「夜勤なし・日勤のみ」の看護師の仕事！意外と種類が多い職場リスト

『れもんちゃん』、夜勤お疲れ様です。

夜勤のツラさ、よく分かりますよ。

私は40歳を過ぎて夜勤をしていましたが、明けの日には「死兆星」が見えました・・・。

あ、そんな話ではなくて、看護師には「夜勤なし・日勤のみの職場」もたくさんあるんですよ。

まずは、その職場をザザーッとご紹介しましょう。

医療機関で夜勤なしで働く

医療機関での夜勤なしの仕事には、

• 病院の外来勤務
• 病院のオペ室　透析室　内視鏡室　放射線科
• 外来のみのクリニック
• 病棟で日勤のみの勤務

などがあります。

外来やクリニックの場合は、職場そのものに夜勤がなく、看護師全員が日勤のみの仕事です。

その一方、病棟に所属し、日勤のみのシフトで働く看護師もいます。

介護・福祉分野で夜勤なしで働く

介護・福祉分野での夜勤なしの仕事には、

• 訪問看護
• 介護施設
• デイサービス・デイケア

などがあります。

ちなみに、「夜勤なし」には、管理職という働き方もありますよ。

病院や介護施設の看護管理職（看護師長・部長・施設長など）は、日勤の管理業務がおもな仕事であり、夜勤はありません。

ただし、緊急対応時などで、夜間の出動が求められることがあります。

普通の・・・ですか。

病院や施設、在宅以外にも看護師の働く場所は多くあります。

これらの職場は、職場そのものに夜勤がありません。

健診センター・献血センター

健診センターや献血センターでは、検査を受ける人や献血提供者に対して、検査や血液採取などを行います。

健康な人を対象とするため、手際よく、ミスなく検査や採血を行うことが求められます。

保育園

保育園や病児保育施設で、園児の健康管理や、保護者に向けた健康教育を行います。

看護だけでなく、乳児の授乳やオムツ交換、園児と一緒に遊ぶといった保育の仕事も行います。

学校の保健室

学校の保健室では、児童や学生に対する傷病の手当てや健康管理、保健指導を行います。

小中学校の保健室だけでなく、大学にも「保健センター」という学生や教職員の健康をサポートする職場があるんですよ。

企業の医務室（産業看護師）

企業の産業看護師として、従業員に対し、健康管理や保健指導を行います。

産業医の診療の補助も行う「会社の中のクリニック」というイメージの職場ですね。

治験看護師（CRC）

開発中の薬剤の安全性や、有効性を確認する治療試験（治験）を受ける患者さんのサポートを行う仕事です。

治験看護師は、SMOという、治験の仕事を支援する民間企業に就職します。

また、治験を実施する製薬会社などに就職し、治験がきちんと行われているかモニタリングする臨床開発モニター（CRA）という仕事もあります。

クリニカルコーディネーター

病院にはさまざまな医療機器がありますよね。

それらの取り扱い方法の説明やサポートをするクリニカルコーディネーターという仕事もあるんですよ。

このように病院や介護施設以外の職場では、夜勤がありません。

どうですか？何かいい職場はありそうですか？

では、そこのところを見てみましょう。

夜勤なし・日勤のみは非正規雇用も多い

ここまで上げた働き方のすべてが、正規雇用というわけではありません。

クリニックやデイサービス、健診センターなどは、パート（フルタイムパートを含む）やアルバイトも多く、学校や企業の看護師も嘱託や契約社員としての雇用が多くなっています。

これらはいずれも非正規雇用であり、急な雇止めがあったり、給与や待遇も正規雇用並みには受けられないことがあります。

土日が休みとは限らない

病院や施設での「夜勤なし・日勤のみ」の働き方では、土日も交代で勤務する場合があります。

また、多くの看護師が交代勤務している病棟に比べ、長期休暇が取りにくくなってしまうことも知っておきましょう。

まさかのオンコール体制

訪問看護や介護施設、手術室、内視鏡室勤務などでは、夜勤はなくても必要時呼び出されるオンコール体制をとっているところがあります。

あ、夜勤明けなので、そーっとしておきましょう。

「夜勤なし・日勤のみ」の給料については下記の記事で紹介しています。

求人の探し方については、また別の記事で詳しくご紹介しますね。