仕事が合ってない・やりたいことができない看護師はやりがいを求めて転職しよう!
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看護師の仕事のやりがいは人それぞれ。また、さまざまなことでやりがいを感じなくなってしまいます。
「看護師が仕事にやりがいを感じなくなってしまう原因」を、3つに分類したところ、三姉妹の皆さんは次のようになりました。
今回は、やりがいを感じないことの原因が、②仕事とのミスマッチ、にある場合の対処法について、『れもんちゃん』と一緒に考えてみましょう。
その他の原因は下記からどうぞ↓
職場で求められることと、自分がやりがいを感じることが合っていない
職場で求められること(仕事・判断・行動・考え方)は、必ずしも、自分がやりがいを感じることとは一致しません。
どのような違いがあるかを、ザッと見てみましょう。
専門性による違い
業態や診療科の違いによって、仕事で求められることは異なります。
病棟勤務では、「療養上の世話」が主な仕事になりますが、外来では「診療の補助」が主です。
また、医療機関は「病気の治癒・緩和」が主ですが、介護施設では「生活の支援」です。
役割による違い
役職や職位、担当の係などによって、求められることは異なります。
例えば、新人の教育担当では、自分が実践することよりも、新人に経験させることが求められます。
働き方による違い
正職員とパート・アルバイトなどの短時間勤務の職員では、求められることは異なります。
看護師としての責務は同じですが、長期的な仕事や継続する仕事の成果への貢献性は、正職員のほうに強く求められます。
人間関係による違い
上下関係がフラットな職場と、院長以下のヒエラルキーがはっきりしている職場では、求められるものは異なります。
このような違いがあることを理解していないと、「自分のやりたいことと違う」と感じやすく、やりがいを感じにくくなります。
「やりがい」のほうに問題あり!?こんな「やりがい」に注意
範囲が狭すぎる「やりがい」
『れもんちゃん』の仕事のやりがいって何ですか?
なるほど。
自分のやりがいを狭い範囲でとらえてしまうと、ミスマッチを感じやすくなります。
例えば、「糖尿病患者さんに食事指導をすることが、私のやりがいです」や、「心臓カテーテル検査(治療)の介助にやりがいを感じます」は、「やりがい」としては特定されすぎています。
関連する疾患や、それによる生活の変化などにも関心を広げることで、「やりがい」も広がってきます。
また、自分が患者さんに直接行う仕事だけでなく、チームや病棟、組織全体での仕事として考えて行くことも必要です。
今だけの「やりがい」
「今やりたいこと」だけが、やりがいではありません。
仕事におけるやりがいは、自身の成長とともに変化します。
結婚や出産などのライフイベントや病気の発症などにより、働き方を変えざるを得ないことがあります。
自分は、看護師としてだけではなく、人として「5年先10年先にはどうなっていたいのか」を考え、その途中である「今」すべきこと、今のやりがいを考えるようにしましょう。
経験や年齢に見合わない「やりがい」
経験20年のベテラン看護師が、「『採血がうまいね』と言われるとやりがいを感じます」というのはどう思います?
経験や年齢を重ねると、求められる役割や能力も変わってきます。
経験や年齢ににそぐわない「やりがい」は、仕事とのミスマッチの原因になることも知っておきましょう。
すでに「自分のやりがいはこれだ!」と分かっている人でも、考えは柔軟にしておくほうが良いでしょう。
当初、やりたくないなと思う仕事でも、やってみると「自分向きだった」「意外とやりがいがあるかも」と思うこともあるでしょう。
自分のやりがいを「実現」するための職場探し
「自分はどういう仕事がしたいのか」「どういう看護がしたいのか」ということが明確になっている人は、それが実現できる職場を探しましょう。
看護師転職サイトを活用
「特定の診療科の専門技術を磨きたい」「ライフワークバランスを考えて、長期に働きたい」「次世代の看護師を育てたい」など、それぞれが思い描く「やりがい」に対し、それが実践可能な職場を探しましょう。
やりがいを実現する職場探しには、看護師転職サイトの活用がおすすめです。
自分のやりがいやキャリアプランをしっかりと担当コンサルタントに伝え、転職先を探しましょう。
採用面接での「やりがいアピール」の注意
採用面接では、仕事に「やりがい」を持っていることが伝わるほうが、印象はよくなります。
しかし、「やりがい」ばかりをアピールすると、「この人、やりがいを感じなくなると、さっさと辞めそうね」と思われてしまいかねません。
転職先の仕事内容や求められる役割を理解したうえで、それに見合う「やりがい」を持っていることを適度にアピールしましょう。
どの職場でも、やりがいを感じる仕事ばかりではありません。また、いつもいつもやりがいを感じるものでもありません。
「これが自分のやりがいです」「こうじゃないとやりがいを感じません!」と頑なになりすぎず、仕事のやりがいを柔軟に捉え、やりがいの可能性が広がる転職先を探しましょう。
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。