看護師転職大作戦

看護師同士の人間関係がドロドロなので辞めたい…。賢い退職と転職の方法を教えて!

しくじり師長
ローレンロウ

「看護師同士の人間関係がドロドロで辞めたい」か・・・。分かるなぁ。
何見てるの?「ナースのお悩み相談室」?
うん。やっぱり人間関係の悩みで仕事を辞めたい看護師って多いんだね。
でも「辞めたい、辞めたい」って言う人ほど、なかなか辞めないよね。
それだけ簡単に決心できないってことじゃない?
人間関係に悩んで仕事を辞めるとどうなるんだろう・・・。

どうなるんでしょうね・・・。

今の職場を辞める選択肢以外にも人間関係の悩みを解消する方法はありますが、多くの看護師が人間関係が原因で「退職→転職」しています。

「キャリアアップ」や「結婚・出産・家庭の都合」を抑えて、看護師の本当の退職理由、第一位は「人間関係」です。

人間関係がイヤで退職しても、人手不足の業界だから再就職には困らないし、病棟勤務だけでなく、クリニックや健診機関、介護施設など多くの業態の中から、次の働く場所を選ぶことができます。

つまり、「どうにかなる」んです。「どうにでもなる」んです。

そりゃ、そうだろうけど・・・。
それを言っちゃあ、おしまいでしょ。

ですね。

看護師は引く手まあただからといって、安易に転職しようとすると、思わぬ落とし穴にはまることもあります。

看護師が人間関係に悩んで転職を考える際に、知っておくべきことをご紹介しましょう。

人間関係がイヤで転職することのリスク

転職は、イヤな相手と距離を置けることが最大のメリットです。

職場を変えることで気分一新し、あらたな分野の仕事や人間関係に前向きに取り組む機会になります。

勤務異動や配置転換でもイヤな相手との距離を置くことはできますが、メリットは限定的です。同じ病院の中では、前の病棟の噂が立ったり、人間関係の問題が再燃したりしやすい傾向があります。

今のイヤな人間関係をクリアにするためには、転職こそが有効な方法です。

しかし、転職にはリスクが伴います。次のことをしっかりと考えておきましょう。

転職が最善の方法か

必ずしも、自分の希望通りの転職先が見つかるとは限りません。

仕事の内容や労働条件が思い通りでなかったり、転職によって給与が下がることもあります。

「思い通りの仕事内容でなくても、人間関係の苦痛が少ない職場を選びたい」
「人間関係が良ければ、多少給料は安くてもいい」

というように、仕事内容や給与、その他の労働条件や看護師としてのキャリアと「人間関係」を秤にかけ、「人間関係」の改善を優先したい場合には、転職が最善の方法になります。

転職先の人間関係がいいとは限らない

そして、大きなリスクはコレです。

求人情報では職場の詳しい人間関係を知ることはできません。

転職先にもイヤな相手がいることもあります。

イヤな奴から離れたくて転職したのに、もっとひどい奴がいたりして、「これならもとの病院にいれば良かったぁ~」ってなりかねないもんね。
だいたい強キャラは後から出てくるワニャンッ。
じゃあ、どうやって転職先を探せばいいの?イチかバチかなの?

はい、では次にその方法を見てみましょう。

看護師転職サイトを利用して、人間関係重視で転職先を探そう!

