看護師転職大作戦

転勤もやりがいに!?県立病院で働く看護師の仕事・求人探し・転職方法教えます!

多趣味ナース☆
しゅみしゅみ

私は昔、県立病院で働いていたのよ。
県立病院ってどんなところなの?
それ私も知りたいわ!
そうねぇ。昔と今とでは変わった部分もあるから、経験がある人に教えてもらいましょう。

こんにちは!私は、看護師約12年の経験があるしゅみしゅみと申します。

現在は、結婚のため県立病院を退職し、専業主婦をしています。

私の看護師の経歴は、

  • 看護師1年目~2年目の冬:厚生連病院
  • 看護師2年目の冬~12年目:県立病院

で働いていました。

県立病院へ転職を考えている方に、県立病院へ転職する方法メリット・デメリットなどについて詳しくお話したいと思います。

私が県立病院へ転職したきっかけ

私がどうして転職したのか一言で言うと、前の職場に不満を感じていたからです。

新卒で働いた病院は、病床数120床くらいで3病棟の小中規模の病院でした。

看護師の人数が足りず、平日の日勤では、看護師1人で8~9人くらいの患者さんを受け持っていました。

私が働いていた病棟は、内科と外科の混合病棟だったこともあり、毎日かなり忙しく、3~4時間の残業は当たり前でした。

でも、新人看護師だから仕事が遅いのが当たり前だと言われて、残業手当は一切出ませんでした。

毎日忙しく、看護師が足りないため、先輩看護師からの指導は看護技術のチェックくらいで、しっかりと教えてもらうことができませんでした。

その上、先輩看護師から患者さんの前で怒鳴られたことも何度もありました。

患者さんの前で怒鳴るなんて良くないわね。
それ私でもしないわ!
れもんは、汚物室に新人ナースを連れ込んでいそうだけど。
いくら私でもそんなことしないわよ!

忙しいのに給料が安く、先輩看護師も怖く、不満が大きかったため、転職を考えました

なぜ県立病院を選んだのか

私が再就職の条件として考えていたのは、

  • 今より給料が良い
  • 卒後教育がしっかりしている
  • 看護師としての様々なスキルが身につけられる
  • 仕事が安定している
  • 福利厚生が良い

という5点でした。その条件が揃っている県立病院を選びました。

また、実家の近くに県立の大きな総合病院があったのも理由の一つでした。

県立病院の求人探しと面接内容

どうやったら県立病院で働けるの?

私の場合は、都道府県の募集案内から、県立病院の看護師の採用試験の申し込みをしました。県立病院で働く看護師は、公務員になるため、都道府県の公務員試験を受ける必要があるからです。

私は当時、看護師転職サイトについて知らなかったため、自分で募集案内を探して手続きしました。

しかし、看護師転職サイトからも県立病院の募集情報は得ることができるようなので、そこから情報を得た方が簡単で、自分で情報を探す手間が省けるメリットがあります。

転勤もやりがいに!?県立病院で働く看護師の仕事・求人探し・転職方法教えます!
私は昔、県立病院で働いていたのよ。 県立病院ってどんなところなの? それ私も知りたいわ! そうねぇ。昔と今とでは変わった部分もあるから、経験...
自分で探すのは面倒だし、情報を教えてもらえるならその方が良いな。
私の時代は転職サイトなんてものなかったわ~。今はいい時代ねぇ。

公務員の採用試験は、年間1回です。稀に看護職員が足りない場合は、臨時でもう1回採用試験が追加されることがあります。

公務員として働きたいのであれば、必ず公務員試験を受ける必要があります。

一方で、臨時看護職員として働くのであれば、公務員試験は必要ありません。

しかし、臨時看護職員は、公務員ではないため、給料や福利厚生などが変わってきます。

臨時看護職員は、転勤などはないため、「この病院で働きたい!」と思っている人や、夜勤なしやパートで働きたい人には適しています。

面接・試験内容

私が採用試験を受けた時の試験内容は、一般公務員試験・適性検査・面接でした。

しかし、看護師不足なのは県立病院も同じで、より多くの看護師に来てもらえるように、現在は、面接・小論文のみというところが多くなってきました。それに加えて、適性検査などもある場合があります。

一般の公務員試験に比べると、試験内容が少なく、募集人数が多いため、かなりハードルが低くなってきています。

私の時は、試験項目も多くて大変だったわ~。
面接と小論文だけなら私でも受かるかな?
私なら楽勝ね!

もっとも重視されるのは、面接だと思うので、県立病院で働こうと思った動機と、看護師の仕事に対する熱意をきちんと話せるようにしておきましょう。

県立病院へ転職したメリット・デメリット

良かったこと

●給料が上がった

看護師の平均収入からしても、県立病院は少し高めのようです。また、年間2回のボーナスがあり、安定して支給されます。

定期昇給もあるため、毎年少しずつ基本給が上がっていきます。

●退職金が良い

基本給が高くなれば、退職金も多くなります。

しかし、注意しなければならないのは、基本給×勤続年数=退職金ではないというところです。勤続年数によって、倍率が決まっているのです。

10年働いたから、基本給×10ではないということです。

勤続年数10年以内なら、民間の病院の方が退職金の金額が良い場合もあります。長く働けば、退職金は良くなり、公務員なので安定しています。

●福利厚生が良い

福利厚生には様々ありますが、県立病院の福利厚生は公務員に準じています。

  • 育児休暇が長くとれる
  • 育児短期就業が可能
  • 夏季休日がとれる
  • 長く働くと退職金が多くなる
  • 夜勤の回数が民間の病院より少ない
  • 毎月、土日祝日の数だけ休日となる(民間より休みが多い)

