ブランク1年の看護師が再就職するには?どんな求人を選ぶべき?
PRyumi
1年のブランク・・『みかん』の様に気軽にとらえる人と、「1年でもブランクは再就職にはハンデでだ」と考える人がいますね。
実際のところ、どうなのでしょうか?1年のブランクでも、復職の一歩を踏み出すには勇気が必要ですよね。
私は、総合病院で「ブランク1年のナース」「産休で1年開けて働き始めたナース」など一緒に働いてきました。彼女たちの復帰までの気持ち・再就職後の不安など間近で聞いてきたので、ブランク1年ナースの気持ちはよ~くわかります。
この記事では、ブランク1年のナースが復帰するときの求人探しのコツ・復帰までに準備することなどについてまとめました。
ブランク1年の看護師は再就職できるの?
ブランク1年目看護師は、焦らなくてよい
そうですよ、ブランクが1年なんて気にすることはありません!20年働いている私からしたら1年なんてすぐ過ぎてしまう時間です!
ブランク1年目看護師の技術
「ブランク前に何年の経験があったか」「現在の年齢がいくつなのか」によっても違ってきますが、現場から離れたのが最近なので、看護技術的には感覚を取り戻しやすいですね。
そうなんです。周囲に聞いたところと自分の経験では、20代~30代半ばの人なら、復職してから技術的な感覚が戻るまで早い人で1日、長くて1週間くらいです。
また、医療も看護も日々進歩していますが、1年離れたくらいで大幅に変わっていることは無いので、復職後の環境にもなじみやすいですよ。
採用担当者はブランク1年目の看護師をどうみるか?
応募してきたのがブランク1年のナースであれば、技術的なこと、看護の知識も最近のものを持っているので、即戦力として期待しています。
記憶力は個人差がありますからね。知識的な物は簡単には忘れませんが、技術を使って「実際動けるか」の行動の記憶はまた別物。
臨床から離れている間も、看護雑誌を読んだりネットで調べたりしていつも看護には触れているようにしましょう。
また、「ブランク期間中にどう過ごしていたのか」は聞かれるでしょう。聞かれたときには自信をもって答えられるようにしたいですね。
ブランク中、療養上必要で家にいた人は別ですよ。健康上の理由で離職し、1年休養していても、現在健康状態が回復していれば、十分に採用対象になります。
ブランク1年目の看護師が狙うべき求人
ブランク1年・若手世代
ブランク1年目のナースは、20代~30代半ばまでであれば、「最近まで勤務していた」ので、急性期病院など忙しいところでも即戦力として勤務できます。
急性期病院は求人が多いですし、ICU、救急の求人もねらい目です。
「ブランクが1年あるけど、まだまだ経験を積んで出来る看護師になりたい」という意欲のある人は、転職サイトに自分の意欲を伝えて求人探しをしましょう。
ブランク1年・中年世代
「看護師の資格を取ったのが遅め」「心や体の健康面の問題」などの理由でブランク1年でも40歳代、50歳代の人もいるでしょう。
総合病院でも、法人によっては「世代を問わず採用」というところもあります。また、介護施設などでは落ち着いた対応が出来る中年世代のナースを求める施設もあります。
ブランク1年の中年世代看護師でも「必ずニーズはありますので、情報収集が必要です。転職サイトを利用することで、自分が採用されやすい求人がどういうところかが見えてくることもあります。
ブランク1年看護師は負い目を感じることは無い!
家庭の事情、自分の健康上に理由など、いろんな理由でブランクが出来たナースがいるかと思います。
1年あくと、「もう私に合う求人はないかな・・」と思うこともあるでしょう。
でも、再就職後の「ブランク1年目ナース」は、新卒ナースの様に「一から教育しなくてならない大変さ」がありません。
新卒をトレーニングするには、独り立ちするまで先輩とダブルでスタッフをつけなくてはいけませんから、人件費が同じ時間に2倍かかっています。
経験があれば、トレーニング期間が短くて済むのですから、病院によっては既卒ばかりをとるところもあります。
ブランク1年だって、利点として見られることもあるんです。
やってみようかな・・と思ったら、まず行動。友達に話を聞いたり、職場見学をするだけでもやる気になってくることがありますよ。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。