人間関係を考えての転職では、多くの情報やアドバイスを受けられる看護師転職サイトの利用がお勧めです。

人間関係重視で転職先を探していること相談する

求人情報や募集要項には、職場の人間関係の情報がありません。

しかし、コンサルタントが独自に病院の雰囲気や看護師長の人柄など、人間関係につながる情報を持っていることがあります。

こうしたコンサルタントの持つ情報をうまく活用しましょう。

そして、大切なことは、希望条件はあくまでも人間関係重視であり、あれもこれもと欲張り過ぎないことです。

人間関係が良くて、給料は手取りで25万円以上、2交代制で、残業時間は・・・。

このように、給与や仕事内容など、ほかの条件を細かく指定しすぎると、転職先の選定が難しくなります。

・・・ですよね。

職場ごとの人間関係の特徴をふまえ、自分の希望に見合った職場を探す

看護師の職場には、職場ごとの人間関係の特徴があります。

病院の規模や業態、看護師の人数や仕事の性質などが、人間関係に影響している部分もあります。

職場別の看護師の人間関係の特徴を「利点」「難点」に分けてみましょう。

職場別 看護師の人間関係の特徴
急性期病院 大学病院 難点:仕事のデキが人間的な評価につながりやすい
利点:仕事が忙しいため、人間関係が比較的ドライ 干渉しすぎない
中小の一般病院 難点:お局様が存在しがち 厳しい上下関係や独自のルールがある プライベートにも鑑賞する古い体質の人間関係
利点:アットホーム 結束力が固い
小規模の個人病院、クリニック 難点:看護師の人数が少ないため、人間関係が濃くなりがち 狭い環境の中で、些細なことがストレスとなりやすい
利点:嫌な人がいなければ、ストレスは小さい
介護施設 難点:年配の看護師が多く、人間関係にも融通が利かない 勝手な思い込みをされやすい
利点:ほかの職種(介護職)とのトラブルが多く、看護師間の問題は表面化しにくい

職場ごとの人間関係の特徴を理解し、自分に合った職場を選びましょう。

人間関係が原因の場合は、辞め方にも注意が必要

先ほど「人間関係」は、看護師の「本当の退職理由」第一位と言いましたよね。

うん、うん

つまり・・・?

つまり?
みんな「人間関係」っていう本当の理由は言わずに、別の理由をでっち上げてるってことよ。

そのとおりです!

そんなウソついていいの!?

いいんです。

日本看護協会の調査でも「看護師の退職理由」の第一位は「人間関係」ではありませんが、多くの看護師が人間関係を理由に退職しているというのは、周知の事実です。

退職理由は「人間関係」以外を準備

では、なぜ「人間関係」を理由にしてはいけないか、を見てみましょう。

●人間関係を退職理由にすると、引き止めに合いやすい

素直に人間関係の問題を理由にすると、「あなた自身に注意すべき点はないのかしら」とか、「どこの職場に行っても同じよ。あなたの努力次第じゃない」というような、お小言で一蹴されてしまう可能性があります。

それでも「人間関係」を理由にしなければ不自然な場合には

すでに人間関係で悩んでいることが伝わっている場合や、これまでに何度か人間関係を理由に退職をほのめかした経験がある場合などは、別の理由ではかえって違和感を与えてしまい、「と、言っても本当は人間関係なんでしょ?」と腹を探られることになります。

●決定事項として申し出る

親や信頼のおける人に相談し、将来を考えて転職が最善の方法という結論に至った、という決定事項として伝えましょう。

退職時に引き止められてしまう原因は、届け出ではなく「相談」の姿勢でのぞんでいることにあります。

本来退職は、辞める人の意思であり、上司に「許可」を得るものではありません。

職場の規程に則り、定められた期間に定められた方法で届を出すものです。

「退職を考えているんですが、どうでしょうか?」や「退職できますか?」という申し出は、退職の意思が固まっていないと思わせ、引き止めの余地を与えてしまうので、申し出の姿勢には充分に注意しましょう。

退職を周りのせいにしない

最後に、もうひとつ加えておきましょう。

「○○さんにつらく当たられた」や「看護師長のえこひいきが激しい」など、人間関係の悩みとなる原因はありますが、それで退職→転職するかどうかは、個人の判断です。

すべてを周りのせいにしていると、転職先の採用面接でも好印象を与えることはできません。

イヤな相手との関係に固執せず、どういう働き方がしたいのか、ということに頭を切り替えて転職活動にのぞみましょう。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。