ツアーナースを1年間体験した旅行添乗看護師だけど質問ある?
PR山村真子
みなさん、こんにちは!
看護師として働いていると、なかなか自分の自由時間が取れないですよね。そこで質問です。
みなさんは最近、旅行は行かれましたか?
看護師として働いていると、なかなか気軽に旅行へ行けませんもんね。
でも、看護師の仕事の中には旅行をしながら仕事もできるのがあるって、ご存知でした?
お、いい食いつきですね。
そのお仕事とはずばり「ツアーナース」です。
今回は、看護師ならば一度は聞いたことがあるけれど、実際にどんな仕事かよく知らない方が多い「ツアーナース」について、ツアーナースとして様々な経験を積んだ筆者が、ご紹介していきます!
ツアーナースって何?
ツアーナースとは一言で言えば、「学校行事や旅行などに、看護師として同行し、体調不良などに対応する」お仕事です。
具体的には、小学校、中学校、高校や特別支援学校の自然教室や遠足、個人的な国内旅行や海外旅行へ、看護師兼添乗員として同行するお仕事となります。
ツアーナースではなく、アテンダントナースと呼ばれることもあります。
はい、そうです。
ツアーというと、旅行というイメージが先行しがちですが、実際には地域のスポーツクラブ等の合宿などにナースとして同行するケースもたくさんあります。
また、私個人の経験としては、添乗ナースとして1カ月間、企業の研修合宿へ参加したこともありますよ。
ツアーナースが他のお仕事と違うところ
ツアーナースのお仕事として最も多いのが「学校の課外授業」です。
皆さんも学生時代、林間学校やスキー教室、修学旅行へ行きましたよね。
ツアーナースは、子どもたちが楽しみにしている行事にナースとして同行し、思い出作りのお手伝いをする、という言い方もできます。
そうですね。
学校内では必ず養護教員がいますが、課外授業の際は他の学年の生徒がいるため、養護教員が付き添うことはできません。養護教員の代わりに対応するのが、ツアーナースです。
養護教員の代わり。これが他のお仕事と大きくことなる部分です。
ツアーナースとして働く間、子供たちから見れば自分は「先生」という立場。そのため、子どもたちが授業を通して成長できるよう、他の先生方と協力してフォローしなくてはいけないのです。
そういうことです。
実際に私もツアーナースとして働くにあたり、食事の時は先生たちと一緒に子供たちを誘導しましたし、他の先生と一緒に夜間の巡回に行くこともありました。
一時的とはいえ、こういった「先生側の対応を経験できる」というのは、ツアーナースが他の仕事と大きく違うところですし、魅力の一つといえるでしょう。
ツアーナースをするにあたって有利な看護師とは?
はい、なんでしょうか?
いえいえ、そうとは言い切れません。
私自身、小児科の経験はありませんでしたが、ツアーナースとして一通り働くことはできました。
ただ、れもんさんのご指摘の通り、小児科経験があったほうがより仕事がやりやすいかとは思います。
一方で、個人的にツアーナースをぜひお勧めしたい方が御三方の中にお一人、いらっしゃいます。
それは、ゆずさんです。
みかんさんのように、いつまでも純粋な気持ちを持たれている方は、子どもにより好かれると思うので向いているとは思うのですが、それ以上にゆずさんにお勧めしたい理由が「ゆずさんはお子さんがいる」という点です。
はい、その通りです。
課外授業は、子どもたちにとってとても楽しいひと時です。中には元気すぎて思わぬケガをしてしまう子や、突然熱を出してしまう子もいます。
そういった子たちに対し、看護師としてどうフォローすればよいか考えるのももちろん大切なのですが、ご自身の子育て経験から、症状やケガの状態に応じて、時には機敏に、そして何よりおおらかに対応できることが期待できるんです。
ツアーナースのメリット
ツアーナースには、いろいろなメリットがあります。それではここから、それらメリットについてご説明していきます!
仕事で全国各地を旅行できる!
