オペナースへの転職を成功させるための【手術室の看護師求人選び】
PRこむぎ
こんにちわ( ^∀^)
現役オペママナースのこむぎです。
『れもん』さん。勧誘だなんて、そんなヽ(´o`;
『みかん』さん。そうでしょう??
閉塞された世界のため、中々オペ室への転職はハードルが高く感じるかも知れませんが、実際は全然そんなこと無いんですよ。
そうですよね。『ゆず』さんの言う通り「その人の生活背景に合わせて多種多様な現場を選べる」のも手術室のいいところ!!
今回は手術室の転職に向けた求人の選び方や転職事情をご案内しようと思います(^ ^)
それではレッツゴー٩( ‘ω’ )و
手術室看護師になるための病院求人の選び方
世の中には看護師が勤務する場所として総合病院だったりクリニックだったり…。
就職できる場所は多種多様にありますよね。
そうですよね。手術室も就職先によって働き方や業務内容は様々です。
その種別ごとの特徴をご案内します( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
総合病院系(夜勤・救急あり)
この場合だと一般病棟の看護師と同じように夜勤があります。
多くは国公立系の病院だったり、個人病院でも3次救急まで受け入れ可能な病院が多いのでは無いでしょうか。
病院の規模により夜勤者の人数は変わるでしょうが、一般的には3から4人で勤務しているところが多いようです。
夜勤者の仕事内容として…、
- 日勤帯で終わらない手術があったら、その介助者と交代し、手術を続行する
- 空いている時間に機械類や衛生材料の洗浄、作成、滅菌をする
ですね。
そうですね。そのように明らかに延長が予想される場合はあらかじめ多く夜勤者を確保したりもします。
また、三次救急までやっている病院だと緊急手術の件数が一気にきて、夜勤者では手術を回せないこともあります。
その様な事態を予測してさらに待機者を作っているところもあるようです。
でも、三次救急を受け入れている病院だとERや急性期病棟でもそのシステムを採用しているところもあるじゃ無いですか。
びっくりすることでも無いですよ。
複合系病院・待機のみ
診療科目が多い病院でも、救急の受け入れレベルが高くなかったり、脳外科や循環器系を入れていない病院だと、夜勤者を置いていないところも多々あります。
その様なところだと、在院患者様の緊急手術や、救急日に急搬送されてくる患者様の緊急手術が、夜間帯に発生する主だった理由ですよね。
緊急手術の回数が多く無いことが予測されます。
そうなると、夜勤の必要性はなく待機者の確保のみで終わることが多い様です。
平均的な待機人数は1から3人が相場でしょう。
病院によって変わるところでしょうが…。
待機者の仕事内容として…、
- 緊急時の呼び出し用携帯を所持
- 呼び出された際に病院の指定する時間内に到着する事
- 自分自身で麻酔器の点検・必要物品の準備・術後の後片付けを行う
です。
そうですね。
通常機械の点検はMEさん。
機器の管理や洗浄、滅菌は助手さんが行ってくれています。
夜勤帯は、これらの職種の方々がいらっしゃらないので、自分自身でやることになりますね。
単科・病院系
単科の病院だとさらに緊急手術の発生度は下がります。
なので基本待機で回しているところが多いと思います。
(ただし、脳外科・循環器系の病院は単科でも夜勤を実施しているところも多くありますので面接時に確認しましょう。)
待機者の仕事内容は上記に前途した内容を参照して下さい。
ただ、単科だとある程度基本に使う機械類があらかじめ準備されています。
事前準備が複合系より簡易な場合が多いです。
また、単科なので患者の管理が複合科よりも容易です。
緊急手術の可能性がある患者をマークする事も可能です。
複合科よりもいくらか待機者の心の準備ができやすいのでは無いでしょうか?
単科・クリニック系
診療科にもよりますが、ほとんど待機者を準備していないところが多い様です。
基本的にクリニックですから、入院施設がありません。
ですので、緊急手術が発生する様な手術をすることがまず無いです。
入院施設があったとしても、診療所の扱いなので19床以下です。
何か緊急事態が発生しても、夜勤者と担当医師で救急病院へ搬送して終わることが多いと思います。
場合によっては「電話番」と称す役割がありますね。
手術患者様から、夜間の心配事相談の様な窓口としての対応を担うことがあります。
それでもほぼ、緊急度が無いので翌日まで様子を見る様促し、翌日以降の診療時間内での再診を促します。
このシステムを取り入れている病院はかなり親切なところでしたね。
ホスピタリティ第一主義と言いましょうか(°▽°)
オペナースのお給料は病院形態で変わる!
