看護師転職大作戦

私が経験した訪問看護ステーションの現場。訪問看護師の仕事内容を紹介!

我が道をいく看護師
soyopii

ねえねえ訪問看護って何やるの?
なによいきなり。
最近、訪問看護師の求人ってよく見かけるから、どんなことしてるのかなって思ってさ。
みかんは転職考えてるの?
うん。病院は流されて仕事してる感じが嫌でさ。患者さんとゆっくり関わるのも楽しいのかなあって思って。

訪問看護は1人の患者と深く関われる仕事というイメージがあります。こう聞くと聞こえが良く、訪問の仕事も楽しいのかな?と思うでしょう。

反面現実的な皆さんは、実際甘くないんでしょ?とか1人の患者と深くと関わるってどういうことなの?とか何か特別なことするの?とかとか思っているはずです。

今回は訪問看護の仕事に興味がある人たちに向けて、訪問看護の実際の様子を紹介したいと思います。

仕事の基本は生活の観察とアセスメントだけれども・・・

訪問看護はどんなことをしているでしょうか。具体的に以下のジャンルに分かれます。

  • 体調の観察
  • 日常生活の援助
  • 医療行為
  • リハビリ
  • 疾患上必要なケア(認知症ケアやターミナルケアなど)

こう書いたものの、実際はこれ1つだけやればOKではなく、色んなことをしています。

例えば摘便やって、陰洗やって、口腔ケアの準備もして〆はリハビリ!みたいな人もいれば、身体ケアはやらず一緒に散歩にいった後20~30分話すという人もいたりとケアの組み合わせは様々です。

訪問したらまずはバイタルを測って、その後のケアは人によって様々。中にはお話しだけって人もいるんだよ。
へえ~。話すだけでいいの?意外だな~。

『ケア』と聞くと、注射をしたり、体を拭いてあげたりと、具体的に何かをしてあげるイメージが強いかもしれません。

ですが在宅の患者は自分のことは自分でできるという人が殆どです。話をするだけの訪問、薬が飲めているか確認するだけの訪問といった何も介助しない訪問がとても多いです。

その人が求めていることがケアになるのよ。ケアはケアでも、気持ちのケアを求めている人も多いわよ。

礼儀に用心!他職種連携は訪問看護で必須の業務

訪問看護では他職種と連携し意見交換などすることが沢山あります。

在宅では医師やケアマネージャー、薬剤師、理学・作業療法士、歯科衛生士、ヘルパー等の他職種と連携しながら働くことが当たり前になっています。

実際に訪問看護の現場では、訪問した他職種との情報共有を目的とした連絡ノートを作ったり、ケアカンファレンスの開催したりしていますが、他職種とのやりとりはとにかく多いんですよ。

そのため、言葉遣いや礼儀などには注意が必要です。

姿は見えないけど同じ屋根の下で仕事をしている同僚たちぐらいに思って、お互い気持ちよく仕事できるよう関わることが求められます。

訪問看護の仕事は他職種と電話でやり取りすることが凄く多いから、特に言葉使いに注意してね。みかん。
そうそう、友達みたいに馴れ馴れしく話すんじゃないわよ。
口悪いお姉ちゃんより・・・・

家族に関わるのも立派なお仕事

患者以外にも、家族の支援も訪問看護では大事なお仕事になります。

患者が病気を抱えて家で生活するには、サポートが必要で、家族の力が必要になります。

でもよーく考えてみてください。家族は医療知識のない一般人です。
何も分からない中、家で1人で病人を見る家族は、不安や疲労が大きいんじゃないでしょうか。

そうだよね疲れるよね。肩たたきとかしてあげたら喜ばれるかな?
情けない、看護師としてもっとできることがあるでしょ。
一番怖いのが家族が一人で抱えこんで孤立しちゃうことなの。気持ちを引き出せように関わるのが支援につながるのよ。気にかけるだけで、家族の介護負担は全然違うのよ。

家族ケアの基礎は患者と家族が安全に生活するには?をイメージして関わることです。

具体的にどんなことをするの?となった時ですが、現場では以下のようなことをしています。イメージの参考にしてください。

  • 家族の話をひたすら聞く
  • 食事が食べられない時の対処法の指導
  • 風邪の流行る季節には風邪への注意喚起
  • 家族会といった情報の提供
  • 発熱時や体調不良時の対処法の指導

独居患者の家族に関わるのも仕事

家族と一緒に暮らせない独居患者は沢山います。離れて暮らす家族は患者の安否を心配しています。

そうした時訪問看護では何をしているかというと、ケアマネージャーへの報告をして間接的に関わっています。

家族は一番ケアマネージャーと会うことが多く、そこを通じて患者が普段どんな生活をしているかを知るのがほとんどです。

患者の日中の様子や体の動きに変化はないか、認知症のような症状はないか、生活していて転んでいないかなどを伝えておくなどしています。

離れて暮らしているけど、看護師が来てくれているから安心。と離れて暮らす家族に思ってもらえるような関わりが大切よ。

かかわり一つひとつがいい経験、いい思い出になる仕事

訪問看護は病院看護にない遣り甲斐、他職種と関わり合う楽しさがあります。

経験がないからと尻込みしてしまいそうですが、実際は働きながら成長していくことができます。

私看護経験浅いけど、私でもできるのかな。
経験が浅いから、不安は大きいけれど現場を通じて学ぶのは病院と変わらないから、そうした気持ちで臨めば大丈夫。
若いねえ~。私は病院だけど、みかんの頃は無我夢中だったけど患者に喜ばれたわ。頑張んなさい。

経訪問看護の仕事のミソは患者さんのためにあれこれ考えてケアすることです。

例えばガン末期の人が行きたいところに一緒に外出同行する、認知症の人と一緒に外を散歩する、筋力が低下した人体調をを考慮してリハビリメニューを考え一緒に行うなど、やったら喜ばれるケアはたくさんあります。

考えてくれたという気持ちは、患者に伝わります。

またそうして考えることが、結果として経験値として蓄積され、いい思い出にもなっていきます。

苦あれば楽あり。
ケアを通じて患者さんと沢山思い出作りをしてほしいわ。
訪問看護の仕事は、患者が住み慣れた家で最後まで安心して生活できるよう支えることがキホンです。

一人ひとり関わる目的が違うためその人らしさを大事にして、その人に必要なケアを考えることが訪問看護の仕事では必要になります。

この楽しさは病院看護にはない楽しさではないかと思います。これからの転職が良いものになるよう祈っております。

人気記事ベスト5

 

登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。