看護師転職大作戦

新人看護師でも転職は「できる」、「するべき」。臨床経験浅いナースの転職体験談

新婚ナース✩
Chucky·͜·ೢ ⋆*

あーあ・・・。働きだしてからまだ半年かぁ・・・。向いてないみたいだし辞めちゃおっかな。
何かあったの?
だって、毎日怒られてばっかりなんだもん。私は褒められて伸びるタイプなのにぃ!
知るか!

新人看護師は悩みがつきもの。新人ナースの『みかん』もこれでも真剣に悩んでいるようです。

私は、職場の理不尽な人事異動や結婚・引越しが重なり、新卒で就職してから1年6カ月で転職をしました。

その後は非常勤で働いたり、派遣へ転向したりしましたが、臨床経験5年以下にして転職は3回ほど経験しています。

今の若い子は我慢が足りないわね~。

こんな声が聞こえてきそうですが、私はあえて声を大にして言いたい。「我慢していたら人生損しますよ!」と。

私は転職を決断したことで、いまでは納得のいく職場で働くことが出来ていて、とても充実した日々を送っています。

それでは、臨床経験の少ない看護師へ伝えたい転職のお話をしていこうと思います。

新人看護師のその悩みは転職で解決できるかも?

「みんな同じように頑張っているんだ」と自分に言い聞かせ、なんとか今日まで仕事を続けている方も多いのではないでしょうか。

毎日、先輩から指導され、医師にも怒られて、記録も書き終わらず残業・・・慣れない夜勤で体調を崩し、患者さんからのクレーム。家に帰ったら明日の予習をしておかなくては・・・。

そんな生活をしていれば、精神も体調も崩れていってしまいますよね。

入職して3ヵ月くらいまではそれでも同期がいるからと踏ん張れますが、夏を過ぎた頃から同期同士でも差が出始めます。

こんなこともできないの?あなたの同期みんなできているよ。
そんな言い方しなくても…。
私だけ遅れてるんだ…。やっぱり私は看護師に向いてないんだ…。

こうなって来ると、孤独感が強くなり出勤すら憂鬱になってしまいます。

「辞めたい」と考えることはあっても、実際に辞めるという決断には勇気が入りますよね。

辞めたいとは思っていても行動に移せず、我慢し過ぎている方も結構いるんじゃないでしょうか。

でも、よく考えてみてください。「プライベートの時間でも仕事のことで心が晴れない」そんなのもったいないです。

「看護師に向いていないんじゃないか?」と悩んでいる人でも、完全に看護師を辞めてしまう前に、私のように転職をすることで看護師を続けられている人をたくさん知っています。

完全に塞ぎ込んでしまう前に、私のように転職を考えてみてはいかがでしょうか?

我慢なんて時間の無駄ね。私なんてダメ師長にボロクソ言ってるわ。
ちょっと違うような…。
あなたの病院の師長とは友達なんだから、やめてよね…。

ちなみに、看護師の年間の離職率はおよそ12%(2009年のデータ)となっていますが、そのうちの75〜80%が新卒看護師です。

他の職種で見てみると、社会全体での離職率は新卒の離職率が(中卒、高卒、短大卒、大学など全新卒含む)約15%となっています。

仕事を辞めるにしても「働かない」という選択肢をとる方はほとんどいないでしょうから、離職した人たちのほとんどが再就職活動や転職活動をしていることになります。

新卒・新入社員の離職率って思ってるよりも高いんだ。
看護師に限らず20代前半の転職活動は盛んってことね。

意外!?新人看護師が転職をするメリット

「転職をしてみようかな?」という気になってきましたか?

んー・・・でもまだ半年しか経ってないしぃー・・・。
転職をしても同じかもって思っちゃう人もいるわよね。
だいたい、そんな臨床経験で採用なんてしてくれるわけないじゃない!

いえいえ、新人看護師でも転職はできます。できるし、してもいいのです。というよりも、転職することでたくさんのメリットがありますよ!ここからは、私が感じたメリットを紹介します。

ライフスタイルに合った仕事ができる

転職先によっては、“夜勤なし”にもできます。土日休みが良ければ、そういう部署や施設に転職もできます。

職場を変えれば適性の確認ができる

職場を変えたことで、何年も看護師を続けられる人ってたくさんいます。看護師に向いてないのではなく、今の職場が合ってないだけかもしれませんよ。

精神的なプレッシャーをリセットできる

今の職場におけるストレスをリセットできます。先輩のことも、専門科目の勉強のことも忘れていいんです。

実は採用されやすい

これは意外かもしれませんが、実は臨床経験の短い看護師でも案外すんなり仕事が決まります。臨床経験が短い方が吸収しやすく、体力もあるので重宝されるみたいですよ。

手厚く指導&研修を受けられる

病院の規模にもよりますが、3年以下での転職の場合は、中央研修に参加したり、研修会に参加させてもらえたり、指導体制をきちんと整えてくれる場合が多いです。

小規模な医療機関の場合は体制が整っていない場合があるので、クリニックや施設の場合は、面接時に指導体制について質問してみてもいいかもしれません。

なんだ!じゃあ私いつでも辞めていいんだ!
・・・。

新人ナースにおすすめな看護師転職サイト

転職してみようと思うんだけど、何からはじめたらいいの?

