看護師が嫌な先輩・苦手な先輩と上手く付き合う方法
PRyumi
もったいないんですけど、多いんですよね。「嫌いな先輩がいるから」と、転職していって言う人。
でも、転職したからって、問題は解決しますかね?
はい、そういう苦手な先輩と、不器用な後輩のやり取りを、たくさん見てきましたからね…。
ほんの少しのの誤解が重なったり、ちょっとしたことが足りなかったり、「おしいなあ…こうすれば誤解が解けるのになあ」という看護師たちをたくさん見てきましたから。
それでは…みかんだけでなく、苦手な先輩がいるすべての看護師の方へ。苦手な先輩と、少しでもでも上手くいく方法をまとめました。
私自身、過去に苦手な先輩がいたり、怖い先輩から後輩をまもったりした経験がありますので、それを踏まえてお伝えしますね!
苦手な先輩看護師ってどんな人?どこにでもいる嫌な先輩の特徴
言い方がキツイ
実は、本人はキツイつもりは全くなく、普通の言葉で話しているつもりです。
単純に、自分の言い方が人の気持ちにどういう影響を与えるかを考えられない、自分を客観視できていないんですね。
いえ、患者さんからクレームが入る先輩看護師もいます。不器用なのかもしれませんね。
細かいことに口うるさい
業務の後の片づけとか、準備とか人の仕事にやり方に口を出す先輩看護師っていますよね。
いえ、私も『みかん』と同じように思うこともありますよ。
人の仕事のやり方に口やかましく言う先輩は、気が付きすぎてしまうんですね。段取りも良く、仕事も早いのかもしれません。
どのタイプの先輩も、私にはこの人無理…って思っているのは貴女だけではないかもしれません。
それでも、上手くやれる人はやれている。
難しい先輩に嫌われずにうまくいく付き合い方は、あるのでしょうか?
女同士の関係は独特であると心得る
まず一番の基本として、女同士の人間関係には、ネタミがつきものだということを忘れないでおくことです。
ありますよ。
以前勤務していた病院に、女優のようにきれいな新人が入ってきたんですよ。その子は、全く話したこともない中年の先輩から、入職直後から意地悪されていました。
そうですよね。大体、職場はそんなことを争う場所ではありません。なのに、妬む人は実在するんです。ま、実際先生たちも他のナースそっちのけでチヤホヤしてましたからね…。
案外、アホな事にこそ、人の真理があるものです。
他に妬みの対象になるようなことは
- 出身の看護学校がレベルが高いか
- 彼氏がいるかいないか
- 独身か既婚か
- 家庭を持っていたとして、旦那が高収入か
- 借家か持ち家か
- 子供がいい学校に行っているか
なんてこともあります。
だからね、雑談の時は自慢になるような話題は避けて、聞き役に徹するといいですね。万が一、自慢の様になりそうだったら、謙遜と、ユーモアを忘れないことですよ。
先輩に嫌われてしまう看護師は特徴がある!?
自分から嫌わない
「何だか私、あの先輩から嫌われている気がする…。」という時ってありますよね。そういう時は、予感は大体当たっています。
でも、例えばあなたが先輩看護師を「恐い」と思っているとして、それも先輩は感じてます。先輩からしたら、悲しいことですよね。
人間関係は、自分を映す鏡です。自分が怖がったから嫌われたのかもしれません。
まず、最初の一歩として自分から先輩を嫌わないようにしましょう。
言葉足らずを無くす
最近の若い人の傾向なのですが、ほんの一言が足りないことが多いですね。
例えば、こんな場面。
- 自分が休憩中、担当の部屋を先輩に看て貰っていた時
- 自分ではなかなか入らない点滴を代わって貰ったとき
- 入りなので日勤を上がらなければならず、残務を先輩が引き受けてくれたとき
- 自分で判断が付きにくい症例の患者さんについて先輩からアドバイスをもらったとき
先輩から助けてもらっている事って、仕事中は必ずあると思うんです。その時、たった一言の「ありがとう」が言えていますか?
人間関係は一言の声掛けと、その積み重ねで変わるものです。患者さんに出来て、先輩に出来ないってことは無いですよね。
目上の人を敬う気持ちを持つ
先輩は、長く働いているというそれだけで敬わなくてはいけない存在。言葉遣いなり態度で、「敬っています」ということを示さないといけませんね。
苦手であるという感情と、尊敬の念を持たなくてはならないことは別です。あくまでも目上の人なんですよ。
それは、大げさですけど、まあ、当たっている面もあるかもしれませんね…。
目上の人を慕う心を持つ
誰だって、子犬の様に自分のことを慕ってくれたら悪い気持ちはしません。自分からしたって、話しかけて近づいていく気持ちを持ちましょう。
向上心を持つ
これは難しいのですが、同じ失敗を繰り返して、いつまでも成長しないというのが一番嫌われます。
でもね、なかなか出来る様にならない事でも家に帰って調べ物したり、「ここまで調べたんですけど、この先はどうなんですか」って先輩に質問したり、熱意を見せることも大事です。
そう、自分をプレゼンすることも大事ですね。
他には
- 報告・連絡・相談をこまめにする
- 与えられたことだけではなく、それ以上の仕事をする
- いろんな人とコミュニケーションをとり、周りを味方につける
なんてことも大事ですね。
その普通が本当にできているのか?良く自分のふるまいを振り返ったほうがいいんです。
努力してだめなら、転職もあり
誰でも本当は、人間関係が原因の転職などはしたくないのです。が、転職理由に一番多いのがこれなんですね。
先輩との関係がどうしようもなくこじれてしまったら、残念ですが、治せない疾患と同じ。「転職もあり」だとは思うのですが…。
人間関係はお互いさまです。先輩も悪いかもしれないけど、自分にも反省するべき点が無かったかを振り返る必要があります。
例えばあなたが口うるさい先輩が苦手で、その人に嫌われていたとして。
問題を解決しようとせずに、仕事で話さず、飲み会でも話さず、避けていたとしたら。転職先で同じタイプの人に出会ったらまた同じ過ちを繰り返すでしょう。
そういうタイプの人にはどう接すればよかったのか。今回学んだことを糧にして転職に臨みましょう。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。