老健看護師の給料ってどれくらい？月収・年収は夜勤のありなしで変わる！

はい、ホントのところはどうなんでしょうね？

今回は、老健の看護師の月収や年収について、詳しく見て見ましょう。

病院・特養との比較

老健の看護師の平均的な給与は、

• 月収　25～30万円
• 年収　350～450万円

となっています。

もちろん、地域や規模、運営主体による差がありますが、おおむねこんなところです。

どうですか？

そうですね。比較すると、このようになります。

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老健看護師の基本給の設定の背景

老健は特養と同様、地方自治体や社会福祉が運営する公的な施設です。

継続して運営されていくことが見込まれる「安定した職場」ですが、基本給に関しては、公務員の「医療職俸給表」よりも低い基準で設定されているところが多いようです。

昇給と採用時の経験加算

老健でも勤務年数に応じた昇給制度があります。

昇給の幅は施設によってさまざまですが、医療機関と同様に、年々昇給幅は小さくなります。

ん？転々と転職？それには注意が必要ですよ。

看護師が転職するときに、必ずしも経験年数が100％評価されるものではない、というお話をどこかでしませんでしたっけ？

では、一応おさらいです。

老健でも、採用時に経験評価をするところとそうでないところがあります。

転職先を探す際は、求人募集の「経験加算あり」にも注目ですね。

各種手当

ところで『みかんちゃん』。老健と特養の看護師の働き方の大きな違いは何でしょうか？

そうですね。

老健は夜間も看護師を配置しているところが多く、老健の看護師には夜勤がありますね。

なので、給料にも夜勤手当が支給されます。

このほか、

• 時間外手当
• 通勤手当
• 住宅手当

などがあります。

夜勤がない施設では、特養のようにオンコール体制をとり、オンコール手当を支給しています。

と、思われます。

ボーナスと退職金

老健看護師も、常勤(正職員)採用であり、給付の対象となる勤続年数があれば、ボーナスや退職金も支給されます。

支給額や給付対象は、施設によってさまざまですが、

• ボーナス　年2回　計3～4か月
• 退職金　勤続年数3年以上

が一般的な基準です。

老健の看護師の給与に反映される資格には、どのようなものがあるのでしょうか？

そうですね。老健の場合も、特養と変わりはないでしょう。

ケアマネの資格は生かせる？

そのなかでも「介護支援専門員（ケアマネージャー）」の資格を取得する看護師も多くいます。

ケアマネージャーは、介護保険制度や支援の実際をトータルで身につけることができ、介護施設では役に立つことの多い資格ですが、給料への反映については、施設によって事情はさまざまです。

多くは、資格を持っているだけでは評価されることはなく、実働に対する評価（手当の支給）というところがほとんどです。

看護師とケアマネの仕事を兼務するとなると、相応の忙しさがあると理解しておきましょう。

はい、では老健の夜勤バイトの給料についても、お話しておきましょう。

老健の夜勤バイトは、『みかんちゃん』のように小遣い稼ぎを目的とした人ばかりではなく、昼間の時間を有効に使いたい看護師や、期間を決めてしっかり稼ぎたい看護師に人気の働き方なんですよ。

老健の夜勤バイト料

老健の夜勤バイトは1回あたりの料金が設定されています。

単発で夜勤をする場合もあれば、期間を決めて施設のシフトに組み込まれて、月数回の夜勤をする働き方もあります。

夜勤1回あたりの料金の相場は、

• １回（16～17時間勤務）：20,000～30,000円

となっています。

給料の話だけだと、「安い」だの「高い」だの思うかもしれませんが、給料はあくまでも、自分に合った働き方を考える中での「ひとつの要素」です。

老健に限ったことではありませんが、転職を考える場合は、働き方に見合った給料であるかをしっかりと考えましょうね。

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