新人ナースの場合、転職の方法もわからなければ、新卒で入った病院しか知らないので、どんな求人を選べばいいのかわからないと思います。私も実際そうでした。

そのため、看護師転職サイトに登録することをおすすめします。

参考:看護師転職サイトは使うべき?メリットとデメリットを整理してみた

看護師転職サイトを使うのが不安な方へ

  • 転職サイトってなに?
  • お金はかかる?
  • 勧誘はしつこくないの?
  • どこまで話さなければならないの?
  • 転職先をゴリ押しされたりしない?

こんなふうに、転職サイトを使うにも不安要素がたくさんあると思います。でも、私の経験からお話すれば転職サイトは必ず使ってほしいです。その理由をお話します。

まずはじめに、転職サイトに登録すると、看護師専門の転職コンサルタントが電話やメールで転職相談や求人紹介をしてもらえます。すべて無料で受けることができます。

無料って逆に怪しくない?

いえいえ、私も勘ぐる部分はありましたが、特定の病院への勧誘がしつこかったり、押しきられて無理に決められるということもありません。中には紹介歴のある病院を紹介されたりしますが、断ったからと言ってこちらには何も損はありません。

むしろ転職サイトのコンサルタントは、何件も看護師の話を聞いているのでとても聞き上手です。

あまり身構えずに、経歴や辞めた理由、希望する条件など正直に話しましょう。正直に話すことで、いい求人ゲットに繋がりますよ。

新人ナースには特に、親身になって相談にのってもらえるマイナビ看護師がおすすめです。

正直ね。じゃあ私は臨床経験10年のベテランで美人で巨乳で…。
そのまま病院に伝わるから注意してね。ウソは禁物よ。

採用が難しい病院でも働くチャンスがある!?

ある程度臨床経験がある方は、一般応募でも通過すると思いますが、臨床経験のない方は転職サイトの方にプッシュしてもらうことで、選べる病院の数や採用率がグンと上がります。

また、言いにくい辞めた理由や条件の交渉も代弁して伝えてくれるので安心です。

私の友人で転職を経験している人の多くが転職サイトを使っています。中には、前職を半年で辞めて大規模病院に就職しなおした人、臨床経験5年以上からしか採用しないクリニックに交渉して、臨床経験1年で入れてもらった人もいますよ。

キレイな女性コンサルタントには弱くてね…。
今日はご飯抜きよ。

このように、転職サイトを介して転職活動をすることで、可能性が大きく広がります。仕事を辞める前に最低1サイトは登録をしてみて、実際にどんな職場へ転職をしようか相談しながら決めていくと良いと思います。

臨床経験が浅い人にもおすすめしたい転職先

早くして今の職場を辞めたあなたは、次はどんな分野で働きたいと思っていますか?

全く違う保健分野っていうのもアリね。
日勤のみのクリニックでゆったり働きたいわ~。
やっぱりイケメンの医者が多い病院かなぁ。

『みかん』はともかく、選択肢としてはどれもアリだと思います。

臨床経験が短いということを前向きに考えれば、どんなことにもチャレンジできるフレッシュさがあります。

実際に、経験がない分吸収と早いと重宝されるこも意外と多いもの。

病院以外にも看護師が働く職場はたくさんあります。病院への転職を候補の軸にしながら、新しいフィールドへの転職も検討してみてはいかがでしょうか。

クリニック

病院を辞めた人の多くが再就職先に選ぶのはクリニック。新人看護師の転職先としてはどうでしょうか。

クリニックって臨床経験が問われるって聞いたけど・・・。

そうなんです。多くの場合は臨床経験を問われます。最低でも3年、望ましいのは5年以上からという求人を頻繁に見かけます。

とはいえ、諦めるのは早いです。

新卒採用を実施しているクリニックや、1年以上の臨床経験から採用しているクリニックもあります。

科目は絞られてしまうかもしれませんが、丁寧に求人を探せば結構チャンスはあるんです。

ただ、看護師歴が浅い中でクリニックを選ぶのはデメリットもあります。それは、クリニックでの経験は臨床経験に含めないとする病院が多いからです。

有床診療所であったり、日帰りオペを実施しているような場合には、臨床経験としてカウントされる場合もありますが、基本的には臨床経験としてはカウントされません。臨床経験としての年数を増やしたい方は総合病院などの外来勤務をオススメします。

介護施設

老人ホームなどの介護施設で働きたい場合、大体の場合は経験年数はあまり関係なく採用されます。

医療行為がほぼないデイサービスの場合では、バイタルサインさえ測ることができればいいなんていうところも。

ただ、高齢者施設では施設によって仕事内容が大きく変わるので、看護師として重宝されるか、肉体労働でヘトヘトになるか予想がつきません。看護師の役割をしっかり確認する必要があります。

