看護師が海外で働く魅力って?海外ナースのメリットとデメリットを教えます!
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シバタダダ


理想はビーチの近くの病院で、周りにおしゃれなカフェがあって、スタッフはイケメンも多くって…
まあまあ。
日本だけではなく、海外でも看護師として活躍したいと考えている方も少なくないようですよ。
海外で働くことは楽しいことも多いのですが、日本とは勝手が違うため、とまどうことも多いもの。
今回は看護師が海外で働くメリット、デメリットについてご紹介します。今後海外で働きたいと考えているのでしたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
海外で看護師として働く魅力、メリットとは何?
看護師として業務の範囲が確立している
海外の場合は、医療行為以外のこういったものは看護助手さんがやってくれることが多いんです。
なので、看護婦は看護に集中出来るというわけです。
看護師が判断して行える医療行為がある
日本の看護師は、医師の指示のもと医療行為を行うのが基本。
2015年から看護師ができる医療行為(特定行為)が拡大したとはいえ、すべての看護師が今すぐにできるようになった訳ではないのが実情。
しかし、海外の看護師はある程度の医療行為がはじめから認められていて、教育カリキュラムにも組み込まれています。
私がオーストラリアの大学に留学していたとき(10年前)ですが。
まずびっくりしたことは、外科看護の実習で縫合の練習をしたこと。
当時は縫合なんて医師の分野だと思っていたので、看護師がするなんて!とカルチャーショックでした(笑)
オーストラリアは土地が広大ですから、郊外に出れば病院のある大きな町が何十キロも先、なんてところも普通。
看護師が医師と一緒にドクターヘリで出動、なんて機会も多いから、看護師がある程度医療行為ができないと困るっていうお国事情もあるんでしょうけどね。
看護師の上のキャリアがある
そうなんです。
諸外国では、看護師の上級職である「ナースプラクティショナー(NP)」があります。
ナースプラクティショナーは看護師ではあるけれど、専門的な教育を経て、患者さんの診察や薬の処方を許されているんですよ。
はい。
日本もナースプラクティショナーはあります。
一般社会法人である日本NP教育大学院協議会によって与えられるもので、国家資格ではないんです。
諸外国のような診察や処方は出来ないのが現状です。
私は精神科を中心に勉強してきたので、精神科のNPさんのことしかよく分かりませんが、地域の精神科コミュニティセンターで働いていたNPさんを知っていますよ。
普通の精神科の先生と同じく、専門の部屋があって、予約制で診察、処方も行っていました。
彼女の専門は青少年ということで、若い患者さんが多かったです。精神科の専門看護師として10年経験があり、大学院に通ってPh.D.(博士号)を取ったと言っていましたよ。
学びのための支援が充実している
日本だと研修や勉強会があると、夜勤明けや休みの日でも出てこなきゃならない…なんてこともあるのでは?
海外では、フルタイムで働いている場合、長期研修のために仕事をパートタイムに変えてくれるなど、融通を利かせてくれることが多いです。
また、オンラインで受けられるカリキュラムも多いので、仕事をしながらでも無理なく勉強が出来る配慮がなされています。
特にオーストラリアは、専門看護師の教育が盛んで、資格を取りたい場合もパートタイムで仕事をしながら勉強することが可能です。
もちろん職場の理解は必要ですけどね。
プライベートの時間がしっかり取れる
日本に比べて圧倒的に休みが多いです!
バカンスでバリ島へ行ってきた〜なんて話もよく聞きました。
(オーストラリアからバリ島はわりと近い)
また、残業がないのが普通。
仕事が残ったら引き継いで次の勤務の看護師さんがやってくれます。
仕事は大変だけど、しっかりお休みをもらってリフレッシュできるのがよいところです。
看護師の社会的地位が高い
そうですね。
医療職自体が社会的に信用されているってのが大きいんでしょうね。看護師もその中に入っているので、一目置かれているって感じですかね。
ぶっちゃけちゃいますが、「私、看護師をやっています」と言うと、周りの反応は「おお〜!」って感じでした。
さらにどうでもいい話ですが、オーストラリアでは看護師っていうと家を借りるときの信用度が違いますし、ローンが組みやすいようですよ(笑)
海外で看護師として働くことのデメリットとは?
