シングルマザーの看護師のベストな働き方は？夜勤はやるべき？求人の選び方ガイド

まあまあ、ここは『ゆず』ちゃんをなだめてあげましょうよ～。

いえいえ。でもね、「一応」知っときたくないですか？ナースがシングルマザーになったら、生活できるのか。

シングルマザーになりそうな予感がある人もない人も、看護師がシングルマザーになった時、生活はどうなるのか…一応知っときたくありませんか？

まあまあ、そういわずに‥。ではこれから、シングルマザーにおすすめの働き方を紹介いたします！

結論から言うと可能です。

シングルマザーになった看護師の経験年数や、勤務先の年収次第ですが……看護師の収入で十分家族を養えるんです。過去、一緒に働いた先輩、同僚にもシングルマザーがいましたが、子供を大学まで出したり、家を買ったりしていましたよ。

ええ、健康でまじめに働いてる看護師は、銀行からの信頼も厚いですからね。（勤続年数が長い場合）

家族が養えて生活できることはわかりましたが…仕事探しの前に、公的資金ってどんなものがあるのか、知りたくないですか？

すでに知識がある人は飛ばしてください。

ざっくりいえば、母子手当は「シングルマザーが子供を育てるための育児手当」です。

これは、ママの年収と子供の数によりスライド式に支給額が変わってきます。看護師が常勤で働いた場合は、年収が420万を超えることが多いので…。

ただし、「子供が幼く手がかかるため、仕事をパート勤務にして勤務時間や年収をセーブする場合」は、手当てをもらえる場合があります。お近くの区役所に問い合わせましょう。

（参考：児童扶養手当について）

シングルマザーには避けた方が良い求人、オススメの求人があるんです。共働きママナースが選ぶのとは、ちょっと違った特徴をお伝えしますね。

おすすめしない求人

拘束時間が長く、勤務中のストレスが多いところはおすすめしません。それは…

• 救急外来の看護師求人
• ICUの看護師求人
• オペ室の看護師求人
• 訪問看護の看護師求人

重症患者が多い救急外来・ICUは仕事中やはりずっとピリピリしていますから、ストレスも多いです。

もちろん、体力があって、「忙しい現場が大好き」という人には向いている職場でしょう。ただ「急性期の重症現場」でシングルマザーは見かけないのが現実……。

いずれの現場も、「ママ自身が仕事が大好きで、自分が家に不在の時に子供を看てくれる協力者がいる場合」を除き、応募するのは避けた方がいいでしょう。

おすすめの求人はこんなところ

ボーナスや退職金、子供の看護休暇などがある病院で日勤常勤をやるのが一番おすすめです。

それはそう思います。保証が手厚いですしね。私も県立の病院で働いたことがありますが、職員が充足してて、夜勤が楽だった覚えがあります。

でも、それなりの年齢だと（私の実感では35歳）年齢で足きりされることもあるのが現実なんです。

そこで、採用率が比較的高くてシングルマザーにおすすめなのは、どんな求人か。教えちゃいますね。

• 外来日勤常勤の求人

病棟日勤常勤の求人

• 健診センターの看護師求人
• 企業の看護師求人
• デイサービスなどの介護系の看護師求人

です。

シングルマザーにとっては、子供との時間も大事ですが、だからと言って収入がなければ大事な子供との生活がゆらぐ。

「子供との時間」「収入のバランス」を考えて、そのギリギリ中間の線がこれらの求人なんです。この求人の良いところは、「残業が少なく、家に持ち帰る研究も少ない」というところ。

「お金は欲しいけど、拘束時間を増やしたくない」シングルのママには、こうした求人がおすすめです。実際に、私が過去に働いた外来でも複数のシングルマザーの方が働いていました。

ただ、シングルマザーに理解があるかどうかは職場の雰囲気を「肌で感じてみないと」わからないこともあります。「シングルになるのを機に転職しようかな、どうしようかな」と思ったらまずは職場を見学したり、看護師転職サイトで相談してみてはいかがでしょうか。

シングルのナースが夜勤をするかどうかは非常に迷うところですよね…。

夜勤をするべきという意見

正直なところ、看護師は夜勤をやったほうが稼げます。自分一人だったら、稼ぐためにとにかく夜勤をするのもアリ。若い時しかバリバリ夜勤をして稼げないんだから、「とにかくいっぱい夜勤を入れて体力のある若いうちに稼いでおいた方がいい」という考えの人もいます。

子供のために夜勤は控えて、という意見

シングルになった理由は死別・離別・未婚の出産などいろいろあるでしょう。そこには「子供の寂しさや心の傷」が伴う場合もある。子供の心に寄り添うために、「なるべく子供のそばにいる」という選択をするシングルマザーもいるのです。

私の知人で離婚した人は、シングルになった直後から夜勤をどんどん入れていました。本人も体力があり、仕事ができるので、「やらなきゃ」と思ったんでしょうね。

ただ、小学生の娘は、ママが夜家にいる時でも、「夜中に寝ぼけて大きな声を出したり、大泣きする」そうです。起きて歩き回ったり。朝になると覚えてなくて。

「夜勤で一人ぼっちにならなかったら、こんな行動無いんじゃないかな」と思ってしまいますよね…。

子供が大きくなるころには、自分も年を重ねて夜勤がきつくなるので、難しいところではありますね。実家が近かったり、友達が預かってくれたりするなど、協力者がいれば、夜勤も良いでしょう。

「子供が幼い時期は子供となるべく一緒に過ごす」のか、「若いうちに夜勤をこなしておく」のか。ここは、「子供とママの性格次第」といったところでしょう。

シングルマザーになることは、家計を支える重圧、子供を一人で育てる不安などを感じるもの。孤独だと、マイナスの感情が多くなってしまうことも事実ですよね。

孤独を抱え込まないで、職場でも保育園でも、どんどん声をかけて仲間を増やしていきましょう。知人のシングルマザーでも、職場で仲良くなった人に子供を預けて、夜勤をしている人がいましたからね。子供も、いろんな人に預けられて社交的な子に育ってました。

家族が少ない分、シングルマザーは自力で仲間を増やす必要があります。ママ自身がコミュニティを増やすことが、結局は子育ても生活も楽にします。

それがもしかしたら転職先かもしれません。良い職場はよい仲間を増やす。今のコミュニティに限界を感じたら、転職するのもありなんですよ！！