看護師転職大作戦

夜勤だけの仕事がしたい!夜勤専従・夜勤バイトの看護師ってどんな働き方?

しくじり師長
ローレンロウ

いまね、うちの病院に夜勤だけのバイトさんが来てるんだよ。なんて言うんだっけ、えっと、夜勤戦ジャー!
ハイハイ、「夜勤と戦い、夜勤とともに散っていく夜勤戦ジャー!」って、ちがうわ!夜勤センジュウ!夜勤専従看護師っ!
すごいノリツッコミだわ。看護師にしておくはもったいない。

ですよね。私もそう思います。

あ、その夜勤専従看護師の話ですが・・・。

でも、世の中には奇特な人もいたもんだわ。私は夜勤ばかりなんて考えられないわ。
その人ね、ほかにも老人ホームでも夜勤してるんだって。夜勤マニアなのかな?
多分、夜になると血が騒ぐのよ。ヒッヒッヒッヒ・・・。
キャーッ!

あの・・・、夜勤専従看護師のお話をしてもいいですか?

ふたりは放っておいていいので、進めましょう。

はい。では、今、需要が増えているといわれる働き方のひとつである「夜勤専従看護師・夜勤バイト」の仕事について見てみましょう。

夜勤専従看護師とは

夜勤専従看護師が需要が増えている理由

夜勤専従看護師とは、夜勤だけを専門に行う看護師です。

そのままやないかーい!

では、『れもんちゃん』。夜勤専従看護師は、今需要が増えていると言いましたが、なぜでしょうか?

需要が増えてるってことは、夜勤をする看護師が少ないから?

そうですね。

育児などとの両立を考え、「日勤のみ」であれば働ける看護師もたくさんいます。

そうした人たちを有効に雇用するために、夜勤をする看護師が必要になりますよね。

これを、すでに交代勤務で働いている看護師で分担することもできますが、夜勤には「72時間ルール」というものがあります。

病院は入院基本料の算定のために、看護師の夜勤時間の平均を月72時間以下に収めなければなりません。

この要件を満たすためには、看護師一人あたりの夜勤回数を、

  • 2交代の場合(平均16時間勤務)は、月4回
  • 3交代の場合(平均8時間勤務)は、準夜・深夜合わせて8回

に収める必要があります。

病院は、夜勤専従看護師をシフトに組み入れることで、

  • 72時間ルールの要件を満たすことができる
  • 交代勤務の看護師の夜勤負担を減らすことができる
  • 夜勤ができない看護師の雇用もできる

というメリットがあるんですよ。

なるほどねぇ。でも病院側のメリットはあっても、看護師の仕事としてはどうなの?私は正直、魅力は感じないんだけどな・・・。

では、夜勤専従看護師がどういう職場で、どのような仕事をしているのかを見てみましょう。

夜勤専従・夜勤バイトの働き方

夜勤専従看護師はどこで働いているの?

