老健の看護師求人を選ぶポイントと介護老人保健施設への転職で注意すべきこと
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そうですね。何かを妥協しなければ・・・、この際、顔は・・・。
あ、そうそう。仕事探しも、
- 希望の働き方ができる(雇用条件がいい)
- やりがいがある(仕事の内容が自分に合っている)
- 給料がいい(仕事に見合った収入が得られる)
この3つが揃った職場があればいいですよね。
はい、では今回は、そのいろいろな働き方がある「老健」の求人の探し方を中心に、老健への転職事情をご紹介しましょう。
老健ではどんな働き方が可能?
まず、介護老人保健施設(老健)の看護師の仕事をザックリおさらいしましょう。
老健の看護師は、在宅復帰に向けた入居者に対し、医療ケアやリハビリを行います。
健康状態の観察や服薬管理のほか、吸引や胃ろうなどの医療処置、医療機関との連携がおもな仕事です。
また、老健では多くの施設で夜間も看護師が常駐しています。
さて、このような老健ですが、老健の看護師にはどのような働き方があるでしょうか?
はい、整理してみましょう。
老健では、
- 常勤(正職員)で交代勤務を行う(日勤も夜勤もする)
- 日勤常勤(正職員またはフルタイムパート)
- 日勤の短時間勤務(パート、アルバイト)
- 夜勤専従(おもに非常勤)
- 単発または不定期の夜勤バイト
さらに、施設に「直接雇用」される場合と、「派遣」で働く場合があります。
老健への転職の方法
次は老健への転職方法です。
もし、老健に転職するとしたら、何を優先して転職先を選びますか?
お、いろいろ良い意見が出ましたね。
『ゆずさん』は働き方で選ぶ、『みかんちゃん』と『れもんちゃん』は仕事の内容で選ぶ、というわけですね。
給料の良さを求めるなら、病院です。「介護施設のなかで-」であれば、有料老人ホームのほうがいいでしょう。
では、「働き方で選ぶ」「仕事内容で選ぶ」それぞれの具体的な方法を見てみましょう。
働き方で選ぶ
先ほど整理したように、老健の看護師にはさまざまな働き方があります。
「正職員として交代勤務で働きたい」「日勤のパートで働きたい」といった希望を明確にして、それに合った職場を探しましょう。
求人の募集要項で、勤務体制や勤務時間が不明確であれば、必ず確認しましょう。
●条件によっては該当施設が少ない場合も
夜勤可という条件であれば、多くの求人の中から選ぶことができますが、日勤常勤で正職員希望であったり、時間や曜日を細かく指定したパート、アルバイトなどの場合は、条件にマッチする施設が見つからない場合もあります。
できれば、第2条件や緩和できる条件を準備しておきましょう。
「応相談」は、「相談は受けますよ」であって、「希望を受けます」ではありませんよ。
働き方で職場を選ぶ場合は、押し切られて「望まない働き方」にならないようにしましょう。
仕事内容で選ぶ
老健は在宅復帰を目指す施設ですが、必ずしもみんなが自宅に戻れるわけではないということを思い出してください。
そうですね。
入居者にとっては、在宅復帰率が高い施設が「良い施設」とされています。
在宅復帰率の高い老健の特徴
- 病院や診療所が母体
- 通所利用やショートステイの利用者が多い
- 待機人員が多い
- 施設や関連医療機関の医師が24時間365日駆けつけられる体制がある
どうですか?こういう特徴の老健は、働く看護師にとっても「良い施設」なのでは?
そうですね。
そして、どのような医療処置が必要な人を受け入れているのか、など、施設の基準が明確になっていると、そこでの看護の仕事内容も分かりやすいですよね。
看護師転職サイトを利用して、希望の転職先を探そう!
働き方や仕事内容、施設の良しあしなど、老健への転職を決断するには多くの情報が必要です。
看護師転職サイトを利用すると、これらの詳しい情報を知ることができ、安心して転職先を選ぶことができますよ。
経験が浅い、ブランクがあっても老健に転職できる?
あー・・・。老健に限らず、介護施設は介護スタッフとの関係が問題になるので、人間関係にトラブルを抱えやすい人はムリでしょうね・・・。
はいはい、そっちね。
経験が浅い人やブランクがある人でも、充分にやっていける職場だと思います。
ただし、医療面でのスキルは身につきにくいので、将来的に急性期の病院などで働きたいと思う人は、キャリア的にどうかな、とは思います。
病院からの老健への転職で注意すべき点とは
では、最後に、病院から老健への転職で注意すべき点です。
そうですね。基本はそれです。
そして、老健は病院ではありません。
老健でしくじってしまう看護師の傾向のひとつに、「病院が忘れられない」ということがあります。
介護スタッフに対してだけではなく、同僚の看護師に対しても、
「私がいた病院では、こうしていた」とか、「これだから施設はレベルが・・・」とか、言ってしまう看護師は、介護施設で働き続けることは難しいでしょう。
私も言いました、小声で。
施設の機能にしても、看護の仕事にしても、介護が病院の下にあるわけではありません。
このことは、老健に限らず、介護施設で働く看護師は忘れないようにしましょう。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。