看護師転職大作戦

新人看護師でもクリニックへの転職は無理じゃない!採用条件・求人選びのコツとは

心電図とアラームに敏感!
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クリニックは経験がある看護師が働く場所。そんなイメージをもっていませんか?

でも、新人看護師でもあってもクリニックに転職したいという人はたくさんいます。

夜勤でお肌が荒れるから、日勤だけにしたい!
急変対応や、急性期の忙しい医療現場に疲れた…
患者さんとじっくり関わりたい

『みかん』のような動機も、不純なようで20代の若い看護師にとっては本音かもしれません。

急変対応人工呼吸器の管理などを行う急性期は忙しいですし、緊張感を持って働いているので、どうしてもスタッフはピリピリしてしまうもの。

ゆったり患者さんと向き合いたい看護師もいますよね。

クリニックはそんな看護師にぴったりの職場です。

ですが、そもそも新人はクリニックに転職できるのでしょうか

結論から言えば、新人看護師がクリニックに転職するのは簡単ではありません。ですが、この記事を読んでいただければ、新人ナースであってもクリニックに採用される可能性を高めることができますよ。

それではいきましょう!

新人看護師はクリニックに転職できる?

新人看護師がクリニックで働けないと言われている理由は、何だと思いますか?

まだ、若いから?
新人は、圧倒的に経験値が少ないからよ!

卒業したばかりの1年目は、実習の経験しかありませんよね。

学校で学んだ知識は、もちろんとても大切ですが、実際の現場は教科書通りにはいきません

同じ薬を使っても、病状によって治る時期が異なるのと同じです。

たとえば、医療材料には説明書がないので、自分で使い方を知っていなければいけないのです。

ある程度経験があれば、多少勝手が違っても対応できますが、新人は難しいですよね。

教育制度が行き届いた病院のように、一対一で指導してくれるプリセプターもいません。

鬼のように怖いプリセプターでも、いてくれるだけマシなのね…
教えてもらえるだけ、ありがたいと思いなさい!

