小児科の看護師求人はどう選ぶ?小児科で働きたいナースの転職術
PRyumi
ちょっとちょっと…まじめに考えてくださいよ。
3人がまじめに考えていないので…
小児経験者の私が、子供と関わる仕事や小児科で働いてみたい看護師さんのために、「小児科や子どもに関われる看護師求人の選び方」を伝授します!
総合病院小児科の看護師求人
少子化はこういうところにも影響していますね。
私自身、「勤務していた総合病院の小児科が無くなった」という噂を聞いたりします。それでも、通勤可能な範囲の総合病院に小児科の募集があったら、「応募してみたいな」と思いますよね。
総合病院の小児科に応募したい場合、気を付けなければいけないことがあります。
総合病院の小児科で働くメリット
小児科が自分に合わなかった場合、移動願を出せるメリットあります。キャリアアップのため、他の科を学びたい気持ちが出た時にも良いですよね。
院内に同世代の同期ができると、成人他科の仕事の話を聞く機会や、勉強会に参加するチャンスがあります。
小児一色に染まらず、視野を広げていられることになりますね。
総合病院の小児科のデメリット
転職の場合、配属希望が通るとは限らないんです。
小児科病棟に応募して、面接の段階では小児のはずだったのが、就職初日に配属が変わった話を聞いたことがあります。
人聞き悪いですね…。ナースも常勤ならサラリーマンですよ。上からの命令で移動や配置転換はあり得るわけです。
自分で応募した場合の、配属トラブルは何度か聞きましたし、私自身こういう目にあったことがあります。
この場合、転職サイトに間に入って貰って、希望を伝えた方がスムーズに話が運びますよ。
小児専門病院の看護師求人
絶対に子供の看護がしたい看護師さんの転職先で一番おすすめしたいのが、「小児専門病院」です。
子どもと深く関われるのが「小児専門病院」の特徴です。
ちょっとまって、そこにもメリット・デメリットがあります。
小児専門病院のメリット
子供と深くかかわることができて、小児看護師としてはやりがいを感じます。私も自分の看護師人生で一番やりがいを感じたのは小児専門病院で勤務していた時でしたね。
病院の構造、物品などすべてが子供中心に作られてることにも働きやすさを感じます。
小児専門病院のデメリット
一番は、「病院の数が少ない」ということですね。住んでいる地域で探そうと思っても近隣になく、引っ越しが必要な場合もあるんです。
また、子供専門病院も配属先は採用されてみないと分かりません。
周産期センターや重身併設の病院場合、配属先によっては患者さんが子供ではなく、大人の場合もありますよね。
さらに、病棟により同じ小児でも随分雰囲気が違ってきます。ICU・NICUはピリピリしいていますし、学童の内科は大人びた子も多く、看護師を見る目もシビア…。
小児科クリニックの看護師求人
ここでは、地域の子供と関わることができます。どのような特徴があるのか、ご紹介しますね。
小児クリニックのメリット
決まった曜日に検診を実施しているクリニックが多いので、かわいい赤ちゃんに毎週触れることが出来ます。赤ちゃん好きにはたまりませんね。
また、アレルギー疾患などで、長期通院する子供も多く、地域の子供と長いお付き合いができ、成長を見守る楽しさがあります。
小児クリニックのデメリット
院長との相性が難しいこと、これが一番ですね…。
また、保護者とのかかわりが濃いですね。育児に不安がある人はどうしても細かくなり、クレーマーになることも。
その他、
- 風邪やアレルギーなど疾患が限られる
- 冬場は忙しく残業が多い
ということがあります。
クリニックで小児科の求人をお探しの方は以下の記事も参考にしてください。
病児保育室の看護師求人
病児保育室はクリニックが医療法人が経営していることが多いです。
預かる対象の子供は
- 感染症に罹患後で、解熱はしたけど登園禁止期間の子供
- 微熱があって登園できない子
- お腹の風邪をひいた後で、普通のご飯が食べられない子
など、主に保育園に行けない子です。
子供1~2人を一人の職員が見るので、関わりはしっかりできます。ただし、子供は一時的に具合が悪くなっている状態なので、機嫌は悪く、楽しいかかわりはできないかもしれません。
また、感染症にかかった後の子供が多いので、そこで働く看護師もその感染症をもらってしまうリスクがあります。
看護師の資格を生かして子供と関わる仕事をしたいなら、発想を変えて、「医療機関以外で働く」という方法もあります。
保育園や放課後デイサービスです。
こだわりなく子供と関わりたいのであれば病院以外の募集もお勧めですよ。
子供とのかかわり、どこがいいのか
看護師の資格を生かして小児科など子供とかかわる仕事をするには、どの職場であっても長所・短所があります。
体力がある人は子供専門病院の常勤。家庭と両立したいなら小児科クリニックのパート。など、ライフスタイルや自分が好む形に合わせ、求人を探しましょう。
その中で、「こども医療センターの幼児の外科で働きたい」など、気持ちが固まっているのであれば、転職サイトの方に間に入ってもらって希望を伝えるのがいいでしょう。
丸裸で挑むより、うまく交渉してくれて、希望に近い形を探してくれます。
子供好きにとって中毒性がある「小児看護師の仕事」。「もう、小児以外では働きたくない」という先輩もたくさん見てきました。私も本当はできるならそうしたいところです。家の事情でできませんが。
子供の何がそんなに魅力的なのか…迷っている看護師の方にも感じてもらいたいな、と思います。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。