元々旅行好きだった私ですが、ツアーナースをメインとして働いていた間に、北海道・沖縄を中心として、福岡・佐賀・長崎、大阪・京都・奈良、日光や清里、房総半島や伊豆諸島など、日本各所に行くことができました。
私の場合は関東在住だったので、必然的に課外授業等は関東近郊、修学旅行は北海道や沖縄、九州地方が多かったです。
その土地ごとの美味しい食べ物を、仕事上で食べることができたのは、ツアーナースを行う上で大きなメリットだと感じます。
すみません、私美ら海水族館の駐車場までは何回も行っているんですが、さぁ入館という時に限っていつも付き添いメインになってしまい、結局一度も中に入れたことがないんです…。
仕事期間中、お金をほぼ使わない!
ツアーナースのお仕事期間中は、基本的に3食出ますし、また生徒や児童たちがお買い物を楽しんでいる間も、体調不良の生徒を見守ったり、指定された地点で待機しなくてはいけないため、お金を使う機会がありません。
そのため、観光地に行ってもお金を全く使わない、という点も、私はメリットだと思います。
…さりげなく私自身も「散財キャラ」にされていますが、それに関しては否定できません(笑)
でも一方で、お金を使いたくても使えない、なんていう場面も過去にはありました。
それは、飲み物を持ってくるのを忘れたのに、自販機へ買いに行けなかった時です…。
スキー教室に添乗した際、待機場所が暖房が利きすぎ&乾燥していて、すごく喉が渇いてしまったんです。でも、目の前に自動販売機があったのにも関わらず、生徒たちもたくさんいるので、買って飲むことができず、からっからのまま数時間過ごす羽目になってしまいました。
はい…。
添乗時の持ち物に水筒がなかったので、私もこの点を見逃していました…。この経験以降、ツアーナースとして添乗する際は必ず水筒+ペットボトルの飲み物は必ず持参して持ち歩くようにしています。
子供たちの無邪気さや素直さに癒される
ツアーナースとしてのお仕事の多くは、学校行事への付き添いです。そのため、仕事上たくさんの児童や生徒たちと触れ合うことができるんです。
自分のことを「〇〇先生!」と呼んでくれて、中には子ども同士で「先生!これ一緒にやろうよ」なんて誘ってもらえることもあるんです。その可愛さには本当に癒されます!
確かに、れもんさんのように子ども相手が苦手、という方は、ツアーナースのお仕事を引き受けるのは難しいかもしれません。
でも、待機場所に来た児童さんが少し照れながら「ありがとう、〇〇先生」と言ってくれた時は、もう本当にとろけちゃうくらい可愛いですよ!
看護師としての判断力が鍛えられる
ツアーナースとして派遣される看護師は、たいてい1人です。
中には2人体制になっているお仕事もあるのですが、基本的には1人だと考えておいた方が、差し支えないかと思います。
つまり、百人単位の児童・生徒の健康管理を1人で責任を持ちやらなくてはいけない、ということなんです。
そう思っちゃいますよね。
実際には引率の先生方も適宜動いてくれるので、人の多さによる大変さはあまり感じないのですが、一方で重要となるのが看護師としての「判断力」です。
そうです。
例えばある児童が夜中、突然激しい腹痛を訴え、待機場所に来たとします。
そのとき、看護師として病院へ搬送するか、待機場所で様子を見るのか。様子を見るときは、どの状態になるまで待機場所にいさせるのか。
自室へはどのタイミングで戻すのか。また、明日以降はどのイベントに参加できるか。
等々、看護師として判断しなければいけないことは、山ほどあるんです。
はい、そうです。
一方で、こういった判断をするときに大切なのは「できる限りイベントには参加できるよう、考慮する」という点です。
同行しているのは学校行事であり、教育の一環行事です。また、子どもたち自身もとても楽しみにしているものです。
それらに参加できないということは、子ども自身にとって大きな影響を与える恐れがあるため、より慎重に判断しなくてはいけないんです。
せっかくのイベントですから、極力参加してもらえるように。でももちろん、体調を最優先にして、無理をさせないように。
この加減が、ツアーナースとしての腕の見せ所でもあり、判断力を鍛えられると考える理由です。
ツアーナースに向いているのは、こんな人!
