手術室の看護師は妊娠しながら働ける?妊娠初期のマタニティナースの働き方
PRこむぎ
いやほんと…、マジで毎日辛いんですよね…(T_T)やっとこさ落ち着いてきたので良かったです…
はい( ◠‿◠ )この度、第二子を授かりました〜〜
まぁ、大変じゃないといえばウソになりますけどね…。それでも今の職場は配慮があるのでなんとか働けていますが…第一子の時は本当に大変でしたよ…(¬_¬)
あ、では私の体験談でよければご紹介しますね。( ◠‿◠ )
妊娠初期の症状。具体的には何が辛かった?
ちなみに『ゆず』さんは妊娠初期のどんな症状が辛かったですか?
そうですよね…、私も毎回悩まされているのが「つわり」です。
代表的な妊娠初期初期症状は以下じゃないでしょうか?
- つわり
- 立ちくらみ・貧血
- 眠気
そうですね。ではこれから手術室においての影響を詳しく掘り下げていきましょう。
つわり
言わずと知れた妊娠初期初期症状の代表格ですが、これが1番業務に支障の出る症状ではないでしょうか?
●電気メス
手術室においては特に電気メスを使用した時に発せられる臭いが強烈に辛いんですよね…
そうなんですよ(・・;)普段でも決していい匂いではないんですが、つわり中は本当にキツイんですよね…。でも、どんな手術でもほとんどの場合に使用する器具なので避けては通れません。使う時に口呼吸などして乗り切るしかないんですね…
●他人の口臭
ははは。なんか不潔くさくてごめんなさい…( ̄▽ ̄;)手術室で独特といえばやはりDrの口臭と患者さんの口臭です。特に患者さんは全身麻酔をかけるにあたって、絶飲食で来るのでこれがなかなか強烈です…
そうなんですよ(・・;)でも不安と緊張いっぱいで入室して来る患者さんに、不快な顔は見せられません。なので必死で女優業もしているわけです。
いわゆる「おじさん臭」ですが…、普段はマスクをしていれば気にならないんですけど…。つわり中って臭いにも敏感になるので、なんか臭って来るんですよね…。Drは術中ずっと一緒にいるのでこれが地味に辛いです…。
立ちくらみ、貧血
手術室で働いていると必ずあたる業務の1つに「器械出し(直接介助)」があります。
まぁ( ̄▽ ̄;)普段は私も1番好きな業務なのですが、妊娠初期ともなるとそうもいってられません。
器械出しはほとんどの場合、終始「立ち仕事」になります。手術の内容にもよりますが1〜4時間くらいは立ちっぱなしの業務になりますね。
もちろん、病棟や外来でも立ち仕事でしょうが、手術室での辛いところは「同じ場所で立ちっぱなし」というところなんですね。
場所を移動しながらの立ち仕事だと、業務の途中にちょっとしゃがんだり・かがんだりなど多少のボディアクションを取ることができますよね。ですが、手術室だと屈むと不潔になってしまうのでそうもいきません。
これが数時間にも及ぶと、どうしても貧血になったり立ちくらみが出たりしてしまい、業務に支障をきたしてしまいます。
眠気
『ゆず』さん。わかります?結構これが我慢できないレベルなんですよね〜〜。
意外と普段当たり前にできているどうってことないことの方がミスしてしまうんですよね。気が回らないというか…
そうなんですよ。いわゆる「凡ミス」が増えますよね。
手術室で働く妊娠初期のマタニティナース。どういう風に乗り切った?
人により妊娠初期の症状は様々でしょうが、きっと何かしら抱えながらも「周りに迷惑かけないように」って思いながら働いていると思いますよ。
私の場合には幸いにも、職場の理解がとてもあります。スタッフ全員でしっかりとフォローしていただけたので、色々な症状がありましたが無事に安定期を迎えることができました。
仕事の内容を配慮してもらった
つわりや立ちくらみなどの症状が強くあった私は、師長さんと相談してまず「器械出し」業務を外してもらいました。
やはり業務中にトイレに行けないプレッシャーと、具合が悪い時に座れない事が特に辛かったので比較的業務中に自分の状態に対処できる「間接介助」や「滅菌業務」に回してもらいました。
そうですね。業務の内容によっては問題なく働く事が出来たので、器械出しが出来ないぶん他の業務で補わせてもらいました。
それでもぼーっとして凡ミスする事もありましたが、今の職場はスタッフ全員が妊婦ナースに対しての理解があるのでさりげなく、それでもしっかりとフォローしてくれたので大きな問題になる事はなかったです( ̄▽ ̄;)
今の職場は10年くらい常に妊婦さんがいるそうですよ(°▽°)病院の裏に子宝神社があるからその影響とかいう噂です(笑)
第一子の時はあまり妊婦ナースに対しての理解が無かった…
一方、第一子の時は今の職場では無い手術室だったのですが…。ここの職場はあまり妊婦さんに対しての理解が無かったのですよね…。
もちろん、法律上で決まっている「レントゲンを使う手術」からは除外されましたが、その他の業務は普通に付けられていました。
元気に働けていれば何も問題はなかったと思うのですが、第一子の時はつわりや立ちくらみは今よりも辛く、おまけにやや切迫気味だったので本当に辛かったです。
はい、もちろん。手術時間関係なく、長時間の手術もぶっ続けなんて事もありましたよ?
いや、まさか…。正直何回も途中で変わってもらいました…。当然嫌な顔もされたし具合が悪くなる事も多々ありましたので、有給をどんどん使いついには無くなってしまいました…( ; ; )
結局この職場では働けなくなり、最終的に妊娠6ヶ月で退職せざるを得なくなりましたね…
第一子妊娠後退職。その後は理解のある職場へ転職
第一子妊娠後、結局退職をすることになりましたが…。出産後にまた手術室で働きたかったので再就職する事にしました。
その際はやはり第二子も希望しておりましたので、前回の教訓を活かし「マタニティナースに理解のあるところ」も希望する転職先として伝えました。
そして今の職場にマッチングしてもらったんですね( ^ω^ )
はい〜〜おかげさまでこのままいけば産休入るまで働けそうです!!
それだけではなく、看護師求人サイトからの事前情報で「パートでも福利厚生がしっかりしていて、社会保障もあり1年以上働けば産休育休も取れる」というウハウハな情報まで仕入れた上で今の職場に転職しました!!
今回の転職は大成功で、看護師求人サイトさまさまです!!
私もそう思います!授かった命を大事にしながらうまく働けるのがもちろん最高ですが…。環境によってはそれが難しい事もあると思います。
場合によっては思い切って退職し、家族の為、自分自身のためにもいい環境で働いていきたいですよね!!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました( ◠‿◠ )
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登場人物
のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。
キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。
仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。
みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。
仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。
犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。