職場の雰囲気が最悪!人間関係で悩みのある看護師の実態とストレス対処法
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れもんちゃんだったら、他でもバリバリ働けるじゃん。
れもんちゃんも、そう頑なにならず・・・、ね。
はいはい、職場の人間関係ってホントに厄介ですよね。
特に看護師同士の人間関係は、どこの職場にも必ずある「定番の悩み」です。
ま、戦うかどうかはさておき、できることなら転職は避けたいと考える人もいますよね。
そんな人のために、看護師の人間関係のストレスへの対処法をご紹介しましょう。
職場の人間関係で悩みがある看護師の実態
まずは、看護師同士の人間関係でどういうストレスを感じているのか、現場の看護師さんの声を聴いてみましょう。
看護師ブログ [ナースはつらいよ]のライターさんへのアンケート結果
上司(看護師長・主任)
- 育児に対する理解がない
- 仕事のアドバイスをしない
- ナースコールに対応しない
- スタッフよりも管理職間の連絡を優先する
- 勤務表の作成が遅い
- 好き嫌いで判断する
- 院長の愛人(仕事に私情をはさむ)
先輩
- 怖い
- 気分で対応される
- 理不尽なことで激怒
- 馬鹿にされる
- 仕事を押し付けてくる
- 無視する
- 後輩の粗探しをする
後輩
- タメ口 返事が「うん、うん」
- 遅刻する
- 無責任
同僚
- 人間関係を引っ掻きまわす
- 不満ばかり言う
- なれなれしい口調
- 失敗や落ち度を認めない
- とりあえず言い訳する
- 厄介な仕事に関わらない
みかんちゃんも対処法を知っておくべきじゃない?
人間関係でのストレスはどう対処したらいいの?
では、こうした人間関係のストレスには、どのように対処すればよいのでしょうか?
ストレスの原因を論理的に理解する
まずは、ストレスの原因を論理的に理解しましょう。
「なぜ、この人との関係がストレスになっているのか」
「この人と自分の考えの違いはどこか」
「この人はなぜこのような態度や言動をとるのか」
などを考えることです。
「なんとなくイヤ!」「生理的にムリ!」という感情的な判断では、人間関係を改善することは難しくなります。
そのうえで、次の対処法を考えましょう。
ストレスの原因に働きかける
●自分自身の言動を見直す
ストレスの原因を論理的に理解したうえで、自分自身の言動を振り返ってみましょう。
「誤解されやすい言動」や「嫌われやすい言動」をとっていないでしょうか?
自分ではそのつもりはなくても、立場や経験の違いによって「偉そうにしている」「馴れ馴れしい」ととられてしまうことがあります。
客観的に自分の言動を振り返り、改善できるところがないか見直してみましょう。
●相手の誤解や思い込みを修正する
相手が自分に対して誤解や間違った思い込みとしていると思われるときには、その考えを修正するように働きかけましょう。
具体的には、「言葉で説明する」「誤解を修正する言動を示す」などの方法があります。
しかし!ここには大きな問題があります。
「相手の考えや行動を変えることは難しい」ということです。
自分の言動を改めたり、誤解を解いても、それによって相手の行動や考えが変化(好転)するとは限りません。
例えば、ストレスの原因が、相手の理不尽な怒りにある場合、怒りの原因を理解したり、怒りを引き起こしている状況を変えることはできても、相手の「怒り」という感情は、その人自身でなければどうすることもできません。
いくら努力しても、相手の考えや行動を変えることは難しいということを理解しておきましょう。
ストレスの受け止め方を変える
ストレスの対処のもう一つの方法は、あなた自身の「ストレスの受け止め方を変える」ことです。
●割り切る
職場は、立場や経験、価値観の違う看護師の集まりです。
「自分はこう思うけど、○○主任の立場ではそうではないんだろうな」と割り切ることも必要です。
特に、自分の経験が及ばない上司の考えをくみ取ろうとすることには、限界があると理解しておきましょう。
●公私の区別をつけ、職場以外の人間関係を充実させる
みかんちゃんは、職場の人と仕事以外で連絡を取りあったりしていますか?
実は、そうした繋がりがストレスになってしまうこともあるんですよ。
無理に繋がりを持ったりせず、「職場の人間関係は職場だけのもの」にし、公私の区別をつけることも必要です。
プライベートでは、職場以外の友人や家族との人間関係を充実させたり、「ペットに癒される」「没頭できる趣味を持つ」などで、職場の人間関係への固執をなくすことも、有効なストレス対処法です。
パワハラ・イジメへの対処
人間関係のストレスへの対処では、割り切りや自身の受け止め方を変えることは有効です。
しかし、「我慢する」ことは適切な対処法ではありません。
特に、パワハラやイジメに対しては、適切な対処が必要です。
パワハラやイジメを受けていると思う場合は、職場の相談窓口に相談しましょう。
小規模の個人病院やクリニックなど、相談窓口がない職場や、相談窓口が直属の上司など不適切な人選がとられている場合は、外部の相談機関に相談してみましょう。
「転職」という選択肢を残しておく理由
ところで『れもんちゃん』、人間関係を理由に転職したくないと思うのはなぜですか?
そうですね。キャリアのことを考えると、転職はプラスにはならないと考える人も多いでしょう。
また、なかには「人間関係を理由に仕事を辞めちゃいけない」と思っている人もいるかもしれません。
人間関係にはその職場独自の「癖」のようなものがあり、簡単に変わるものではありません。
医師との関係や、仕事の忙しさ、難しさなども、看護師同士の人間関係には大きく影響しています。
できれば転職したくない、という気持ちはよく分かりますが、ほかの職場を経験することも、看護師として、また、人間として、プラスの経験になります。
「辞めちゃダメだ!」と決めてしまわず、「転職」という選択肢もあるんだ、と思っておきましょう。
「今の職場にこだわる必要はないかも」と思えると、ストレスへの対処法も変わってくると思いますよ。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。