そう思っていただけて幸栄です。
ツアーナースは、向いている人には本当に楽しくお仕事することができるので、おススメです。
では、私がツアーナースを経験した中で「向いている」と感じた人のポイントを、ご紹介しますね。
現在フリーまたは常勤・非常勤の仕事に従事していない看護師さん
すみません…。でもこのポイントは、ツアーナースをやる上でかなり重要なポイントなんです。
というのも、ツアーナースは時期によって依頼が集中するときとそうでない時があります。
中には「単独希望の方よりも、複数回入れる看護師さんを優先したい」という希望を出す依頼元もあるため、ツアーナースの仕事に自分のスケジュールを合わせられる方が、一番ツアーナースに向いているといえます。
私もツアーナースとして働いていた期間はフリーで働いていました。
私がツアーナースの案件を知ったきっかけは、派遣会社の人がフリーでかつツアーナースを希望している看護師さんを事前にピックアップし、その人たちからどんどんツアーナースの求人を案内していたからです。
なので、ツアーナースを積極的にやりたいと考えている方は、フリーの状態がより有利だといえますよ!
介護や子育てにて、自分の日程を調整する必要がない方
次にお勧めしたい方は、「介護や子育てなどをしていない方」です。
すみません…。
というのも、ツアーナースをはじめとして、派遣会社から紹介される仕事は、原則として一度引き受けたらキャンセルができません。
介護や子育て中の方は、ご自身の体調の他にも、介護中の方やお子さんが体調不良となってしまった場合、ご自身の仕事を調整しなくてはいけない事が多いかと思います。
ツアーナースの場合は泊まり込みのお仕事であり、事前の打ち合わせを必要とすることも多い為、そういった心配がない方によりお勧めの仕事といえるんです。
はい、一人暮らしで彼氏なしの寂しい生活を送っていました。…って、いります?この情報。
ツアーナースの求人を探すには
さぁ、ここからはいよいよ核心部分です。ツアーナースになるための方法を、ご紹介しましょう。
ツアーナースのお仕事のほとんどは、看護師の派遣会社経由で依頼されます。よってツアーナースのお仕事をする場合には、まず看護師の派遣会社に登録する必要があります。
皆さんは、看護師の転職サイトをご存知ですか?
はい、そうです。
実はその転職サイトの中には、派遣のお仕事を紹介してくれる会社もあるんですよ。私が実際に登録していたのは、「MCナースネット」です。
MCナースネットでは自分が働きたい日を事前に登録することができるので、たくさん日にちを登録できる人はフリーということがわかります。
なので、始めは会社から「ツアーナースの募集もありますが、やってみますか?」と相談を受けたことをきっかけに、ツアーナースを始めました。
そういうことです。
声をかけていただいた案件に応募し、無事に採用されたことがきっかけで、それから約1年間にわたり、ツアーナースとして全国各地を飛び回りました。
私が直接声をかけていただいたのは少し前のことなのですが、今では、MCナースネットはツアーナースの募集がより盛んになり、ツアーナースとして働きたい人の最短ルートになっています。ツアーナースをやってみたいと考えている方は、ぜひ一度MCナースネットをご覧になって下さい。
ツアーナースの場合は、派遣が多いですね。続に言う単発という分野に入るかと思います。
ただ、派遣といってもツアーナースの場合は稼働日数が多くなるため、結果として派遣会社の厚生年金や社会保険に加入できるケースも多くなっていますので、登録の際にはどのくらいの基準を満たせば加入できるかもチェックしておくとよいでしょう。
ツアーナースは会社によって取り扱う件数に大きな差があります。中には、せっかく登録したのに自分が仕事をしたい期間は仕事が一件もなかった、なんていうことも十分ありえます。
私の経験上、最もツアーナースが忙しくなるのが春から夏です。この期間は遠足、修学旅行、林間学校に合宿など、様々なイベントが開かれるため、その分お仕事の依頼も多い傾向にあるようです。
ツアーナースを専門的に行いたい場合には、登録時にどれくらい件数を取り扱っているか、そしてどの季節のお仕事を多く取り扱っているかを十分に確認した上で、登録するようにしてみてください。
