看護師転職大作戦

潜在看護師の保活体験記~働いていなくても子どもを保育園に入れる方法~

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心電図とアラームに敏感!
mau

ウチの子、保育園入れるのかなぁ?
今働いていない人だと保育園決まりづらいって聞いたことあるけど
そうなのよね。いざ再就職しようと思っても、保育園の壁が立ちはだかって中々進まないんだぁ
子どもをおんぶして働けばいいじゃん
無茶言うわね…

『みかん』ちゃん、だいたいそんなのOKする病院ないわよ(笑)

さて、待機児童問題はここ数年、世間を騒がせていますが、ママ看護師にとってもそれは同じです。特に看護師として現在働いていない人は、在職中の人よりも不利になるシステム…。

私はこのたび潜在看護師として保活を行い、第一希望の認可保育園に入れることができました。

子どもたちは毎日楽しく通っていますし、私も病院への復帰が決まっています。

その経験談をもとに、潜在看護師の保活のやり方についてご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。

就活と保活の同時進行は大変?

潜在看護師が復帰しようと思ったら、就活と保活を同時進行しなければなりませんよね。

聞くからに大変そうですが、意外とどちらもできるものです。

もしこれが一般企業に勤めようとするなら、話は変わってくるのかもしれませんが、看護師であれば、それほど就活と保活の両立は難しくありません

私は、看護師として復帰を目指しながらも、実際には在宅で他の仕事をしていました。

妊娠し、前職を退いてからずっと看護師復帰を望みつつも、待機児童問題を前に諦めていたのです。

それが2人目の子が生まれて急展開!

上の子の赤ちゃん返りイヤイヤ期のWパンチを受け、ストレスが溜まる日々。

私はどうしても子どもを保育園に入れたくなったのです。

でも、当時私は在宅ワークをしており、保育園に入れることはできないだろうなと勝手に思っていました。

両親は遠方で、頼れる人もいません。

2人の子どもを幼稚園に入れて、実際に看護師として復帰ができるのは下の子が小学生になった頃…

つまり、6年後
キャアーーー

ということで、6年も待っていられなかった私は、保活を始めることにしました。

保育園は求職中でも申請できるというのを知ったからです。

住んでいる地域では、待機児童0を達成したというニュースもあり、いけるのではないかと思えてきました。

そこで私は、情報収集から開始したのです。

まずは保育園選びから

まず、大切にしてほしいのが保育園選び

大事なお子さんを通わせるのですから、どこでもいいというわけにはいきませんよね。

後悔しない保育園選びをするために、どんなことをしたらいいのでしょうか?

通わせられそうな保育園をすべて書き出す

まず、自宅から通わせられそうな保育園をすべて挙げておきます。

もちろん、そこから候補を絞っていく作業があるのですが、できるだけ多くの保育園を見ることで、自分が保育園選びで大事にしたいポイントも見えてきます。

まずはおさえておきたい基本情報はこちら
  • 自宅からの距離
  • 送迎方法
  • 保育時間(延長保育・土曜保育)
  • 受け入れ年齢
  • 定員数

これらはネットでも簡単に調べられますよね。

もちろん、自宅の近くになければ職場の近くに預けることも可能です。

ただし、地域が異なると優先度がかなり下がりますし、電車や車で一緒に連れて行かなければなりません

お昼寝布団の持ち帰りがあったり、1人で複数のお子さんを連れて行こうと思うと、やはり自宅から近いところに預けるのが一番ということになります。

候補を絞る

上で挙げた施設の中から、実際に通わせたい保育園をいくつか絞っていきましょう。

保育理念普段どんな遊びをしているのか施設は広いか園庭はあるかなど大事にしたいポイントを満たした園を挙げていきます。

使い捨てのおむつを捨ててくれたり、夕方には軽食が出るサービスがあるところも!

