看取り看護の仕事を大特集!職場の種類と求人選びのコツ
PRsoyopii
看取りケアっていいですよ。
ホント思います。
家で死ぬって言ったら在宅医療の醍醐味ですよ!
まあまあ急性期病棟だとそう思いますよね。でも、少しでも苦しまずに亡くなる手助けすることに、興味ありませんか?
死に際は千差万別です。でも、どれも良いんです。
今回は終末期医療や看取り、ターミナルケアなど、人が死ぬときのケアに興味がある人に向けて看取りができる職場と、求人選びのコツについて送ります。
看取りができる職場:病院編
まず初めに看取り看護ができる職場の病院編です。バリバリ働きたい人からそうじゃない人まで、結構色んなことができるんです!
がん病棟
がん病棟では急性期~終末期、緩和ケア、在宅連携までさまざまなことを見ることができます。
ですが、今や大きな病院はどこも急性期病棟に変わりつつあり、がん病棟も例外じゃありません。
どこも手術で稼いで、早くベッドを開けてバンバン患者を入れたいのです。
個人的な意見ですが、今はがっつり看取りケアができる病院は少ないんじゃないでしょうか。がん病棟もしかり。
とはいっても、がん病棟なら終末期患者に必ず関われます。がん病棟での看取りケアは、看取りケアのキホンが集まっています。
クリニック・病院外来
各科の外来や放射線外来、緩和ケア外来、ストーマ・乳腺外来、漢方外来などでも看取りケアができます。
思うに、話を聞いて、支援してあげることが求められていて、それが一番の看取りケアなんじゃないかと思います。
事実、看護師の関わりで励まされ、その励ましとか、言葉かけが、患者家族に取ったらすごい支えになってるようです。こういう点から看取りケアに関わることもできます。
療養型病院・診療所
200床以下の小さい病院や診療所ですと、色んな看取りケアができます。
もう積極的に治療をするわけでもないので、むやみに点滴もしないですし、最新医療で患者が苦しむこともありません。
そうなんですよ。そういういわば『行き場のない人』の看取りを行うことができます。
だから疾患も体調も多様で、大病院以上に色んなことを学んだり、ゆっくりした環境の中でその人を見ることができ、ベストな看取りケアもできるんじゃないかと思います。
看取りができる職場:在宅介護・看護編
続いては在宅介護・医療編です。病院は嫌だな~って人に参考になるかと思います。
訪問看護
看取りケアの第一線はやっぱり訪問看護です。
今や国でも訪問看護を推進して、在宅看取りをどんどん増やそうとしています。
そうなんです大変なんです(笑)
毎日顔を見れるわけじゃないですし、ちょっとの判断ミスが命取りになったり、そして難しいのが予後予測だったりします。
在宅での看取りケアって結構プレッシャーが大きいです。でもそこに楽しさがあり、自宅で亡くなることができたという患者と家族の思いを叶える手助けができるというのはいいですよ~。
看護に磨きをかけたいストイックな人はオススメです。
施設
有料老人ホーム、特養など、家で過ごすには心配な人が居るところでも看取りケアはできます。
施設では家に近い感覚でケアを行います。
その人が最後まで自分のことは自分でやると言えばそうしますし、トイレに行きたいといえば最後までお手伝いします。
こうしたエピソードは施設ですと沢山あるんじゃないかと思います。
本人らしく生きて、死ぬ。それを叶えるために最低限手を差し伸べるのが施設での看取りケアであり、随時離れて暮らす家族への連絡役として動くのが役目になってきます。
訪問診療
こちらは医師にくっついて診療介助に出向く仕事になります。
その人の暮らしを見て必要ならケアマネージャーや訪問看護への連絡をしたりします。
話を聞いて支えてあげたり、しっかり観察して医師と協力して処置などをします。
そうそんな感じです。家に外来がくるみたいなもので、やることは基本的に外来と同じです。
看取り看護の求人選びのコツ
今度は職場選びのコツを紹介します。
コツはやっぱり『やりたいこと』に合わせて選ぶこと!是非参考にしてください。
手厚くサポートをしたい人
手厚く医療知識を使って貢献したい、症状マネジメントをしたいなど色々手を差し伸べたいという積極的なひとは、がん病棟や訪問看護がオススメです。
訪問看護でいえば、診療所と提携している訪問看護ステーションというものがあり、そこではがん末期を受けることが多く看取りケアも多くできます。
コミュニケーションを大事にしたい人
患者と話して、より患者らしく生きて死んでいってほしい、それを叶えるケアをしたいという人は訪問看護がオススメです。
訪問看護ではがん患者以外にも、治療適応じゃなくなった老衰の人や、病気が進行してなにもできないという人を見ます。
そうしたとき、医療としては何も必要ないけど、でもケアが必要というケースが沢山あります。
マンツーマンで関わりながら、何が必要か考え、患者と家族と共に看取りを叶えるケアが訪問看護ではできます。
亡くなるまでの経過を見たい人
人が亡くなることに何かしらの形で関わりたい、そんな人は外来や施設、訪問診療がオススメです。
施設ですと沢山の入居者を見ないといけないため、1人あたりに割けるケアの時間も限られてきます。訪問看護のようにみっちりケアに介入できずとも、できることは沢山あります。
元気なころから弱っていくところまで長くよく見られるという良いところも施設にはあります。
また外来や訪問診療もおなじく、関わる経過が長い傾向にあるため、人のこころの揺らぎなんかも見れて、人生の勉強になる、何か感じるものの多い仕事なのかもしれません。
ここまで看取りのケアができる職場と求人選びのコツについて書いてきました。
いろんなところで、色んなかたちで関われるということがお分かり頂けたかと思います。
どこにいっても、看取りケアは楽しいです。それぞれに楽しさがあります。
自信持ってオススメできます。今後転職するときには参考にしてくださいね。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。