看護師転職大作戦

いざ神経内科へ転職!看護師求人を探す方法と施設選びのコツ!

不器用がむしゃらナース
pu-totoro

新人時代からの同期が神経内科に転職したの。
へえ、また難しいところに頑張ったわね。で、どうだって?
難しいけどやりがいがあるって。私も興味を持ったんだけど、検索しても「神経内科」でなかなかうまくヒットしないんだよね。
何故かしら。

確かに神経内科への転職を考えた時、インターネットで検索しても神経科や内科になってしまったり、なかなかスムーズにいかないことがあるんです。

また、周囲の先輩や知人に聞いても神経内科についてはあまり詳しくない、という人が多いのではないのでしょうか。

お姉ちゃんたちもよく知らないもんね。
確かに。

そうなんです。決して患者数が少ない診療科というわけではないのに、何となくわかりづらいのはなぜでしょうか。

また、条件の良い神経内科の求人はどうすれば見つかるでしょうか。

神経内科の施設ってわかりづらい!?

神経内科に転職を考えてインターネットなどで求人を検索すると、「神経科」や「内科」と一緒に検索されてしまうことがあります。

どの施設が本当に神経内科なのかわかりづらいのではないでしょうか。それには理由があります。

神経内科と精神科や神経科との区別がわかりづらい

似て非なるこれらの診療科は、どうして混同されてしまうのでしょうか。

言葉が同じだから?
神経って言葉が、体内臓器としての神経組織と、精神的な意味で使う神経と二つあるから混同しやすいんだろう。

その通りです。神経内科への転職でサイトを検索しても、やはり脳神経外科や神経科と混同して羅列されてくることがあるんですね。

日本人は原因が分からない不調や、ストレスからくる不調と思われる状況によく「神経の問題かしら?」「神経が病んじゃって」などと表現します。

確かに神経組織はメンタルな影響も受けます。なので、この表現は間違ってはいないのです。

ただ、あくまでも身体的な疾患として神経組織を診る神経内科と、精神的な要素を多く診る神経科や心療内科は違うのです。

精神科や心療内科の患者の脳のMRIなどの画像データには、異常はほとんど発見できません。しかし神経内科の患者には画像やあらゆる検査データでの異常が、目で見えてきます。

心の問題を診る診療科とごっちゃになっているのね。
これは日本人独特らしいわね。

はい。これだけ神経科内科の患者が増えているのに神経内科がわかりづらい、という理由は恐らくそれが原因でしょう。

一般内科や慢性期と混同されてしまっている

神経内科で診る疾患は、他の診療科とダブっていることが比較的多くあります。

例えば「頭痛」や「肺炎」などは一般内科でも診ます。頸椎の異常による痺れなど「頚椎症」といった疾患は整形外科でも診ます。

こういった他の診療科とダブっている神経内科疾患の特徴は何でしょう。

難しい!
あなたにとってでしょ。
慢性期の疾患ってことかしら?

そうなんです。慢性的な疾患になるきっかけは違っても、今ある症状が一緒なら同じ病棟になってしまうことはままあるのですね。

例えば、感冒から肺炎になる場合、筋萎縮性側索硬化症などから肺炎になる場合、適応する診療科は前者は内科ですし後者は神経内科なのです。

しかし今は肺炎なので同じ病棟で診る…ということが繰り返されていると、次第に棲み分けできなくなっている、という病棟もあるのです。

神経内科が充実している求人を探すには?

