看護師転職大作戦

小児科の看護師って給料はどれくらい貰えるの?月収・年収ガイド

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ゆるゆるママナース
yumi

ね、みかん、小児科って給料いいの?子供に手がかかりそうだけどお給料に反映される?
え~、どうしよっかなあ~、教えたくないな~
もったいぶっちゃって…ママは薄々わかるわよ。
ちぇ~ッ

小児科看護師の仕事…「知識も観察力も必要だけど、それは給料に反映されているのか?実際のところ給料はどうなるのか?」というところは気になりますよね。

この記事では、小児科経験があって、実際そこでお給料をもらっていた私が、小児看護師の月収・年収などのお金事情について、お伝えします。

子供病院やクリニックに行った元同期の給料なんかも、こっそり教えちゃいますね~。

小児科看護師の給料はどのくらい?

小児科看護師の給料は、他の科と比べて「高い」「安い」などといったことはあるのでしょうか?

結論から言いますと、内科・外科など他の科と同じです。特殊な機器を扱う訳でもなく、危険な作業があるわけでもないので特別な手当てはありません。

給与例を見てみましょう。

小児科看護師の給料・例
総合病院 小児科クリニック
年収420万
月収手取り28万円
年収370万
月収手取り23万円
だいたい、内科・外科・整形外科など他の科と同じね。
小児科に転職をしたいけど、給料が安かったら嫌だなあ…なんて、思う必要ないわね。

そのうえ、総合病院・クリニック共に冬場は肺炎やぜんそくなどの患児が増える為残業が多くなり、その分は月収がアップします。(病院によります。上がっても1~2万なんですけどね…)

忙しくて給料が増えるのは成人の病棟でも同じこと。

ですが、大人の病床数が増える事と、子供の病床数が増える事では、忙しさの意味が違います。子供の看護は、看護+育児ですからね。

その残業代を「ありがたい」感じられるか、「育児もやってるのに安いわ」と感じるかはその人次第ですね。

私はありがたいって思うな~

やっぱり、子供好きな人が小児科で働いてほしいですね。イヤイヤする看護だったら安く感じるでしょうから。

小児科で年収をアップしたい場合

小児科の給料が他と大体同じとはいっても、少しでも年収が高めのところに転職したいもの。

小児科で、より給料が高めのところはどこなのでしょうか。

夜勤数で稼ぐ

NICU(新生児集中治療室)・PICU(子供のICU)などの病棟では、夜勤の72時間縛りがありません。月の夜勤数が多くなりますから、当然月収が多くなり、年収を底上げします。

夜勤が多いのは嫌でしょう。

そうとも言い切れませんよ。夜勤は「日勤と違って、検査やケアをしなくて良いから好き」っていう看護師もいますよね。一方、「眠気がツライから夜勤は嫌い」という看護師もいるわけで。

私は夜勤大好き!緊急入院の受け入れを素早くできた時、ワクワクする!

『れもん』らしいですね。夜勤の好き好きは個人差があるってことです。

また、同じ夜勤でも、小児は手が掛かります。赤ちゃんのおむつ替えは月齢が低いほど回数が多いものですし、乳児~3歳ぐらいまでは、入院という慣れない「お泊り」で夜泣きをする子も。

一人泣き出すと大合唱になるから、あやすのが大変です…

72時間縛りとは、看護師の勤務する夜勤時間が一人当たり「72時間を超えてはならない」という決まりです。

10:1、7:1など病床数に対しての看護師配置がなされている病院でも、この決まりを破ると診療報酬が減らされてしまいます。

低月例のベビーちゃん・小児科重症患児は、「ケアに手をかける必要がある」ということで、夜勤体制も手厚くなるため、この72時間縛りから除外されているのです。

資格を取得して稼ぐ

資格を取るには病院を休職したり、学校に行く苦労もあるのですが、実際お給料にはどう影響するのでしょうか。

「専門看護師」での給料反映は月々「無し」から「5000円程度」…実はそれほど給料に反映されないか、されるかどうかは不明なのです。

知識は自分の財産だと思って、「資格を取ったらたまたま少し月収が上がった」思っておいた方がいいわね。
お金じゃないの、資格は出世に必要なの!!