気になるツアーナースのお金事情
さて、続いてはみなさん気になるけど直接は聞きにくい「お金」についてです。
ストレートに聞かれました(笑)
私がツアーナースとして働いていた間の相場は、添乗一日あたり1万2千円から1万5千円が相場でした。
交通費は全額支給、期間内の食事等旅行にかかる費用は一切の自己負担なしのことが多かったので、実感としては1日あたり2万円近い価値はあったのではないかと感じていました。
そうですね。
代わりに百人以上いる生徒や児童の特徴を把握し、全員が無事に家まで帰宅できるようサポートしなくてはいけないので、仕事が終わると次の日はそのまま家で1日中ぐったりしていることが多かったです。
なので、回復するための一日を考えると、ツアーナースは金銭面だけで引き受けることは難しいお仕事なのではないか、とも思います。
引き受ける前に知っておきたい、ツアーナースのデメリット
ここまで、様々な視点からツアーナースの魅力や良さを中心にお伝えしてきましたが、ここでツアーナースによるデメリットについても、少し触れておきたいと思います。
一度引き受けたらキャンセルできない
ツアーナースだけに限ったことではないのですが、派遣会社を経由して一度お引き受け仕事は、原則としてキャンセルはできません。
特にツアーナースの場合は、特にイベントの前に打ち合わせを行い、万全の状態にした上で当日を迎えることが多いので、当日キャンセルはもってのほかです。
確かにその確率はゼロとは言えません。
ただ、当日キャンセルしてしまうことで、派遣会社だけでなく、児童や生徒たち全員に対しても迷惑をかけてしまうことになります。私もツアーナースの仕事を引き受けていた時は、体調管理には人一倍注意していました。
このように、一度引き受けたらキャンセルできないという点は、ツアーナースという仕事にとってデメリットの一つといえるでしょう。
旅行を満喫できるときとそうでないときの差が大きい
皆さんは、ここまでツアーナースの仕事を紹介してきて、どういった点が魅力だと感じましたか?
皆さん、やはり多少なりとも「ツアーナース=タダで旅行に行ける!」というお考えがあるんですね。
はい、その通りです。
しかしツアーナースはあくまで仕事です。なので、子どもたちが楽しんでいる間も、裏方の仕事を頼まれることはしょっちゅうですし、中には不眠不休で旅行期間中、ひたすら体調不良の生徒たちを看病する、なんてこともあるんです。
怖いですよね…。
また、旅行先には医療物品も薬品もほとんどそろっていませんし、また看護師の独断でお薬を飲ませるわけにもいきません。
はい、そうなんです。
薬を飲ませたことでアレルギー症状が出てしまっては大変なので、原則として救急セット内に入っている医薬品は使えません。
できる限り、自分の持ってきた薬品で症状を改善してもらうしかないんです。
それは、こういった「個々のアレルギーに対応するために」なんです。
案件によって、看護師への扱いの差が大きい
また、仕事の依頼先によっては、看護師への扱いに大きな差がある、というのもツアーナースのデメリットです。
はい、そうなんです。
私がツアーナースとして同行した学校のうち、ある学校ではバスの中の音楽をかける係に任命され、ひたすら音楽をかけ続けた、なんてこともありました。
特に先生の人数がぎりぎりの場合は、ツアーナースでありながら子供たちの点呼など、先生の仕事を手伝わなくてはいけなくないことや、服装についてまで厳しく事前に指定が入ることもあるので、注意が必要です。
一方で、看護師さんは看護業務に専念してくださいと言われ、一人一日中ずっと待機部屋に待機しなくてはいけず、「あと〇時間、何して過ごそう」とぼんやり考えてしまうことも。
こういった「案件によって看護師への扱いの差が大きい」ために、事前の仕事内容が読めず、かえって気疲れしてしまうということも、珍しいことではありません。これもまた、ツアーナースを引き受ける上でのデメリットといえます。
ツアーナース経験者と転職三姉妹によるQ&A
では最後に、みなさんから質問をどんどん受けていきたいと思います!