などのメリットがあります。

私が働いていた県立病院では、育児休暇が最長3年とることができました。ほとんどの病院は、1年間しか育児休暇がとれなく、子供の1歳の誕生日の日から復帰するなんて話はよく聞きます。

育児休暇の初めの1年間はお給料も出るのよ。もちろん満額ではないけど、出ない職場もあるって聞くから、安心できるわよね。
3年間も子育てに専念できるなんてうらやましいわ。

また、夏季休暇が5日間あり、普通の休日と組み合わせることにより、私は最長12日間も連休をとることができました。

長期連休をもらえることで、海外旅行にいくこともできますよ。

年休はとりづらいという職場は多いと思いますが、夏季休暇での長期連休は「みんなお互いさま」という意識があるので、長期連休がとりやすいのです。

●組合がある

県立病院で働く看護師は、県職員いう大きな組織の一員でもあるため組合がしっかりしています。

組合ってなに・・・?ヤクザのこと?
そんなわけないでしょ!

組合の活動には、

  • 昇給ペースやボーナスが下がりそうなときには、賃金の交渉をしてくれる。
  • 残業時間が多く、忙しい職場には、人員を増やす交渉をしてくれる。
  • 夜勤が規定の回数を超えないようにしてくれる。超えた場合は交渉してくれる。

などのメリットがあります。

一言でいえば、私たちが働きやすい環境となるように、常に現状をみて、管理者や県の病院局などに働きかけているのです。

悪かったこと

●転勤がある

県立病院の数は、都道府県によって違いますが、県内に1つではありません。

そのため、転勤がつきものになってきます。

どこの病院で働きたいか希望は出せますが、人気がある病院とそうではない病院があるので、必ずしも希望が叶うわけではありません

結婚や子育て・介護の問題など、家庭の事情が優遇されることが多いですが、若い人や独身の人など、比較的自由がきく人は思いもよらないところへ転勤する可能性があります。

転勤の辞令は、3月中旬~末にかけて出る都道府県が多いようです。そのため、辞令が出て、1~2週間以内に引っ越しをしなければならない人もいます。

転勤したら、イケメンドクターとの出会いも多そうだから、私は大歓迎♪
パパとママも、ママが転勤してきたおかげで知り合うことができたんだよ(照)
もうパパってば!余計な事言わないでよ~。

●退職後、失業手当がでない

公務員は、失業手当がもらえません

もし県立病院を退職し、再就職を考えている場合は注意が必要です。

次の就職先が決まるまでの間、失業手当がもらえないので、もし金銭的に困るようなら、再就職先を決めてから退職することをオススメします。

●公務員のため副業ができない

一般の公務員と同様に、県立病院で働く看護師も副業はできません

万が一、副業が見つかった場合は、何らかの処分が下されるので注意してください。

県立病院で働く看護師に必要なスキル

向上心と勤勉さ

県立病院には、救急患者も受け入れて高度な医療を必要とする病院もあれば、田舎の内科病棟しかない病院もあります。また、総合病院であれば、院内異動もあります。

今の職場に慣れたと思ったら、新しい職場へ異動に・・・ということはよくあります。

常に、向上心と勤勉さが必要となってきます。

大変ではありますが、様々な知識と経験を身につけることができて、看護師として成長することができる面はとても良いと思います。

また、いろんな職場を経験することで、その中で、自分の看護師としての適性などもわかることができます。

より専門的知識を身につけたいと思ったら、認定看護師や専門看護師の資格をとる人もいます。その場合は、病院から補助金が一部出る事もあります。

血管系の認定資格なんてないか探してみようかな!
血管系の認定資格・・・?そんなの聞いたことないわ。

同じ場所に長くいることは、楽ではありますが、様々な経験をしたからこそわかる自分自身のことってあると思います。

看護師として、大きく成長できるのは、県立病院の良いところだと思います。

環境の変化への適応力

転勤や院内異動があるため、新しい環境へ適応する力が必要だと思います。

仕事内容だけでなく、人間関係も新しく変化するなかで、ストレスはつきものだと思います。

なるべく自分のストレスを解消し、うまくストレスと付き合っていく必要があると思います。

私はストレス発散が大の得意だから、環境の変化にもうまく適応できるはずね!
みかんは、ストレス発散だけはうまいのよね・・・

コミュニケーションスキル

総合病院であれば、職員の数も多く、他職種との関わりも増えてきます。

大きな組織の中で、長く快適に働くには、人間関係を円滑に保つ必要があると思います。

転勤や院内異動では、環境の変化への適応力だけでなく、人間関係を円滑に保つためのコミュニケーションスキルも必要になってくると思います。

県立病院へ転職したいと思っているあなたへ

へぇー。県立病院ってこういうところなんだね。
私も知らないことがたくさんあったわ!
育児中の人にも優しい制度もあるみたいだから、うまく活用すれば私でも働けるかもしれないわね。
でも公務員の採用試験には年齢制限があるから、注意してね。

今までお話ししてきたように、県立病院は、比較的給料や退職金が良く、公務員としての福利厚生が受けられるため、様々なメリットがあります。

複数の県立病院がある県では、転勤があり、辞令が出てすぐに引っ越しをしなければならないこともあり、そのような面は大変に感じるでしょう。

でも、大きな総合病院から、田舎の小さい病院まで、いろんな病院で働くことができるため、看護師としてのスキルは上がります。

また、多くの看護師や他職種と関わることができるため、人との関わりから様々な良い刺激も受けることができます。

そのため、私は県立病院への転職をオススメします。

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