海外滞在にお金がかかる
海外ですぐに看護師として働ける方は、海外派遣を除いてかなりの少数派ではないでしょうか?
普通はその国で看護学部に通うなり、就職のための準備やトレーニングを積むのが一般的です。さらに、まずは語学の勉強から始めるという場合も少なくはないはず。
当然ですが、その期間はお給料がもらえないので、すべて実費です。
特に海外で大学に通う場合は、教育費+生活費などがかかるので、事前にしっかり準備しておかないと大変ですよね。
近年、その国の看護師資格を持っているだけじゃ就職できない
これも、看護師として働く以前の話になっちゃいますが・・・
10年前の話になりますが、私がオーストラリアにいた当時はとにかく看護婦不足。外国人看護師にとって「売り手市場」でした。
そのため、経験のある外国人看護婦は即戦力になるからと就労ビザのサポートをしてくれる病院も多かったのですが・・・
現在は、看護師資格を持っているだけでは就職は難しいのが実情です。
そうなんです!
というのも、自国の看護師を優先して取りたい病院側は、外国人看護師に就労ビザのサポートをしてくれないことが多くなってきたのです。
特にアメリカ、イギリスは大変らしいと聞きます。
アメリカ、イギリスで看護師として就職を希望する場合は、就労ビザのサポートの必要がないほうが(例えば結婚していてその国の永住権がある、配偶者ビザがあるなど)就職には有利かもしれませんね。
もちろん、外国人看護師に全然ビザサポートをしてくれないという話ではありませんよ。
優秀な看護師はどこでも欲しいものなので、実力があればチャンスはあるのでは?
看護師の業務の範囲が広い分責任も伴う
日本の看護師は「医師の指示のもと」業務を行いますが、海外の看護師は看護師判断で出来ることが多いゆえに、行ったことへの責任も伴います。
当然のことかもしれませんが、常に細心の注意を払いつつ業務をこなすことが必要ですね。
その国の言葉、文化、習慣を理解するのが案外難しい
外国で看護師として働くことは、この国の言葉、文化、習慣を理解して働くということです。
日本人は奥ゆかしいのが美点ですが、海外ではそれが「何も考えていない人=能力がない」と誤解されてしまう危険があります。
とくに、語学の習得は必要不可欠。
医療現場で使っている言葉には辞書には載っていない言い回しはたくさんありますので、毎日が勉強ですよ。
さらに、その国の共通言語が数カ国語ある場合は、マスターしておくことに損はありません。
また、移民が多い国は患者さんも多国籍な場合が多いです。患者さんのバックグランドを理解することが、今後のよい治療関係を築くのに大切なことです。
これは余談ですが・・・
オーストラリアのとある精神科病棟で、患者さんの話を聞くときにベッドサイドにひざまずいたら、ひたすら不気味がられました(笑)
なんとなく、日本での習慣でそうしただけだったのですが、そんなささいなことでも違うのだなと実感しましたよ。
海外で働くのはメリット多し!ただしその国の事情を十分リサーチして
海外で働くことはやりがいもあり、キャリアアップも図れてメリットが多いです。しかし、語学の習得や、新しい看護知識、看護技術の習得など、勉強することや努力することはさらにたくさん!
事前のリサーチは、しっかりとしておくのが大事ですよ。
とくに、看護師教育課程のカリキュラム、外国人看護師のビザ取得については法律がコロコロと変わることが多いです。
常に最新の情報を手に入れるようにしましょうね。
あきらめずにこつこつと準備して、いつかあなたの夢を叶えてくださいね!
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。