『れもん』のような人もいるのですね…。

今実際に小児専門の資格を持っていて、こども病院への転職を考えている人が、求人に応募するときに

「専門看護師ですが手当は尽きますか?」とは聞きにくいですね。

この辺りは、転職サイトを利用し、会社の人に間に入って聞いてもらうのがスムーズでよいでしょう。

小児関連の日本看護協会資格は以下の通りです。

  • 小児看護専門看護師
  • 母性看護専門看護師
  • 新生児集中ケア認定看護師
  • 小児救急認定看護師

また、その他の学会資格は

  • 小児アレルギーエデュケーター
  • 新生児蘇生法インストラクター
  • チャイルドライフ・スペシャリスト

があります。こちらは民間資格なので、「仕事に役立つ知識を持つ」という得があるのですが、お給料には反映されないでしょう。

転職先を選んで年収をあげる

病院で働く看護師の年収はどこであっても大差はありません。

しかし、医療法人に比べて公立病院や一部学校法人(私立大学病院など)の方がボーナスが多めである場合があります。

公立小児病院を転職先に選ぶことで、より多くの年収を手にすることが出来るでしょう。(ただし、地域によります)

また、私立・公立病院を比べると、職員が潤っているのは断然「公立病院」です。

私立・公立両方の病院で働いた経験がありますが「夜勤数が多すぎないし、日勤人数もカツカツじゃないし、体が楽だな」と感じたのは公立の病院でした。

公立や行政法人を転職先に選ぶことで、安定収入や安定した雇用条件を得られる場合もあるんです。

安定した雇用条件って、お金と同じくらいの価値があるかもね。

小児科で働くなら「お金」よりも「やりがい」

お金は多く貰ったにこしたことはありませんが、小児科看護師を目指す看護師は年収アップより、「子供を看たい」という人が多いもの。

単純に「子供の助けになりたい!」ということもありますが、子供好きの同僚と、ともに働く一体感は他の病棟では味わえないものがあるのです。

同じ看護師として働くのであれば、少しでも自分の好きな科で働きたいですよね。

「小児科看護師になったら給料が上がっちゃった!」という訳にはいきませんが、この記事が小児科転職のきっかけになったら嬉しいです。

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★転職活動は早めに始めておこう!
  • 今の職場に不満や悩みがある
  • 今の職場に不満はないけど、もっと良い条件で働けるなら転職もアリだと思ってる
  • 今の職場で長く働き続ける自信がない
  • いつかチャレンジしたい転職先がある
こんな思いを抱えている看護師さんは、今すぐに転職活動を始めることをおススメします!

求人に応募することだけが転職活動ではありません。

「求人を見る」「転職市場の傾向を捉えておく」「知らない職場や働き方に関する情報を集める」、これも立派な転職活動。

早めに動き出して多くの情報を持っておけば、本格的な転職活動を始めたときに有利に立ち回ることができるし、転職の土台を作っておけば、心や体に限界がきて動き出せなくなるというリスクを回避できます。

そして、そのような転職活動を誰でも気軽に始めることができるのが、看護師転職サイトというサービスです。

「看護師転職サイトって何?」って人のためにざっくり説明すると…
  • 看護師に特化した転職支援サービス
  • すべてのサービスを無料で利用できる
  • 転職が未定の人でも情報収集に使える
  • 求人数がとても多い
  • 病院以外の求人も見つかりやすい(企業、教育機関、保育施設、イベント関連 etc.)
  • 登録者限定の非公開求人には好条件のものが多い
  • 転職活動をトータルサポートしてもらえる
  • 担当のアドバイザーになんでも相談できる
ただし、どの転職サイトでも良いってわけではなくて、マイナビ看護師のような、実績があって信頼できる転職サイトを使わないとダメなのよ。
というわけで、こちらのページ看護師転職サイトのサービス内容看護師転職サイトの最新ランキングを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。