それでは本当に神経内科に特化している施設はどのように探したらよいでしょうか。

患者や施設の状況をみる

神経内科をうたっていても、内科などと混同していない施設を探すには扱っている疾患などを調べてみましょう。

  • その病棟や施設で多く扱っている疾患
  • 実際にいる患者で多い疾患
  • よく行われる検査

などで、神経内科の特徴的な状況が見えてくれば神経内科を中心に診ている可能性が高くなります。

ただ、求人募集内容に「神経内科」と書いてあるだけで判断しない方が良いでしょう。

有名な医師が居る施設を探す

神経内科が充実している施設の特徴は「有名な医師がいる施設」といって良いでしょう。

神経内科の病気は難しいため、神経内科の医師同士でも患者を紹介しあうことがよくあるんですね。

神経内科医の中でも分からなくなったら○○先生に聞こう、と言われるような紹介される側の医師が居る施設で働けると、たくさんのことを学べる可能性が高くなるでしょう。

それでは、そういった施設はどのように探したらよいでしょうか。

●転職サイトでコンサルタントに相談する

神経内科の専門医や指導医の資格を持っている医師でも、経験則が少なかったり正直あまり患者に人気が無い医師もいます。

横柄な先生もいるものね。
神経内科の患者は長患いのことが多いから、医師が頼り。患者に選ばれる医師は、看護師からみても良い医師であることが多いと思う。

そのような医師はある程度内情を知らないと探せないこともあります。

転職サイトのように、コンサルタントを置いている所であれば、施設内の内情に詳しい可能性があります。採用率アップにもつながります。

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●難病支援センターに相談する

難病指定を受ける疾患が最も多い診療科は神経内科です。

神経内科に勤務していると、時々難病支援センターから紹介されて診察に来る患者が居ます。

難病支援センターは、その地域の神経内科の中核施設に併設されていることもあります。

その地域の神経内科で頼られている医師を知っている可能性は高いのです。聞いてみる価値はあります!

また神経内科で働いた後「更に患者に寄り添った支援を続けたい」と思った時の転職先としても良いかもしれません。

●インターネットでの口コミを探す

神経内科で初診の患者が「ネットでみて来ました」ということはかなり多いです。

神経内科の患者は医師との出会いで人生が変わることが少なくありません。

そこで、相性の良い医師に合うとその医師が転職してもついて行き、口コミは広がり患者が患者を呼ぶ現象が続きます。

神経内科のエキスパート医師、みたいなサイトもあるわよね。

患者の立場ではありますが、インターネットの情報も参考にはなるでしょう。

神経内科は忙しいからチームワークの良い職場を探そう

神経内科への転職先を探すのに、もう一点考えておいてほしいことがあります。

神経内科の疾患はADLを阻害される病気も多く、日常生活援助から精神的援助まで、看護師の仕事は多岐に渡り多忙を極めます。

疾患の難しさ、難病や長患いによる患者の気難しさなども重なり、離職率も高い職場です。

それでも、頑張っていけるチームワークの良い職場を探すのも神経内科への転職を成功させるポイントです。

チームワークの良い職場を探す

神経内科の多忙さ、難しさを乗り越えるには、チームが連携が取れていて成熟していることが重要です。

いくつか候補の施設を見つけたら行ってみましょう。下記のようなポイントを見てみてください。

  • 患者の保清がいきとどいている。
  • ナースコールに迅速に対応している。
  • 危険防止のための手すりやマットなどの工夫がみられる。
  • 丁寧に食事介助している
  • スタッフ同士声をかけある様子がある。

これらは、患者目線で動いているチームワークの良い職場によく見られることです。

バタバタしてるのに人声が無くて、スタッフの足音ばかり聞こえる職場は勧められないわね。
スタッフの溜息が聞こえてきそうな職場って、雰囲気でわかるわ。

離職率の低い職場を探す

離職率が低い、というだけで多忙でもそれ以外の何かの魅力があるといえます。

忙しくて大変だけど助け合えるチームワークがある・学べる医師がいる・また福利厚生や勤務形態が自分に合っているなど何か離職率の低い理由があるものです。

自分が何を優先させたいか考えてみましょう。

神経内科への転職を目指す看護師さんへ

神経内科は奥が深く、患者とのコミュニケーション技術も高くなり、高度な知識も得られるプロフェッショナルな診療科です。

ただ、一人がプロフェッショナルな仕事をしていてもチームとしては成り立ちません。

神経内科にとって良いチームとは、やはり神経内科を熟知した医師が居て、時間が無い中で柔軟に対応しあえる医師や看護師・コメディカルのスタッフが揃っていることです。

なかなかそこまで理想的な職場は、すぐにはみつからないかもしれません。

しかし、根気よく探せば神経内科の良さを実感できる職場はあります。

神経内科への転職を考えている方は、しつこく!くどく!こだわって探してみてください。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。