看護師転職大作戦

看護師のための【福利厚生の話】福利厚生の種類と求人選びのポイント!

しくじり師長
ローレンロウ

ねぇねぇ、転職先を選ぶときに「福利厚生」って気になる?
そうね、保育施設があるとか、住居手当があるっていうのは魅力じゃない?
資格を取るときに支援制度があるってのもいいよね。
ところで、「福利厚生」って何なの?
そこからかーい!

福利厚生は、職員の生活を豊かにするために、職場から提供されている給料以外の制度やサービスです。

看護師の職場の福利厚生にはどういったものがあるのか、また、転職先を選ぶときに注目したい福利厚生についてご紹介します。

看護師の職場に多い福利厚生の主な種類

看護師の職場に多い福利厚生を見てみましょう。

保育施設完備

職場の福利厚生として注目度の高い「子育て支援」の一つです。

院内や近隣に保育施設を設け、職員の子供の保育を行います。保育費の一部を職場が補助するため、格安で利用できます。

日中の基本保育のほか、夜間保育や病児保育を行うところもあります。

健康診断補助/予防接種費用補助

職員に対する健康診断や、インフルエンザなどの予防接種にかかる費用の一部、または全額を職場が補助します。

診療費の自己負担補助/家族の介護費用負担補助

職員が自院で診療を受ける場合に、その診療費の自己負担分を職場が補助します。

職員だけでなく、家族にも同様の補助を適用する職場もあります。

さらに、介護が必要な家族を抱える職員に対し、介護費用の補助を行う職場もあります。

資格取得支援

仕事に関する専門資格(専門看護師・認定看護師など)を取得するための費用を職場が補助します。

受講料や受験費用だけでなく、資格取得のために勤務を外れる期間の給与保証をする職場もあります。

職員寮・住居借り上げ

寮や社宅のほか、マンションやアパートの部屋を借り上げて職員に提供しています。

職員食堂

食事費用の一部、または全額を職場が補助します。

制服の貸与(または購入費負担)、クリーニング

白衣やユニフォームを職場が提供したり、自己で購入する場合の費用補助を行います。

また、クリーニングの費用負担も福利厚生の一つです。

社員旅行・忘年会

職員の慰労を目的とした社員旅行や宴会の費用の一部、または全額を職場が補助します。

慶弔祝い金・災害見舞金

職員の結婚や出産のお祝い金や、身内に不幸があった際のお悔み、被災時のお見舞金などがあります。

提携施設の利用サービス

職場と提携しているスポーツジムやエステサロン、飲食店、保養施設などを無料あるいは格安で利用できるサービスがあります。

へーっ!いろいろあるんだ!
実は、職場がいろんな費用負担していたんだね。
にくいねぇ~。

もちろん、すべての職場にこれらの福利厚生があるわけではありませんよ。

そしてさらに、もっと知られていない福利厚生を説明しておきましょう。

意外と知らない!これも福利厚生!?

社会保険料負担

「健康保険」や「厚生年金保険」は、職場と職員(被保険者)が、半分ずつ負担する仕組みになっています。

また、職員は労災保険に加入していますが、その保険料は職場が全額負担しています。

これらの会社負担の部分は、法律で定められている福利厚生です。

給料として支給されている諸手当

職員寮や保育施設のように、サービスとしての提供ではなく、かかる費用を給料の一部(諸手当)として支給するかたちの福利厚生もあります。

手当として支給される福利厚生には、

  • 通勤手当
  • 住宅手当(家賃補助)
  • 家族手当(扶養手当・保育手当)

などがあります。

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退職金

えっ!退職金って福利厚生なの?

退職金制度は、長年の勤続に対して支払われる功労金のようなものです。

法律による支給義務はなく、支給対象や支給額(計算方法)は、それぞれの職場の「就業規則」に定めらています。

じゃあ、退職金は「職場のサービス」ってこと?

そうと思うと、「ちゃんと支給されるのか……」と心配になりますが、就業規則に定められている以上、簡単に制度を変更したり廃止したりすることはできません。

ただし、退職金制度自体がない職場もあります。

休暇制度

身内に不幸があると、指定の日数の休暇が与えられます。これも福利厚生の一つです。

  • 慶弔休暇(結婚・身内の逝去など)
  • リフレッシュ休暇
  • 法定休暇に上乗せした育児休暇・介護休暇

休暇の日数や、有給か無給かなどは、職場によって異なります。

財形貯蓄制度/貸付金制度

財形貯蓄制度とは、職員が給料から天引きして貯蓄を行う制度です。

銀行金利よりも高金利で貯蓄でき、住宅の購入資金や老後年金を目的とした財形貯蓄には、税制優遇措置(利息が非課税となる)があります。

一方、職場から低金利でお金を借りられる制度もあります。

これも福利厚生の一つです。

福利厚生をポイントに転職先を探す際の注意点

転職先を探すときに、「福利厚生がいいところ」という条件を重視する人も少なくありません。

しかし、一言で福利厚生といっても様々なものがあり、自分が求める制度があるかは見極めなければなりません。

転職先を探す際には、どのような点を注意すればよいのでしょうか。

どのような福利厚生がある職場か

●福利厚生が充実している職場は、「いい職場」

一般的に、福利厚生が充実している職場は、経営が安定し、職員が働きやすい職場です。

国立病院機構公的病院大学病院などの大規模病院や、大手企業系介護施設は、福利厚生が充実しています。

●時代遅れの福利厚生もある

多くの福利厚生を見てきましたが、「いいな」と思うものばかりでしたか?

……いいえ。

ですよね。

職員寮や社員旅行といった福利厚生は、現代の働く人のニーズには合わなくなっています。

職員のニーズに合わせ、これらを廃止したり、他の制度に切り替えている職場もありますが、見直すことなく古いままのところもあります。

福利厚生が古いということは、職場風土や人間関係にも「古い気質」があるのかもしれません。

福利厚生が受けられる条件とは

同じ職場であっても、勤続年数や雇用形態によっては受けられない福利厚生があります。

パートの人は、忘年会は自腹!?

それはない思いますが、パートの場合は、「交通費が支給されない」という話はよく聞きます。

転職の際は、福利厚生が受けられる条件も確認しておきましょう。

看護師転職サイトで詳しい情報を

募集要項や求人情報には「福利厚生充実!」とあるだけで、具体的にどのような制度があるのか分からない場合があります。

また、この記載があることで、なんとなく「いい病院なんだろうな」と思ってしまいがちです。

しかし、自分には必要のない制度であれば、転職の決め手にはなりません。

漠然と「福利厚生が充実した職場」と希望するのではなく、何が必要なのかをしっかりと考えておきましょう。

看護師転職サイトでは「院内保育がある」「資格支援制度がある」など、具体的な希望に合った転職先を探すことができます。

担当コンサルタントの意見も参考にしながら、自分に必要な福利厚生のある転職先を探しましょう。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。