クリニックの外来業務ってどんな仕事内容なの?病棟とは違う魅力を紹介します!
PR藤岡ハワイアン
みなさんこんにちわ!そろそろ白衣のSサイズがきつくなってきた藤岡ハワイアン33歳です!
いやークリニックに転職してから、5キロくらい体重が増えちゃって・・・。
病棟勤務の頃は、夜勤もあるし休日にも勉強会があったり、とても忙しくてむしろやつれていたんたけど、クリニックに転職した途端、仕事の内容がガラリと変わってストレスも激減したんですよ。
それで、ご飯も美味しくモリモリ食べて、ぐっすり眠って、今じゃすっかりお母ちゃん体型・・・。
クリニックでは外来業務が中心になりますが、実はそれ以外にも皆が知らない細かい仕事も色々あるんです・・・。
それでは今から、私が実際に働いているクリニックでの看護師の業務内容について、具体的にお話したいと思います!
クリニックの外来業務って?基本的な仕事内容
一般内科クリニックでの看護師の基本的な外来業務内容
医師の診察介助
内科の診察介助は、医師が聴診や触診をしやすいように、看護師が患者の胸や腹部を露出させて診察がスムーズに行えるようにします。
検査
レントゲンや心電図、エコー、簡単な血液検査などは院内でもできるようになっています。健康診断を実施しているクリニックが多いので、身長、体重、腹囲、視力、聴力検査などもやります。
とくにレントゲンや心電図は小さいクリニックだと検査技師がいないので、基本的には看護師が行います。
レントゲンはセッティングは看護師が行い、撮影のボタンは医師が押します。
クリニックで行う検査はそれほど難しいものではありません。心電図も回数をこなすと手早くできるようになりますよ!
それに健康診断の患者さんは結構多いですが、健康な方がメインなので移動もスムーズですぐに終わっちゃいます。
処置
内科的な処置でいうと以下のものが多いです。
- 採血
- 点滴
- 注射
- 浣腸
あとは本来なら内科の処置ではない内容ですが、薬をもらいに来たついでに軽度の切り傷などの消毒を頼まれることもあります。場合によってはドレッシング材を使用することもあります。
クリニックは看護業務以外の雑務がある!
在庫の管理
病棟であれば看護助手さんなどがやってくれるであろう、「医療備品などの在庫の管理」も看護師がやらなくてはなりません。
それ以外にも、点滴などを含めた薬品や注射針などの消耗品・絆創膏にいたるまで全て自分達で発注します。在庫の状況を見て、必要な量を定期的に注文するので慣れるまで大変かもしれませんね。
医療備品以外でも、病院で使うものは全て自分達で注文します。トイレットペーパーや洗剤、休憩室に置く飲み物などです。ア〇クルさんが便利です!
7か所ほどの業者さんを利用しており、何をどこから仕入れているのか把握をするのは結構大変です。新人の看護師はまずは在庫の発注についてとことん教え込まれます。
発注が抜けると、「使いたいときに必要なものがない!」なんてことになりかねません。実は結構重要な仕事です。
お掃除
クリニックには大きい病院のように掃除婦さんがいません。なのでスタッフ自らやらなくてはなりません。拭き掃除に掃き掃除、仕事の合間をみて速やかに行います。
廃棄物の処理も看護師や事務スタッフが協力して行います。クリニックなどから出るごみは全て業者に依頼して回収に来てもらう必要があります。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、瓶缶ペットボトル、雑紙、段ボール、感染廃棄物、非感染廃棄物、それぞれ業者に連絡して来てもらいます。
乾電池や蛍光灯にいたるまで、それぞれ決まった廃棄の仕方があるので、全て把握する必要があります。
医師のお世話もしなくちゃいけない!?
医者の身の回りのお世話もクリニック看護師の大切なお仕事です。お茶くみから、取れかかった白衣のボタンの縫い付け、クリーニング出し、ランチの買い出し、聴診器の消毒、寝坊した時にはモーニングコールまで・・・。
でもあんまり何でもやってあげちゃうと医師も看護師にどんどん甘えてくるので注意が必要です。
ちなみに私のクリニックの院長はベテランナースにはそういったことは一切頼みません。若くて可愛いナースに頼みます。
大学病院から転職してきたばかりの看護師などは、なかなかこういった仕事を受け入れられないみたいですが
実はこういった雑務を通して医師とコミュニケーションを図り、信頼関係を築いて、結果良いチームワークが生まれることもあるのです。
そうですね、そういう考えの看護師も実際にいます。でも、病棟勤務で毎日ヘトヘトになりながら働いていた日のことを思うと、これくらいの雑務たいしたことはないんじゃないですか?
クリニックで働く私の1日のスケジュール
ここで、私の1日のスケジュールを紹介します
拭き掃除を中心に院内の清掃
診察介助と処置室係に業務分担する
午前9:00診療開始
診察介助係のナースは診察室へ入り、患者の誘導、診察の介助に努める
処置係のナースは医師の出す指示書に従い、処置をする
手が空いているときに物品の発注や、廃棄物の処理をする
お昼休憩に入る前に患者、スタッフ用のトイレのお掃除
午後0:00お昼休憩
休憩室でスタッフ皆とお弁当を食べる
たま~に製薬会社さんからの差し入れもあります
午後1:00診療再開
診察介助係は診察室へ
処置係のナースは処置のかたわら、床掃除や窓ふきなども行う
観葉植物にお水をあげる
午後はわりとゆったりと過ごせます。
午後5:00診療終了
帰宅前に2度目のトイレ掃除
医療機器やパソコンをOFFにして帰宅準備
おわりに
正直、医療行為をしている時間よりも掃除や在庫の管理などの雑務をしているほうが多い日もあります。でもどんなお仕事でも責任を持ってきっちりこなせば気持ちがいいものです!
残業はほとんどないです。内科なのでインフルエンザのシーズンには多少混み合うけど、それほど負担には感じない程度ですね。
看護師の仕事には様々な種類があって、実際に働いてみないとわからない部分がとても多いと思います。今回は私が今、実際に働いているクリニックの業務内容を紹介しましたが、また機会があれば他の経験談もお話したいと思います!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。