今すぐできる!看護師がブランクの不安を解消して再就職する方法
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私もブランクが3年ありますが、再就職を決めるまではとっても不安でした。
しかも、前職はクリニックですが、再就職先は病棟です。
病棟経験のブランクはすでに8年!
ですが、再就職が決まった途端、不安は少し減ったように思います。
私の不安はどのようにして解消することができたのか、お教えしましょう。
再就職の不安はどこから?
あなたの不安はどういうものですか?
しばらく現場を離れていたことに関する、漠然的なものでしょうか?
看護技術やシステム、もしくは年齢のこと?
人間関係に悩んだ人なら、新しい人間関係を一から築くのが億劫になりますよね。
漠然とした不安にも、何か原因はあるはず。
まずは不安の原因を突き止めることから始めましょう。
看護技術に関するもの
私の不安の原因の一つは、看護技術に関するものでした。
総合病院で3年、循環器内科と放射線科の混合病棟で働いてきました。
その後はクリニックでかなり採血や点滴の回数をこなしてきたので、人に針を刺す不安より、検査や処置の介助に関することが大きかったです。
マルクやルンバール、IVH挿入の介助など、1人でついたことがないものばかり。
胸腔ドレナージや、人工呼吸器の管理も自信はありません。
30代の経験者で、そんなこともできないの?と思われたり、分かると思われて放置されるのが怖かったのです。
医療の知識に関すること
医療技術は日々刻々と新しくなっていきます。
数年のブランクがあるだけで、その情報は古いということも。
これは異動に関しても言えるのですが、病棟が変わるだけでも見たことのない処置が行われますよね。
知らなかったでは済まされないのが医療の世界…
そう考えると、再就職が不安になってしまうのも分かります。
システムに関すること
最近の病院って電子カルテの導入や、病院のサービス向上のため、システムが複雑化していますよね。
私も病棟勤務の際は紙カルテでしたので、電子カルテや指示受けのシステムなど複雑になっているのではと不安があります。
でも、経験者に聞いてみるとこれらを克服するのは慣れが大きいです。
時代のせいか同意書が増え、書類の整理も多く業務量が増えますが、慣れて効率よくできるようになるまで仕方ないのかもしれませんね…
どんな状況でも、結局は悩む
悩み抜いた末に出た結論としては、結局いつ、どんな状況でも悩むのだということ。
医療技術や知識に関しては、ブランクが開けば開くほどついていけなくなりそうですし、体力や年齢に関しても同じですよね。
それならできるだけ早いうちに復帰することがいいのではと考えました。
ブランクの復帰の不安を解消するのに有効な方法とは?
とりあえず不安なことが山積み!
できるだけ早く職場復帰したい私は、看護師に戻るにはどうすればいいか考えてみることにしました。
そこで、私がやってみたのは、同じ境遇の人に話を聞く、多くのワーキングマザーの経験談を知ることでした。
身近な人に話を聞こう
まず、看護師の友人に話を聞いてみました。
看護師の友人は育休中で、いずれ看護師復帰するという方向性が同じなので、やっておいた方がいいことや不安なことなどを話しました。
最近の病院事情や看護ケア、時短制度やパートでの働き方についても聞くことができ、役に立ちました。
経験者や同じ境遇の人と話すのは、不安が軽減されるとともに、自分がやっておくべきこと、職場探しで注意すべき点などが見えるので、おすすめですよ。
ネットで経験談を検索
同じ境遇で看護師復帰をした人の経験談が聞きたくて、ネットでも検索してみました。
もちろん、このサイトも多くの経験談に基づいて書かれた記事がたくさんあるので、見てみてくださいね!
匿名だからこそ聞ける本音もありますので、空いた時間を利用して調べてみるといいでしょう。
ブログも含めると多くのパターンが見つかりますので、頑張っている人がこれだけいるのだと分かって前向きになれました。
看護雑誌を購入してみる
医療や看護の世界は、日進月歩。新人時代に戻って教科書や参考にしていた文献を開いてみると、急に現場が身近に感じられました。
そして、早く臨床に戻りたいと感じるように。
もちろん、昔の教科書の情報は古くなっているおそれがあるので、雑誌の最新号を購入して読んでみました。
結果、最新の看護ケアについて知ることができたので良かったです。
再就職セミナーに参加する
地域のナースセンターでは、潜在看護師を対象にした再就職セミナーを実施しています。
私も興味があったので参加したかったのですが、日程の調整がつかず断念…
年に数回、病院向けや介護施設向けなど施設別に行われるので、とても実践的で、現場の声を聞くことができ不安が軽くなると思います。
講義もありますが、実習として施設見学やケアの演習もあるようですよ。
興味のある人は、近くのナースセンターに問い合わせてみてくださいね。
ハローワークに行ってみる
やはり復職をしたいと思った私は、ハローワークに行ってみることにしました。
すぐに復帰を考えていなくても相談が可能ということだったので、まずそちらに行くことにしたのです。
ハローワークのスタッフの方は、私は核家族で、小さい子どもがいると知った上で、
と断言してくれました。
なぜなら、病院には院内保育所があるから。
そして、今は新卒でも慢性期病院や訪問看護、介護施設に進む時代。
昔のように、3年くらいは急性期の病院で修行をするのがいいと考えられているわけではないそう。
そう考えるとブランクを抱える私でも、即戦力になり得るのでは?と自信が湧いてきたのです!
求人に関しては、クリニックや介護施設よりも、病棟看護師なら人数が確保されているので、急な休みにも対応しやすいとのこと。
ハローワークを後にした私は、不安はだいぶ軽くなって、パーッと未来が開けたような気さえしたのです。
転職サイトに登録してみる
プロのキャリアアドバイザーが再就職のアドバイスをくれる看護師転職サイトは、潜在看護師にとって強力な味方になってくれますよ。
自分が抱えている不安をぶつけてみましょう!
意外と施設によっては、ブランクがあってもOKな職場もあります。
相談だけでもいいので、登録してみてはいかがでしょうか。
施設見学をしてみる
いろいろと制約が多い私の労働条件ですが、そんな私でも働けそうな施設を発見。
慢性期病院の病棟看護師です。
看護技術に関しては、慢性期領域なのでそれほど処置は多くなく、心配する必要はないとのこと。
リハビリ目的の療養型入院が多いため、物足りなく感じるほどなのだとか。
今は育児ができる環境での復職が一番だと感じていたので、物足りないくらいがちょうどいいのではと思い、すぐに面接をしていただくことになったのです。
自分の不安を職場の方にぶつけることができたので、不安は全く解消したわけではないですが、安心して復帰にいたることができました。
看護師復帰に不安はつきもの。まずはやってみよう!
さまざまな人と話をしていると、どういう働き方がしたいのか自分の方向性がはっきり見えてくるもの。
この記事をご覧のみなさんも、きっと再就職を考えているのだと思いますが、不安を取り除くためには、まず原因を突き止めて現場に飛び込んでみることです。
今は看護師不足ですから、不安要素があっても案外採用が決まるかもしれませんよ。
私の場合は、できるだけ早い復帰を考えると、子育てしやすい職場を見つけることが必須でした。
今回、再就職先はある程度時間をかけて見つけましたし、不安なことも相手先にぶつけた上で採用をいただけたので、自信を持っていきたいと思います。
あなたが不安を取り除くためにすべきことは何でしょう?
再就職の不安は尽きないと思いますが、思い切って行動にうつしてみることをおすすめします。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。