クリニックはスタッフが少人数であるため、基本的に即戦力が求められます。

クリニックは患者さんが予約なしに来るから、モタモタして時間を取られるわけにはいかないのよ

また、地域のクリニックは、病気の発見が使命でもあります。

医師は診察中のわずかな時間で、病気を判断しなければなりませんが、待合室などの様子から、看護師が患者さんの異常を発見することもあります。

ほかにも、待合室であまりに具合が悪そうであれば、ベッドに案内する気遣いが必要ですよね。

インフルエンザなど感染力の強い病気が疑われれば、隔離することで、院内感染を防ぐのも重要な任務のひとつ。

患者さんの様子から即座に判断し毅然と患者さんに対応できるのは経験を積んだ看護師と考えられているのです。

1年目は、新人として慣れるのに精一杯
2年目は、プリセプターから離れたばかりだし
3年目は新人指導や、リーダー業務を始めることが多いよね

求人施設の中には、臨床経験3年以上と決められているところもあります。

病棟で1~2年しか経験がない場合、よほどの覚悟がなければクリニックに採用されるのは厳しそうです。

クリニックでやっていける看護師の条件とは

では、クリニックでやっていける看護師ってどういう人でしょうか。

多くの疾患を実際に見たことがあり、知識がある

多くの知識と経験は、決してムダにはなりません。あればあるだけ現場に生かせます。

疾患ならではの観察点や看護技術は必須項目なので、難しい疾患が出てきたら、調べるなり、聞くなりして学んでいく努力も必要です。

私はケアマネや製薬会社の担当者と話をすることで、自治体や社会福祉制度のしくみなどについて知ることができましたし、いい経験になったと思っています。

コミュニケーション能力がある

困ったときは、なんでも聞いてくれよ
医師を味方につけるとラクよ
お、お姉ちゃん…

『柿太郎』のように、医師がみんな声をかけやすい性格とは限りません。

気難しい医師も多いので、心をうまくつかむことが重要です。

私が勤めていたクリニックでは往診をしていたので、訪問看護ステーションのスタッフやケアマネ、患者さんのご家族と電話でやり取りすることもありました。

他職種との連携も多いです。

日頃から十分にコミュニケーションをとっておくことで、相手との信頼関係を築くことができます。

いざというときには、無理を聞いてもらえることもあるのでおすすめですよ。

すすんで雑用ができる

ギリギリの人数で回していると、雑用も多いもの。

看護師でも受付の仕事を手伝うこともありましたし、年に一度「棚卸し」もありました。

総合病院では、棚卸しとかしないよね

経験から言えば、看護師の仕事だけをするのではなく、お互いに協力しあうことで、より人間関係が円滑にいくように感じました。

待ってるんじゃなく、「手伝います」と自分から声をかけていかないとね
はいっ!先輩っ!

自分で考えて行動ができる

クリニックとはいえ、軽症の患者さんばかりが来るとは限りません。

患者さんの様子を見て、早く処置した方がいいと感じた場合、どうしますか?

診察の順番を入れ替えたり早めたりする判断は看護師が主として行います。

でも、先に順番を待っている患者さんからすると、順番を抜かされるのはいい気持ちではありませんよね。

そこで患者さんに説明して納得してもらうのも、また大切な看護師の役目となるのです。

年上の患者さん、ご家族に毅然と振る舞うのは、慣れるまで本当に難しいことですね。

新人がぶつかりやすい壁だと思います。

知識と経験を積み自分の判断に自信が持てるようになると、自然とできるようになりますよ。

新人看護師がクリニックの求人を選ぶコツ

もし、それでもクリニックに転職したいなら、次のような施設の求人を選ぶようにしましょう。

看護師の数が確保されている

看護師の数が少ないと、どうしても負担が大きくなります。

処置が多い病院だと、ルーティンの業務だけで手一杯で、新人教育まで手が回りません。

処置が少なめの診療科目

クリニックに限ったことではありませんが、臨床経験のない(少ない)新人が入ってくると、スタッフの負担が増えます。

余裕がないところだと、風当たりがキツく、辞めたいと感じてしまうこともあるかも…

内科より、精神科心療内科眼科耳鼻科などの募集を探してみるといいかもしれません。

スタッフ同士の仲が良い

スタッフ同士の仲が良いのは働きやすさだけでなく、患者さんの満足度も高いはず。

職場内がギクシャクしていると、聞きたいことが聞けなくてミスにつながることも…

裏技ですが、気になるクリニックがあれば、一度自分が患者として受診してみると内部が分かっていいですよ。

おぉ~!求人情報じゃ分からない様子が見れるかも

周囲に理解がある

最近はどこも看護師不足なので、昔に比べて、新人看護師を大切にする風潮が出てきているように感じます。

誰にでも新人時代はありますものね。

ただ、新人が入ってきても、教育できるほどのゆとりがあるか周囲の理解があるかは把握しておいた方がいいでしょう。

採用面接のときでもいいですし、看護師求人サイトではキャリアコンサルタント、ハローワークやナースセンターの職員に聞くこともできます。

まずは、自分の状況や不安を理解してくれるクリニックを見つけることができれば、長く続けられるのではないでしょうか。

クリニックに転職したい!新人看護師のあなたへ

まず、新人であることは、面接の際に必ず伝えてください

もし採用されたとしても、受け身ではいけません

クリニックに限ったことではないけど、自分からすすんで学ぶ姿勢を見せることは大切よ
「誰かがやってくれる、教えてくれる」では、知識が身につかないわよね

そして、患者さんやスタッフとは、自分からコミュニケーションをとるようにしましょう。

施設によっては、医師が積極的に最新治療を行っているなど、勉強になることも多いです。

クリニックには、総合病院とは違った良さがあります。

あなたも、ぜひ希望にあったクリニックを見つけてくださいね。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。