オペナースに向き不向きってある?私が手術室看護師に向いていると思った理由
PRこむぎ
ふぅ〜〜、今日も1日頑張ったわぁ〜〜。やっぱり大きな手術が無事に終わると達成感があるわ〜
大きな手術の介助に入ったんですがね。無事に、しかも予定より早く終わってなんか達成感で心地のいい倦怠感です(°▽°)
そうなんです。私も新卒から何年かは病棟で勤務していましたが…。結果的に病棟での看護が向いていないと感じ始めたんですよね…
あ、まぁ振り返ると色々なことがあるのですが…。私が病棟看護師が向いていなくてオペ室看護師が向いていると思った時のお話なんかにお付き合いしてもらっていいですか??
じゃあ、お付き合いお願いします。
病棟看護師として向いていないと思い始めたきっかけ
新卒から数年間、私は整形外科病棟で勤務しておりました。そこはとっても忙しく、24時間年中無休で入退院や手術出し受けなんかが日夜勤構わず常にある環境。馬車馬のように日々働いていました…。
そうなんです…、そんな中でも毎日「清拭・食事介助・入浴介助」なんかの看護業務も普通にこなさなくてはならず苦痛でした。
そう、『みかん』さん。私はそのあたり前の看護業務が嫌いだったんですよ…( ̄▽ ̄;)
はい、すみません(`_´)ゞ元々はそこまで嫌いだったわけじゃないんですけど、緊急入院や手術受け出しに比べるとどうしても優先度としては下がってしまういわゆる「看護業務」に足を引っ張られるのがすごく嫌だったんですよね…
そんな中でさらに患者さんの訴えを聞く時間や、雑談する時間がさらに無駄な時間に思えてなりませんでした。
正直に私自身も思い始めてたことがありました。『私、看護師に向いていないんじゃ…』
手術室看護師が向いていると思い始めたきっかけ
そんな中、私の働いている病院に外傷センターが設立し、私の勤務している病棟が呼吸器も併設することになったのです。
実際の業務量としてはそうですね。ただ、新しい業務が入ってきてそれがきっかけで私は『手術室に向いているんじゃ…』と思うようになったのです。
一番の大きなきっかけは「人工呼吸器」を使用する機会ができたことでしょうか。
そうですね。人工呼吸器をつけているということは患者さんの状況は意識のレベルがないですよね?
なので全身管理を薬剤なんかを併用して行なっているわけです。そしてその薬剤の反応なんかが検査データに現れたり、モニターに反応として出たりするのが面白かったんですよね。
そうなんです。もちろん、術前術後の管理にも重要なファクターではあるのですが、もっと顕著に反応として出てきて、それを数値化できている状況に面白さを感じていました…。
加えて病棟でも「気管切開・胸腔ドレーン刺入・IVH刺入」などの処置も増えてきました。その介助をする際に先生の指示を予測して言われる前に準備して対応できた時の快感がすごかったんですよ( ´∀`)
『れもん』さん。わかります??気持ちいいんですよね!!バリっと介助できた時の爽快感たら!!
まぁ、そんなこんなで看護師に向いてないかも…と思っていた私ですが、手術室なら私に向いているかも!!と思って思い切って手術室に転職することになったのです。
どんな人が手術室に向いている??
ここまで私の体験談をお話ししてきましたが…、やはり私と同じように病棟での勤務に限界を感じて移動してきた人もいますし、移動命令で移動してきた手術室ナースもいます。
そんな方たちと一緒に、ズバリ!!手術室に向いている人とは??について話し合ってみました!!
純粋な看護業務が嫌い
はい〜(・∀・)来ました〜〜。やっぱりみんな「清拭・入浴介助・食事介助」嫌いだって〜〜
清拭ならごく稀にあることはありますが…、病棟のようにきっちりしたものではなく簡易的ですし且つ滅多にないですからね。
処置の介助が大好き!!
これも私と同じ!!予測して介助してうまくいった時の快感がたまらない!!と言っていました。
『れもん』さんも、手術室向きかも知れませんよ??
患者さんと話すのが若干面倒くさい…
時間的余裕があるときには問題なのですが、忙しいときに長々と雑談されたり、よくわからない訴えを黙って傾聴するのが苦手な人は手術室向きだと思います。
あ、もちろんスタッフや先生とはちゃんとコミュニケーション取っていますし、それはチームワークとしては必要なので決してコミュ障ではないですよ!!
手術室に向いていない人は??
では逆に、私の体験談には出て来ませんでしたが今まで入職や移動して来てもすぐに辞めてしまったような「こんな人は手術室に向いていない」というのをまとめてみました!!
血や臓物が苦手
いうまでもなく、手術室での業務は無理でしょう。手術室看護師は手術直後でも焼肉に行けますし、お肉の調理なんかも気にせず行えます。
実際に何人か入職後に臓物がダメだったことを自覚して退職していった方もいますからね…
機械や機器を扱うのが苦手
手術室では毎日当たり前に様々な機械や機器を使用します。元々死ぬほど不器用で練習してもうまく扱えない場合は向いてないでしょう。というより、怪我をしたり周りが被害にあうので、あまり手術室での業務はお勧めしません。
患者さんと話したりコミュニケーションをとることで癒されている
手術室だと患者さんとコミュニケーションをとる時間はごくわずかです。
それは、患者さんが全身麻酔がかかるまでの短時間。術後も覚醒はさせますが、覚えていないことがほとんどです。患者さんと密接な関係に癒されている時間があるのであれば、それはぜひ手術室ではなくて病棟や外来での業務をお勧めします。
いかがでしたか??体験談も踏まえて現役手術室ナースで話し合った「手術室ナースとしての向き・不向き」なんかもご紹介しましたが…。
もし興味があって、「私向いているかも!!」と思ったら思い切って転職してみることをお勧めしますよ( ◠‿◠ )
それがあなたの天職かもしれません!!
オペナースの求人を選ぶポイントは以下の記事を参考にしてください。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。m(__)m
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。