●病院

都市部の中核病院や急性期病院では、交代勤務を行う若い看護師が多く、夜勤専従看護師の需要は高くはありません。

これに対し、療養病床や回復リハ病床、地方の一般病院などで、夜勤専従看護師は多く雇用されています。

●介護施設

介護施設の中では、介護老人保健施設(老健)や介護付き有料老人ホームなどで、夜勤専従看護師が働いています。

夜勤専従看護師の仕事内容と求められるスキル

夜勤専従看護師は、基本的に、ほかの(交代勤務の)看護師と同じ夜勤業務を行います。

特に夜勤勤務者の数が少ない病院や施設では、ひとりで行う仕事も多く、急変時の判断力や行動力が求められます。

また、夜勤専従看護師は日勤を行わないため、日勤帯での情報を充分に収集しておかなければなりません。そのために効率よく仕事を進める力も必要です。

夜勤専従看護師には、就職後にスキルアップの研修等の機会はなく、すでに身につけているスキルを見込まれて採用されます。

なかなか難しそうじゃん。
うん、私には無理だね。

ま、一般的にはそれほど難しい判断を必要としたり、急変がバンバン起きるような職場ではないから、夜勤専従が置けるという実情はあるようですが・・・。

しかし、それでも何が起こるか分からないのが看護の世界ですからね。

夜勤専従看護師の勤務時間と夜勤回数

●夜勤専従看護師の勤務時間

夜勤専従看護師の勤務時間は、勤務先の夜勤時間と同じです。

  • 2交代の場合 16:00~翌9:00
  • 3交代の場合 準夜勤16:00~翌0:00 深夜勤 0:00~9:00

状況によっては残業もあります。

●夜勤専従看護師の夜勤回数

夜勤専従看護師には、前述の72時間ルールが適応されず、夜勤回数に上限なく勤務することができます。

一般的には、

  • 2交代の場合 9から10回/月
  • 3交代の場合 準・深それぞれに4~5回/月

となっています。

非常勤や単発のバイトでは、これより少ない回数となっています。

回数だけ見ると、結構ハードなのね。
どこをどうとっても魅力を感じないわ・・・。

夜勤専従看護師の雇用形態

では次は、夜勤専従看護師の雇用形態について見てみましょう。

夜勤専従看護師には、パートやアルバイト、派遣などの非常勤雇用と、数は多くはありませんが、常勤(正職員)の雇用もあります。

それぞれの働き方の特徴をまとめてみました。

●常勤(正職員)

  • ボーナスや福利厚生などの待遇が充実している
  • 月の休日数が決められており、自由度は制限される
  • ほかの勤務形態(交代勤務など)への変更が見込める

正職員として採用されれば、交代勤務の看護師と同等の処遇や待遇を受けることができます。

また、急な雇止めはなく、雇用は安定しています。

ただし、求人はあまり多くはありません。

また、常勤としていても正職員としての雇用ではなかったり、処遇や待遇が正職員とは異なる場合もあります。

●非常勤(パート・アルバイト・派遣)

  • 夜勤回数や休日数など、希望条件に応じた働き方ができる
  • 雇用は安定しない(急な雇止めもある)

非常勤の場合は、自分の希望条件に合った働き方ができるのが、最大のメリットですね。

求人数も多いため、より条件に合った職場を探すことができます。

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夜勤専従看護師の生活

夜勤専従看護師の生活パターンの一例

<2交代の場合>

8:00起床
9:00家事または自由時間または仮眠
15:00出勤
16:00勤務開始
0:00~1:00休憩
9:00勤務終了
10:00帰宅
11:00家事
13:00仮眠
17:00起床
19:00家事
20:00夕食
22:00入浴
1:00就寝

一般的には、明けの翌日は「休み」になりますが、翌日に「入り」となる場合もあります。

あ、案外昼間の時間が余裕があるんだ。
ホントだ!明けの日は休みみたいなもんじゃん!

生活パターンはさまざまですが、午前中から夕方(勤務前)までの時間が自由に使える特徴がありますよね。

ただし、勤務前後は休息が必要、ということもお忘れなく。

ハイ・・・。

夜勤専従看護師の休日数

では、もうひとつ。夜勤専従看護師の休日数についても説明しておきましょう。

●常勤(正職員)の場合

常勤(正職員)の場合は、その職場で定められた公休数が休日数になります。

有給休暇の取得、消化条件も、ほかの看護師と同様になりますが、職場によっては夜勤専従常勤独自の休日規程を採用しているところもあります。

●非常勤の場合

非常勤の場合は、看護師、職場双方の希望夜勤回数を調整し、残りが休みとなります。

非常勤の場合も、6か月以上勤務すれば有給休暇を取得できます。

一般的には、非常勤の夜勤専従看護師は、長期休暇はとりにくくなっていますが、職場と交渉することは可能です。

どうですか?夜勤専従看護師は特殊な働き方ではありますが、需要も高いので、条件が合えば「なくはない」働き方だと思いますが・・・。

うーん・・・。適応力が求められそうだから、まだ自信ないな・・・。
私は今は、子供も小さいから無理かな・・・。
あとは、アレよね。
アレ?
アレよ、アレ。

お金、ですね。

ハッキリ言う!?

でも働き方を考える上では、外してはならない要素ですよね。

その夜勤専従の給料については下記の記事で解説してます!

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。