手術室は高収入!?現役オペナースが教えるお給料の裏側
PRこむぎ
どうしても手当がつかないせいで、お給料はかなり安くなってるわ…。
そうなんですよね…。
多くは夜勤無し、土日祝休みとなるとどうしてもお給料下がっちゃいますよね…。
はい、こんにちわ。
こむぎです。
いえ、ね。
私も一時期『みかん』さんの様に、夜勤しなくてもお給料いっぱい貰えないかな…。
と悩んだものですから…。
まぁ、そりゃ生きて行く上でお金は必要ですからね。
『ゆず』さんの言う通り。
お金と時間
一挙両得できる、オススメのナースのお仕事があるのですが、お話だけでも聞いていただけませんか?
ズバリ、オペ室勤務がオススメです!!
手術室看護師は、とても給料がいいのご存知ですか??
今回はその仕組みをご紹介します!!
手術室看護師のお給料。キホンのキ
以外と知らない人も多いはず。
手術室看護師のお給料事情ですね。
キホンのキですから当たり前の事を書きますが
- 基本給
- 資格給
- 残業代
いや、そうなんですけどね汗
『れもん』さん見てください。
残業代気になりませんか?
もちろんどこの部署でも残業代は付きますが…、どうでしょう?きちんとしっかり残業代出ていますか?
率直に言って、例えばですが残業代は
- 15分刻み
- 申告書を出さなくてはいけない
- 自分がうまく仕事を捌けなくて残業した場合は残業代をつけてはいけない
- と言うか、師長さんの気分次第
こんな事無いですか?
そうなんですよね。私も昔は、病棟で働いていたので良くわかります、その気持ち。
本音を言うなら、不要な仕事なんかするわけないんですから…。残業代しっかり欲しいですよね。
ところが、手術室は違います。確実にしっかりと残業代は出ます!!
なぜなら、手術記録と言う証拠が残っているからなんです。
手術記録は、「何時から何時までどんな手術をしていたか」、「この手術介助に付いていた直接介助看護師・間接介助看護師の名前」がしっかりと明記されます。
そして、この記録を記載するのは麻酔科医。
これでは詐称のしようがありませんよね。
そして、何故残業代が発生したかとなると医師が時間内に手術を終わらせられないから
なんですね。
つまり完全に残業代発生事由が、自分自身ではなくて医師のせいなのです。
これは、残業代をつけないわけにいかないでしょう!!
手術室ナースが、しっかりと残業代をもらっている理由がコレです。
オペナースのお給料に付く手当について
はい。それでは次。
オペナースに付く手当てをご紹介します。
- 危険手当
- 手術室手当
- 待機手当
そうですよね( ・∇・)
では、これから詳しく説明しますね。
危険手当
これは他の部署ではほとんど付くことがない手当だと思います。
その名の通り「危険な目にあう機会が多いからそのリスクに対する手当」と言うことになりますね。
たとえば
- 常に血液感染や、汚染の機会があること。(常時針糸を使う。人体組織へ直接接触する。など)
- 術中イメージ(レントゲン持続照射装置)を、使用しながらの手術などがある
一般病棟と比較して、はるかに健康を害するリスクがあるからです。
仕事内容自体がハイリスクなので、その為の手当ですね。
手術室手当
これは純粋に手術室で働く為の手当です。
病院により、危険手当と一緒になっているところもあります。
「夜勤をしなくても病棟勤務のスタッフと手取り所得の有意差を少なくする」そのために、取り入れているところが多いと思います。
比較的次に述べる待機手当が安い病院で、採用しているところが多いでしょうか。
待機手当
手術室は基本的に夜勤がありません。
多くは「待機」と言ったシステムがあります。
「待機」はまず、退勤の際に緊急呼び出し用の携帯電話を持ち帰ります。
緊急手術を夜間帯に実施する場合、呼び出される事を「待機」と呼びます。
「待機」中は基本的に
- 呼び出しがかかったら、30分から1時間時間以内に、病院にかけつけれるところにいる事。(病院によって、その取り決め時間は様々です。転職の際に確認することをお勧めします)
- アルコール摂取は厳禁(当然ですが)
が最低限の取り決めとしてどこの病院でも決められています。
(逆に言えばこれさえ守れれば何をして、過ごしていてもいいのです!!)
