看護師の副業・掛け持ちが職場にバレない方法と確定申告のやり方
PRこむぎ
いやいや、『れもん』さんが心配しているのはそういう事じゃないと思いますよ!!( ̄▽ ̄;)
こんにちわ。『みかん』さん。副業がうまくいっているようでなによりです。だけれども正しい手順を踏まないと、いくら内緒にしていても職場にはバレてしまいますよ??
率直にいって「マイナンバー制度」が始まった影響は大きいでしょうね。ナンバリング管理されるようになってから、誰がどのくらいの収入があるか把握しやすくなったからだと思います…
そうですね…、職場に内緒でバイトしていた場合…、バレるきっかけがあるとすれば住民税の算定を行う時でしょうね…。
じゃあ、今日はそこんとこについて掘り下げて行きましょうか。( ´∀`)
最初に確認しよう。あなたの職場は副業しても大丈夫?
まぁ、大前提ですね。職場として副業OKならバレても問題ないですが、副業NGならバレないように自分で対処しなくてはいけませんからね。
へいへい!!ちょい待ち!!私は『みかん』さんのそういう素直なところは大好きですが、それじゃ自己申告したのと同じじゃないですか(笑)
わからなかったらどこの職場にでも必ずある「就業規則」を確認するといいですよ。
はい。いわゆる「校則」みたいなもので、働く上での決まり事です。各病院によって違いがありますので、副業のあるなしに関わらず一度は目を通しておいた方がいいと思います。
そこに「副業がOKかNGか」も載っていると思いますので確認してみてください。病院によっては簡易版を各セクションに、原本を総務に保管している事もありますので必ず原本を確認してください。(本来なら必ずどこも原本を置かなくてはいけないのですが…、これをきちんとやってる病院は見たことがありません…。)
見ておいた方がいいですよ!!結構雇用主側に有利なこと、労働者にとって不利なことが書かれている事もありますからね!!
副業がNGだった場合、看護師は確定申告は必要なの?
『みかん』さんの病院は副業についてはどう書かれていましたか?
まぁまぁ、そう落ち込まず…。まだバレると決まったわけではないんですから( ̄▽ ̄;)
とりあえず『みかん』さんは確定申告が必要かどうかですよね?確定申告が必要になってくるのは「年間20万以上の収入があるかどうか」が分かれ目です。『みかん』さんはありそうですか?
わからなければ毎年12月に配られる「源泉徴収」を確認して見てください。そこに一年でどれだけ収入があった記載があります。
まぁ、まぁ( ̄▽ ̄;)そうすると自分で確定申告が必要になってきますね。
『みかん』さんの場合には副業先が一箇所だったので、そこの「源泉徴収」を確認すればよかったのですが…。収入先が複数ある場合はこの限りではなく、「全部の副収入の合算合計額が年間20万以上あるのか」で確定申告の必要性が出てきます。
・所得となるもの
- 給与所得→会社からもらえる給与と賞与
- 退職所得→会社から退職した時に貰える所得
- 事業所得→自分で事業をおこした場合の売上高
- 不動産所得→アパート・マンション・駐車場などの賃貸収入
- 譲渡所得→株の売り買いで得た収入(ただし、NISA枠内でやっているなら問題なし)
- 雑所得→アフェリエイト広告、原稿料、イラスト料、ネットオークション、FX収入、印税等
収入源が複数ある場合は、これらの合算が年間20万円を超えていないかどうかを確認しましょう。
いざ確定申告!看護師のための確定申告講座
それでは実際に確定申告をしに行きましょうか( ´∀`)
いやいや。私は方法をご案内するだけです。『みかん』さんお一人で『税務署』にレッツゴーですよ??
税金に関することは基本的に「税務署」ですよ!!住民税の手続きで市役所に行かなくてはいけない場合もありますので、それはまた後ほどお伝えしますね。
それでは持ち物ですが
- 本業の方から発行された源泉徴収
- 副業の方から発行された源泉徴収
この2つを忘れずに持って行ってください。税務署での確定申告のきかんは毎年2月〜3月に行われています。場所にとっては夜間や土日祝も開所しているところもありますので、最寄りの税務署に確認しましょう。
はい( ◠‿◠ )後は税務署の職員さんが一緒にやってくれますから、指示通り源泉徴収を見ながら入力するだけですね。
さすが『れもん』さん。おっしゃる通りネット上で自分自身で確定申告する方法もあります。その場合には「電子化されたマイナンバーカード」を合わせて用意して確定申告に臨んでください。
詳しい方法はe−Taxで副業収入を確定申告する方法を参考にして見てください。
いえ、ね。『みかん』さんのキャラクターを考えると、いきなり1人でe−Tax使うのは難しいのではないかと(・・;)一度税務署に行って確定申告さえしておけばその情報が残りますので翌年からはe−Taxでの手続きも簡易的になりますよ( ◠‿◠ )
キャバクラ・ホステスでアルバイトをしてもらうお給料は、税法上「ホステス報酬」といいます。
一般的な副業の場合は「源泉徴収」として収入額を明記されますが、ホステスの場合は「報酬支払調書」として発行される場合がほとんどで、決められた計算方法で算出された税額(源泉徴収額)は、お勤め先があなたの代わりに税務署へ納付します。
お勤め先は、同一人のホステスに対しての年間報酬金額が50万円を超えた場合に、報酬支払調書を税務署へ提出する決まりになっています。50万円を超える場合は、発行してもらえるようお願いしましょう。
私も昔はやっていましたよ…。( ̄∇ ̄)
確定申告が不要でも、住民税の申告は必要??
はい。それでは先ほどみかんさんが言っていた、「市役所」に行かなくてはいけない場合ですね。
まず、税務署に確定申告に行った時に確定申告書の「第二表」に「給与所得以外の住民税の徴収方法の選択」という枠があり「自分で納付(普通徴収)」欄にチェックをいれると、自分で直接納税となるため改めて市役所に赴く必要はありません。
それはですね、住民税の金額が本業分+副業分が合算されて本業の会社に請求されるからなんです。
要するに…
- 『みかん』さんの同期のナースと:年収500万円分の住民税の請求あり
- 『みかん』さん:年収520万円分の住民税の請求あり
会社:あら?うちからは去年は500万円文の給与しか支払ってないけれども…、この20万円分は何かしら??
という風にバレてしまうわけですね。
はい〜〜、それを防ぐために「市役所」に行って住民税の納付方法を指定してこなくてはなりません。
市役所の納税課に赴いて「住民税」の納付方法を「給与・公的年金等に係る所得以外の住民税の納付方法」の欄を「普通徴収」にすると、自分で直接納税となります。
はい。実に簡単です。ですが、これが意外とわすれがち…。特に年間収入が20万円を超えない場合に「私は確定申告はしなくてもいいんだ〜」と思っていたら市役所に行くのも忘れるので会社に住民税の請求が来てうっかりバレてしまうんですね。
看護職の資格があると、副業でバイトしただけでもうっかり軽く20万円を超えてしまいます。自分が確定申告は必要なのかどうかを見極め、素敵な副業ライフを送りたいものですね。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました( ◠‿◠ )
人気記事ベスト5
この記事を読んだ人は以下も読んでいます
登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。