看護師転職大作戦

泌尿器科の看護師求人はどうやって選ぶべき?泌尿器転職ガイド

不器用がむしゃらナース
pu-totoro

患者側にとって泌尿器科は、非常に需要の高い診療科です。

しかし、一見メジャーな診療科ではないため、どんな求人が良いのか分かりづらいこともありませんか?

思っているよりずっと忙しい診療科みたいだけど、クリニックとかならどうなのかしら?
人間関係が良い職場が多いって聞いたことがあるわ。男性看護師が多いからかもって。
でも独立した泌尿器科ってあんまり聞かないような気もする。

泌尿器科の募集自体はそれほど多くも少なくもないように思います。中には、待遇面で好条件の施設もあります。

しかし様々なスタイルの施設があるため、どんな泌尿器科を選べばよいか分かりづらいですよね。

泌尿器科に関して、看護師の募集要項を見る時のポイントをお伝えします。

>>泌尿器科で働く看護師の仕事内容についてはこちら

泌尿器の看護師の転職事情

泌尿器科医師の実質数は少ない

実は泌尿器科を受診したい患者というのはとても多いのですが、泌尿器科医は実質数が少ないんです。

つまり需要と供給が追い付いていない状態なんですね。そこで、動ける泌尿器科医がいくつかの病院を掛け持ちで回っているような状況があります。

確かにほとんどの総合病院で泌尿器科はあるけど、週に1~2回出張医師が来てるっていうことが多いわよね。
だから、その日は受診依頼がすごく集中するのよね。

泌尿器科医が常勤しているとしても、恐らく1名か多くても2名程度ではないでしょうか。

そこで、泌尿器科は混雑・多忙を極めることになります。

看護師は、少ない医師に合わせて瞬発的に業務をこなすので、勢い看護業務も忙しくはなります。

そして、医師の実質数が少ないということは泌尿器科の職場が少なめということになり、つまり泌尿器科の看護師の求人自体も全体からみると多くは無いということにになります。

泌尿器科の職場はいろいろ

もう少しご説明すると、泌尿器のある施設自体は決して少なくないのです。

総合病院に一診療科としてある場合から、医師が出張して週に何回か診療がある場合、また逆にクリニックなどでは自由診療に手を伸ばしかなり画期的な治療をしている所もあります。

EDの治療や、パイプカット・プラセンタっていうアンチエイジングのための治療をしている泌尿器もあるのね。
そうなると、クリニックといっても患者対象の治療というより、お客様へのサービス商売みたいな印象だね。

そういうクリニックは、ホームページを見る限りでも本当にきれいな施設で、様々なサービスをしています。

友人が行った泌尿器クリニックは、女性専用の外来があったみたいで安心して行けるって言っていたわ。
男性患者が多いから、女性にとっては行きづらいこともあるものね。良いわよね。

つまり、泌尿器科の職場は総合病院の外来といったものから、クリニックでもまた様々な治療内容をしている施設までバラエティに富んでいるのが特徴なのです。

泌尿器科の看護師への求人の選び方

それでは、実際にはどんな流れで転職活動をしたらよいでしょうか?

どんな泌尿器科で働きたいかを考える

泌尿器科のどこに魅力を感じて転職したいかをはっきりさせましょう。

泌尿器科は千差万別です。一外来の一つの診療科として携われれば良いのか、それとも泌尿器科のみしっかり関わりたいか、また自由診療で特殊な治療までみてみたいかなどです。

●総合病院で外来のみ

総合病院で一診療科として、泌尿器科を持っている病院は多くあります。看護師は、外来全般の所属となり泌尿器科にも携わるということが多いでしょう。

泌尿器科に興味はあるけど、ちょっと飛び込みづらいという人には良いかもしれないわね。
これでやっていけそうと思ったら、本格的な泌尿器科病院や泌尿器クリニックへ転職するという手もあるわよね。

初めから泌尿器科希望でなくても、外来所属となり泌尿器科も担当した結果、興味が沸いて泌尿器科へ転職したという人もいます。

逆に最初から泌尿器科をやってみたい希望がある方には、外来配属になると片手間になってしまう可能性があります。

●総合病院

本格的に入院設備も持った総合病院の泌尿器科もあります。

こういった施設は、あまり個人病院や一外来では行わない手術や抗がん剤治療などを集中して行うので、泌尿器科に関するエキスパートになれる可能性もあります。

また、専門看護師や認定看護師への道が開かれている施設もあるでしょう。

ただ、総合病院などで入院設備のある泌尿器科っていうのは多くは無いんだよね。
泌尿器科医師の絶対数が少ないから、どうしても地域の大学病院や紹介先病院などに集中してしまうみたいね。