待機の人数も、病院によって1から3人とバラバラです。
人数が多ければ待機の周りも早いですし、少なければ遅いです。
循環器系の病院や脳外が入っている病院は、緊急手術が発生する確率が高いです。
また三次救急までを受け入れている病院は、待機システムではなく手術室看護師も夜勤をする場合が多いです。
自分自身のワークライフバランスや希望する業務内容と比較検討し、転職活動の際に確認すると良いでしょう。
続けることで給料アップの可能性が高い!
手術室の特徴の1つ。
「人の回転が早い」があります。
手術室へ入職するパターンには、新卒からの配属と中途採用者の希望配属ですね。
ただ多くの中途採用者で、手術室への配属を希望する例は少ないと思います。
配属希望を出す人は、手術室経験者の場合がほとんどでしょう。
そんな事無いんですけどね。
実際私もそのパターンで、オペナースに転職した口ですし。
そして手術室から出て行く人は、どうしてもそれ以上に多いのが現状です。
新卒入職者はある程度の経験を手術室で積んだら、ローテーションで一度は病棟へ移ります。
もちろん、これは私も必要な経験だとは思うのですが…。
ただ、その出て行く人に対して入職してくる人数が少ないことが多いのです。
なので、15年も勤めていると「師長をやっている」と言う人も沢山います。
主任クラスですと、30代の人がやることが多いです。
もちろん役職業務は大変なことではあると思います。
ですが給料事情にスポットを当ててみると、基本給だけでも月々数万円から数十万円の違いが出てきます。
そうなると、必然的にボーナスも多くなります。
さらにそうなると、年収もかなりの額で有意差がでます。
場合によっては、年収100から200万円くらいのアップにつながるのでは無いでしょうか?
そしてこの手当が手術室ですと、比較的早い段階でつくチャンスが回ってくることがあります。
つまり比較的若い年齢で、役職に就くチャンスが回ってきます。
生涯年収にすると、どのくらいの有意差になるでしょうか??
結果的に、数千万円の違いが、出てくることもあるでしょう。
老後に備えた貯金や退職金を考えると、人生設計も変わってきますよね。
手術室での人の回転が早いからこその、メリットの1つと言えるでしょう。
手術室の業務は特殊性が高いので、相性の良し悪しはあるかとは思います。
けれども相性が合って仕舞えば、一気に収入アップする機会に恵まれる可能性は高いのです!!
いつでも人員不足の手術室。お給料は交渉可能?!
手術室はその特殊性の高さから、なかなか人員が安定しないことが多いです。
割とどこの病院でも、常時人員不足である傾向なんですよね。
ですので割と売り手市場での、転職活動をすることができます。
私も転職の際に前職よりも、お給料が下がらないように条件交渉をして転職しました。
あまり大きな声では言えませんがね(笑)
もちろん。国公立の病院や大きな総合病院では難しいでしょうが、個人経営の病院であれば割と融通がきくことが多いです。
そして、実際に条件交渉をしたのは私自身ではなく、看護師転職サイトの担当コンサルタントにやってもらいました。
いやぁ、だって自分でお金の交渉するのって嫌じゃ無いですか(笑)
まぁ、仕事は一生ものですからね。
自分に有利に転職活動をしたいものですよね。
結局私はお給料と勤務形態の条件交渉をして、自分の希望通りの転職をすることができました。
転職サイトさまさまです。(笑)
人手不足の手術室ならではの転職方法ですよね。
まとめ
いかがですか??
土日祝休みで夜勤なしでも残業代がしっかり付いたり、各種手当が豊富な為、手術室はお給料がいいって事なんですが…。( ̄∀ ̄)
うまく伝わりましたか??
『ゆず』さん。その通り!
手術室は意外と、子持ちのママさんナースが多い部署でもあるのですよ!!
是非皆さんも、給料事情を把握した上で、しっかりと情報収集し、自分に有利な転職活動を行なってくださいね!
病院の形態でも給料は変わってきます。病院求人選びについては↓の記事も参考にしてください。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。