看護師が少ない分、責任は大きくなるけどやりがいはありそうね。

児童福祉施設

施設といえば、他にも保育園・幼稚園・託児所・乳児院といった児童福祉施設もあります。

ただ、児童福祉施設の場合は、自治体によって看護師の設置義務が変動することもあり、一概に求人があるとは言えないません。そのため、募集を見かけたらチャンスと思った方がいいかもしれません。

また、児童福祉施設では、小児科に務めていたなら1年以内の臨床経験でも採用してもらえる施設もあります。(実際に転職活動をしている中で、経験を問わない求人が多数ありました。)

参考:小児未経験者の転職マニュアル。小児科の看護師求人の選び方と給料・仕事内容まとめ

しかし、経験が成人病院だけの場合だと、哺乳や小児疾患など新しく覚えることがたくさんあるので、難しいこともあるようです。

治験センター

治験コーディネーターと呼ばれる看護師の知識や経験を活かせる仕事があります。

看護師とは全く違うデスクワークメインなので、資格を活かしつつ全く違う分野の業務にトライすることができます。

地域包括センター

地域包括センターでは、保健分野や健康相談などの分野がメインになります。臨床経験を厳しく問う場合(5年以上など)もあるので確認が必要です。

私も自分がどの分野で働いていくか本当に悩みました。

「でも、まだ若いですから!選択肢はいくらでも作れますから!」

そう言って励まし続けてくださった転職サイトの担当者さんには感謝しています。結果的に、今はベストな働き方を見つけることが出来ました。

面接が決まれば面接の準備を!

再就職や転職では当たり前ですが、面接を受けることになります。

臨床経験が短い看護師を採用することは、雇う側も不安がないわけではありません。

私もここ3年で10回以上の面接を経験してきている(内定が出なかった場合も含め)ので、その際に転職サイトの方に言われたことと、自分の経験をまとめてみますね。

臨床経験が短い人が面接で聞かれる質問

  • 退職理由&志望動機
  • 自分の性格分析
  • 前職の業務内容

私の経験ですが、この3つはほぼすべての面接官に聞かれました。

一番多く聞かれたのはやはり“退職理由”でしたが、一番詳しく聞かれたのは“前職業務内容”です。

短い臨床経験で“どこまで何を出来るのか”やはりそこがキーになるようです。

伝え方を失敗しやすい「退職理由」

退職理由を話す時には、注意しなければならいことがあります。

●新しい職場でも起こり得ることを理由にしてはいけない

嫌な部署に異動になったので
理解のある先輩が退職したので

うちの病院でも同じことが起こったらきっとやめていくんだろうな・・・」という印象を面接官にもたれてしまいます。

●前の職場はの悪いところだけ並べてはいけない

給与が安くて、新人への課題がとても多くて、先輩も怖くて、夜勤も多くて、職場まで遠くて~。

こんなふうに、前職について悪いところを言うと、原因を相手のせいにする人だと思われてしまいます。

退職理由には、「前職では出来なかったことを貴院(貴社)でできるように務めたい」というスタンスで伝えるのが有効な方法です。

新人看護師のみなさんに伝えたいこと

私もまだ新人時代に転職をすることには不安がいっぱいでした。いざ転職をすることになったときも、くじけそうにもなりました。

トントン拍子に上手くいくなんてことはありません。

今回お話したかったのは、臨床経験が短い人は転職で有利であるということではありません。臨床経験が短いくてもチャンスは沢山あるということです。チャンスがあるんだから、今の職場で我慢しているのはもったいないですよということです。

なんだかんだ言っても“経験してなんぼ”の看護師世界では、1つの病院で長年務めている人の方が信頼も厚く、即戦力になるのは確かです。

つまり、“経験を問わない”と求人情報を出しているところでも経験豊富な方と比較されれば書類で不採用となることも多々ありました。

それでもチャンスが全くないわけではありません。いくつか不採用になったくらいで、めげない精神性で頑張りましょう。

ガラスのハートの私には無理かも…。
あなた、昨日男にフラれたこと覚えてる?
(あっ…。)

再就職した後にも悩みもあります。新しい職場でのコミュニケーションです。

どの職場にも、聞かれたくないことを根掘り葉掘り聞いてくる人はいます。

「なんで、前の職場はすぐ辞めたの?」
「なんで若いのに常勤で働かないの?」
「健康面で何かあるの?」

私も休憩室でこんなことを聞かれたことがあります。正直、話したくなかったです。でも、気になる気持ちもわからないではないです。

こんな風に、新しい職場に慣れてきた頃には何かしら質問されることがあるでしょう。そのときに笑顔で受け答えできるくらいの心の余裕をもてるように、事前に回答を準備しておくといいと思います。

私はこれまで転職を3回経験してきましたが、その教訓が「辞めたいときが、辞めるとき!」です。

なんだか、無責任に感じる方もいるかもしれませんが、嫌な仕事を無理に続けるのは精神衛生上良くないと思います。

ぜひ皆さんも、せっかく“職場を選べる職業”である看護師になったのですから、自分が本当に働きたい職場を選んでみてはどうでしょうか?

明日、職場に行きたくないあなたにとって、この記事が少しでも参考になったのならうれしいです。

人気記事ベスト5

 

登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。