厚生労働省 職業別一般職業紹介状況

幸い、自分が知っているクリニックの求人が希望条件にマッチしていたので、担当者に申し出、話はトントン拍子に進みました。

担当者が目の前で先方に連絡し、面接の日程を決定。

「電話の方は、イイ感じの方でしたよ。では、面接でいい結果が出るといいですね」と、担当者は終始ウキウキな感じで終了。

このように、担当者の手を煩わせることなく、ほぼセルフサービスで転職活動ができることが、ハローワークのメリットといえばメリットでしょう。

つまり、自分で仕事探しができる人向きってこと?

そうですね。手厚いアドバイスを受けたいのなら、看護師転職サイトをおすすめします。

ちなみに、転職先を探す方法として、若い人ほど看護師転職サイトの利用が多く、年齢が高くなるほど、ハローワークに利用や知人の紹介が多い傾向があるんですよ。

歳をとったら、人のアドバイスとか聞かなくなるからね。

ノーコメントです。

手厚いアドバイスを受けたいなら看護師転職サイトをおすすめ

ハローワークに比べ看護師転職サイトは、求人件数も情報量も豊富です。

さらにその豊富な情報の中から、自分に合った職場を選ぶにあたって、コンサルタントの専門的な立場でのアドバイスを受けることができます。

特に、

  • 自分に向いている職場が分からない人
  • 詳細な仕事内容を理解した上で転職したい人
  • 特別なスキルをもとに好条件の「非公開求人」を探したい人
  • 土地勘がなく、地域の医療機関の評判が分からない人

これらの人は、ハローワークよりも看護師転職サイトの利用がおすすめです。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。