上記に記載した通り、一口に手術室と言っても様々な環境がありますからね。
お給料事情も様々です。
基本的な給料構成は
- 基本給
- 待機手当
- 危険手当
ですね。
病院系統別に有意差が出てくるのは主に待機手当にあたる部分です。
この詳細をご説明しますね。
総合病院 夜勤、救急あり
正直ダントツ忙しいですけど。
割と国公立病院がこの勤務形態である傾向です。
お給料は決められた手当のみのことが多い様です。
三次救急を受け入れている国公立外の病院だと、夜勤帯にこなした手術件数に対しての手当もある様ですが…。
国公立系だと基本的な夜勤手当が付いておしまいのことが多い様です。
病棟の夜勤者と大きな違いは無いと思って良いのでは無いでしょうか。
複合系・待機のみ
待機手当と呼び出しがかかった時の実労時間を残業代として配給されるのが基本です。
忙しい病院ではしょっちゅう呼び出しがかかりますので、本当に手術室看護師は稼ぎ方が半端なかったです(笑)
手取りで45万や50万と言う月もざらにありました…。
ただしこの病院は24時間年中無休を謳っている病院…。
お金はあったけど時間が本当に無かったです…。
単科・病院系
基本的な手当システムは上記と同じです。
基本的に待機が当たっても呼び出しがかかることが少ないのでお給料に反映されることがあまり多く無いです。
待機でガツガツ稼ぎたい人は複合系
どちらかと言うと自分の時間を大事にしたい人は単科系を選ぶと良いでしょうか。
単科・クリニック系
基本的に待機が無いので待機手当はありません。
電話番もよっぽど親切な病院だけ。
あったとしてもほとんどが個人経営ですから医師自身が対応する事もあります。
看護師が電話番をしていても緊急手術をするわけでは無いですから飲酒もしてOKです(笑)
なので、あったとしても電話対応をしたら一本いくら、とか一晩2000円程度の手当でしょうね。
私もイチママとしてはこのクリニック系がオススメです。
病院形態別のメリットとデメリット
色々とご案内しましたが、結局どうしようか悩む方も多いはず…。
ですよね( ̄∀ ̄)各系統別に簡単にメリット・デメリットをまとめてみました。
総合系(夜勤・救急あり)
●メリット
- 何と言ってもスキルを身につけられる
- 診療科別に関係なく知識が上がる
- 忙しいが勤務交代があるのでそれなりに自分の時間は確保できる
●デメリット
- 業務が多く忙しい
- 給与面では病棟との有意差があまり感じられない
複合系・待機のみ
●メリット
- 呼び出しが多いとお給料がたくさんもらえる
- 貯金がとても多くなる
- 深夜に及ぶ呼び出しだと平日が急遽休みになることがある
●デメリット
- 残業や呼び出しが多く忙しい(時間の確保が読めない)
- お金はたまるが使う暇がない
- 生活時間が読めないので友人知人との予定が合わせにくい
単科・病院系
●メリット
- 呼び出しがほぼ無い
- 日勤帯の臨時手術もあまりないので残業が少ない
- 手当が豊富
●デメリット
- 知識の保持力に偏りがある
- 専門外の疾患を持った患者への対応が大変
- 病棟に行くと困ることが多々ある
単科 クリニック系
●メリット
- 同じクリニック系列と比較するとお給料や時給がやや高め
- 基本的に待機はない
- 診療時間内に業務を終了しなくてはいけないので残業はまず無い
●デメリット
- 手術室以外の業務も往往にしてある
- 滅菌物や衛生材料、薬の管理も看護師が行う
簡単にまとめてみたので病院選びの参考にしてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?ここまで病院の系統別による手術室の実態をご案内してきました。
全ての病院がこの通りに当てはまるわけでは無いと思いますが、概ねこのような傾向があると思います。
『れもん』さん。
その通り!場所によっては入職時の給料交渉ができたりもしますから、最低限の情報を知っておくのは転職する際に重要になってきますよね!!
できますよ!でも、自分で直接言うのは言いにくいと思うので、看護師転職サイトを使っている人ならコンサルタントさんが代わりに交渉してもらいましょう。
給料交渉の代行も魅力ですが、看護師転職サイトであれば高収入のオペナース求人を沢山あつかっているので、手術室の求人を探すときは転職サイトを使うのがおすすめです。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。