ツアーナースは看護師1名対応がほとんどなのです。
なので新人看護師さんの場合は、緊急時などに看護師として十分に対応できないことが考えられるので、あまりお勧めできません。
また、派遣会社によっては、看護師として〇年以上の経験がないとツアーナースは依頼しない、と決められていたり、依頼主より「これくらいの経験がある看護師さんをお願いします」と指定されることもあるため、新人看護師さんの場合はツアーナースのお仕事自体ができないケースも多い、というのが実情です。
はい、ほぼ不可能です。
自分がインフルエンザになったなど、「感染源となる恐れがある病気に罹った」以外は、まずキャンセルできません。これはツアーナースに限らず、派遣の仕事はほぼみんなそうです。
なので、仕事を引き受ける時は体調管理を万全にし、キャンセルするリスクを減少させることが、ツアーナースを行う上で何より大切です。
私がツアーナースをしていた間は、看護師限定となっている案件がほとんどでした。
そのため、准看護師の方の場合は派遣会社に登録するにあたって、「准看護師でも応募可能なツアーナース求人はあるか」を確認されることをお勧めします。
未経験かどうかについては、みなさん始めは未経験なので、問題にはなりません。
ただ、初回はどういった仕事内容なのかつかみにくいかと思いますので、看護師2名体制の募集を探し、応募されたほうが安心だと思います。
私が経験した中で今でも強烈な印象を残しているのが、数名の生徒が同時にインフルエンザを発症した時です。
そのときは沖縄の修学旅行へ添乗していたのですが、2日目の夜に突然1人の生徒が高熱を出したことをきっかけに、次の日までに4名が次々とインフルエンザに感染。
その日以降、私の部屋はインフルエンザの隔離部屋と化し、私は24時間ほとんど眠れずに生徒さんたちの看病にあたりました。
なんとか最終日までに全員介抱に向かい、医師より飛行機移動OKの指示が出た時は、心の底から安心しました。
あれ以降、インフルエンザに対しては人一倍恐怖心があります。
大変で印象深いエピソードには二種類あります。
まずは「体力で大変だった」仕事。その仕事は林間学校で、行程に入っていたのはなんと約5キロにわたる登山!
当時の私はインドア中心の生活だったので、高低差の激しい山道を5キロにわたってひたすら歩くのは、まさに苦行…。
途中子供たちが何人か私の側に来て、「ほら先生、置いてくよ!」「大人なのに、もう疲れたの?」等、励まし(?)てくれましたが、もう後半はバテバテ…。
やっとの思いでホテルへ戻り、夜は泥のように眠ろうと思っていたところ、夜間に疲労からか体調を崩してしまう生徒が続出。結局一睡もできないまま、次の日を迎えました。
その日、帰宅直後に布団の上へ倒れ込み、そのまま気が付いたら寝てしまったほど、あの時は体力が大変でした…。
次は「大人としてのお付き合いで大変だった」お仕事です。
そのときの先生たちはみなさんとてもフレンドリ―で、ほぼ初対面である私に対してもとても暖かく迎い入れてくださいました。
ツアーナースとして添乗する学校の中には、看護師は体調不良など必要時以外はほとんど声をかけない学校も多い中、その学校の先生たちは気さくに話しかけてくださり、私もとても楽しく仕事をすることができていました。
仕事が全部終わり、さぁ帰ろうと思っていた時。「あの、先生!この後ご予定は空いてますか?」と突然聞かれました。
「これから先生たちの交流会があるんですけど、先生もどうですか?」なんと、看護師である私にも、お疲れ様会へ招待してくださったんです。
行ってみると、そこには豪華なお食事&たくさんの飲み物(ノンアルコールのみ)が!私は校長先生の隣(!)に案内され、それから明け方まで先生たちの交流会に参加しました。
このように声かけしてくださったことは、とてもとても嬉しかったのですが、さすがに明け方までの交流会は眠気との闘いでした…。
子どもたちの体力もさることながら、それ以上に元気な先生たちのパワーに圧倒された案件でした。
まとめ
いかがでしたか?今回は私のツアーナースとしての体験を、三姉妹と一緒にお届けしました。
今は2児の母となってしまったため、なかなかツアーナースをする機会はありませんが、夫は「また子育てが落ち着いたら、ツアーナースやってくれば?」と言ってくれているので、いつかまた復帰したいと思っています。
それほど、ツアーナースは私にとって、看護師の資格を生かしながら働ける、とても楽しい仕事でした。
この記事を読んでくださった方に少しでも「ツアーナースってこんな仕事なんだ」とイメージが伝わっていれば嬉しいです!
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。