泌尿器科医師が少ない理由は、医師一人で判断することが多いことによるプレッシャーや、やはり羞恥心によるものがよく言われます。

しかし、泌尿器科の需要は大きいので集約率の高い大病院に集中してしまうのですね。

絶対数が少ない結果、やはり採用枠が多いとは言えないのが総合病院の現状です。

●クリニック

泌尿器科のクリニックはたくさんあります。そして更に診療内容にはかなり差があります。

高級ホテルのような内装で、様々な自由診療を行っているクリニックもあれば、本当に一般的な泌尿器科診療を行っているクリニックもあります。

そのクリニックの診療内容や、行っている検査・処置・患者指導などについては確認する必要があります。

また、泌尿器科患者は在宅介護を受けているケースも少なくありません。そこで、訪問診療を特徴にしているクリニックもあります。

在宅でバルーン留置していたり、自己導尿している患者を訪問診療するのは、施設内看護とは違う魅力があります。

施設内容について確認すること

泌尿器科は他科ではあまりしない特殊な治療や手技を覚えることができますが、施設によって診療内容はかなり変わってきます。

転職先の目途がついたら下記のような点について確認しておきましょう。

  • 患者層や多い病気、行っている治療内容は?
  • 勉強会や研修はあるか?また頻度や内容は?
  • 認定看護師はいるか?また資格を取ったり、研修の際の補助は?
  • 常駐する医師の専門分野は?
  • 訪問診療や往診などをしているか?

などで施設内の様子がかなりみえてくるでしょう。

泌尿器科での認定看護師ってどういうものがあるのかしら?
皮膚排泄認定看護師やがんに関してのがん化学療法認定看護師などね。
ウロストミーという人工の尿路に対する専門看護師もいるよ。

認定看護師がいるということは、その施設がそれなりの高度な看護を行っている可能性もあります。

学べることも多い、キャリアアップにつながる転職になるのではないでしょうか?

勤務条件について確認すること

泌尿器科は患者の需要は多いので、人気のある施設ほど残業は多めの傾向があります。

自分のライフスタイルと合っているかどうか、募集要項をよく確認しましょう。

  • 医師の人数と看護師の人数
  • 現在の残業の状態
  • 手術や処置が長引いた時はどのように対処しているか?
  • 緊急の際のオンコールなどは?その手当は?

泌尿器科ではあまり緊急事態は多くはないでしょう。尿路結石などで激烈な痛みを訴えていて、夜間救急に運ばれても多くは麻薬で鎮痛して様子を見ます。

他の手術や処置もほとんどが予定されたものです。しかし、時として排尿障害でバルーン留置している患者などのトラブルで、どうしても泌尿器科の医師の手が必要なこともあります。

場所によっては、看護師もついて行かなくちゃいけないわよね。
泌尿器科の処置は、他の診療科の看護師では出来ないこともあるものね。

そのような事態を受け入れている施設なのか、またそのような時どうするのかを確認しておきましょう。

泌尿器科でキャリアアップするには

私が知っている泌尿器科医師は非常に有能で、患者への応対も柔らかく丁寧で本当に良い医者だなと思える方です。

手技も早いのにミスなく、思わず「どうして泌尿器科医になったんですか?脳外科とか考えなかったんですか?」と聞いてしまったことがあります。

その先生は「泌尿器科領域のことを勉強すると、人間全体が見えてくるんだよ。」と教えてくれました。

確かに、その人が食べたり動いたり生活した結果が排泄を含め、泌尿器科臓器に表れてくるわ。
どんな生活をしている人か、手に取るように分かりそう。
看護師は患者の生活を守る仕事だから、泌尿器科領域に詳しくなると更にキャリアアップできそうね。

キャリアアップとは、専門看護師や認定看護師になることばかりではありません。

もちろん、それも大切です。しかし、泌尿器科のように生活と直結した診療科へ転職することで、その人により寄り添える看護を学べるのではないでしょうか?

泌尿器科で、他診療科とはまた一味違ったキャリアアップを目指していきましょう!

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。