すごいサービスだね!
帰ったらお風呂を入れて寝かせるだけでいいって、ラクよ~
お腹すいたー!ってぐずることもないだろうしね

在園児がいれば評判を聞いてみる、ママ友の中に地域の情報通がいれば話を聞いておくと、とても大切な情報が得られるかもしれませんよ。

私も、公にされていない情報が知りたくて、ママ友口コミサイトブログなど頼れるものは使って保育園を選びました。

たいてい保育園の申請書類には、希望施設を複数記入する欄がありますので、10件近くの数にしておきます。

施設名をたくさん書いている方が、差し迫った印象を与えるのだそうよ
なるほど~

私の住んでいる地域は、記入欄が6つありましたが、自宅から近い保育園を5件、車で送迎できる保育園を3件、全部で8件書いておきました。

子育てに理解がある就職先を探そう

潜在看護師の皆さんは、保活と同時に就職先を探さなくてはなりません。

求職中で保育園に入れたとしても、一定期間を過ぎても就職できなければ退園というところもあるので、ぜひ続けられる職場を見つけたいですよね。

保育園に入れるような小さいお子さんをお持ちの方であれば、就職先を探す上で重要な条件は次のとおりです。

  • 夜勤がない
  • 残業が少ない
  • 子育て世代のスタッフが多い
  • 委員会・勉強会などの時間外活動が少ない
  • 土日祝が休める

小さいお子さんがいると突発的な休みが必要であったり、家事と育児に余力を残しておきたいですよね。

でも、しばらく臨床から離れていると、現場に慣れるにも時間を要します

自分のやりたい分野や業務内容も大切ですが、今の時期は子育てしながら続けられることを大切にしたいですね。

かと言って、あまり吟味しすぎるとなかなか決められないのも事実。思い切って働き始めることも必要ですよ。

譲れない条件がいくつかあると、どんな施設を選んだらよいか分からなくなってしまいますよね。

そんなときは看護師転職サイトを使ってみることをおすすめします。

4月就職予定で、就労証明書を書いてもらう

どこの施設も看護師不足なので、すぐに働けないとしても採用してもらえる場合が多いです。

保育園が入りやすいのは4月なので、保育園が決まってから働きたいことを伝えれば、就労証明書を出してくれる施設もありますよ。

一時保育、もしくは院内保育園に入れて働き始める

病院の中には、院内保育所が設置されているところもあります。

勤務時間のみに限られますが、お子さんを比較的低料金で預かってもらうことができます。

保育園の一時保育を利用する方法もありますが、利用できる時間が短い受け入れ年齢や人数に制限があるため、毎回使えるとは限りません。

また、利用料金も割高なことが多いです。

条件に合うなら、一時保育も便利だけどね

週1~2日、家族に見てもらいながら働き始める

週末の週1~2日だけでも、ご主人や祖父母の協力を得ながら働き始めるのもいいでしょう。

ご主人に夜をお願いできるなら、夜勤専従看護師を募集している施設もありますよ。

仕事に就いているか、求職中であるかは優先度がかなり変わってきますので、実績を積んでおくことが大切です。

裏技になってしまうかもしれませんが、何も看護師にこだわることはありません。

最近は、在宅ワークの需要も増えてきています。

在宅ワークや内職で入園申請し、保育園に入れたら病院に転職するということも可能です。

私の地域では転職に関する決まりはなかったので、慣らし保育が終わってから看護師に復帰することにしました。

転職に関しては自治体によって、内定時の申請内容より指数が下がってしまう場合は退園!となる場合もあるようなので注意よ
地域によって、入園してから転職までの条件に違いがあるかもしれないわね

院内保育所がある施設を探しておくのも忘れずに

実際に、保育園の入園決定通知が送られてくるのは、2月頃のところが多いと思います。

結果、待機児童が多い地域で、4月からの就労証明を提出して不承諾だったとしても、復帰を諦めるのはまだ早いです。

最近は院内保育所が併設されている病院も多いので、待機児童が多い地域では院内保育所がある施設を選んでおくのも一つ。

また、院内保育所に入ったからといって、認可保育園を諦めるというわけではありません。

途中入所来年の4月入園に備えておくのです。

院内保育所への入所や職場復帰をすることで、さらに優先度が上がるか、加点がつきますので、次回の申請には有利になるでしょう。

待機児童が問題となっている中、看護師は恵まれた状況にあると思います。

あなたもぜひ、認可保育園の入園通知と就職先をゲットしてくださいね!

★転職活動は早めに始めておこう!
  • 今の職場に不満や悩みがある
  • 今の職場に不満はないけど、もっと良い条件で働けるなら転職もアリだと思ってる
  • 今の職場で長く働き続ける自信がない
  • いつかチャレンジしたい転職先がある
こんな思いを抱えている看護師さんは、今すぐに転職活動を始めることをおススメします!

求人に応募することだけが転職活動ではありません。

「求人を見る」「転職市場の傾向を捉えておく」「知らない職場や働き方に関する情報を集める」、これも立派な転職活動。

早めに動き出して多くの情報を持っておけば、本格的な転職活動を始めたときに有利に立ち回ることができるし、転職の土台を作っておけば、心や体に限界がきて動き出せなくなるというリスクを回避できます。

そして、そのような転職活動を誰でも気軽に始めることができるのが、看護師転職サイトというサービスです。

「看護師転職サイトって何?」って人のためにざっくり説明すると…
  • 看護師に特化した転職支援サービス
  • すべてのサービスを無料で利用できる
  • 転職が未定の人でも情報収集に使える
  • 求人数がとても多い
  • 病院以外の求人も見つかりやすい(企業、教育機関、保育施設、イベント関連 etc.)
  • 登録者限定の非公開求人には好条件のものが多い
  • 転職活動をトータルサポートしてもらえる
  • 担当のアドバイザーになんでも相談できる
ただし、どの転職サイトでも良いってわけではなくて、マイナビ看護師のような、実績があって信頼できる転職サイトを使わないとダメなのよ。
というわけで、こちらのページ看護師転職サイトのサービス内容看護師転職サイトの最新ランキングを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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登場人物

のんびりな性格の新人ナース。2人の姉の影響で看護師に。色々なことに疎く、生き方もなぁなぁ。

キャリア志向のナース。趣味はセミナー巡り。大の血管好きで血管愛好家という一面も。

仕事と子育ての両立に励むママナース。2児の母。三姉妹の中で最もおっとりした性格。

みんなに愛されるダンディな開業医。頭から生えてきた額帯鏡がチャーミング。

仕事も男も経験豊富なベテラン看護師。数多の男を落としてきた美脚は今なお衰えていない。

犬か猫かどっちか分からない正体不明のペット。自分もナースだと思い込んでいる。